イトー・ターリさんパフォーマンス公演「ひとつの応答~金順徳さんと沖縄の友人へ~」8月22日(金)開催

ターリさんは、イベント企画集団パフナイトの運営にも4月まで携わり、2月に行われた「カミングアウト・レターズ」の出版記念トークでは、レズビアンとして自身の母親(82歳)と往復書簡を交わした経験を語りながら、涙を流されたりもしました。とても心に迫るトークでした。
パフナイト★カミングアウト・レターズ08●
イトー・ターリさん~嫌なことを母にしてしまったのかと思ってた

★RYOJI・砂川秀樹編著「カミングアウトレターズ」
また、4月にはNHK教育テレビ『ハートをつなごう』の「ゲイ/レズビアン」に出演したりもしましたね。パフォーマンス・アーティストとして、自身が作ったパフスペースでおもいっきり表現する今回の貴重な機会。ぜひお見逃し無く!
僕はターリさんのパフォーマンスは昨年の秋に初めて見たのですが、人間の身体の持つ表現能力の豊かさに圧倒される思いがしました。パフォーマンスとは、観客も一緒になって入り込んで「共有する」表現なんですね。「ナマ」だからこそ体感できる世界です。→FC2 同性愛Blog Ranking■「ひとつの応答~金順徳さんと沖縄の友人へ~」
8月22日(金)19:30~20:30
出演:イトー・ターリ
会場:PA/F SPACE (パフスペース)
入場料:1,700円(予約された方は1,500円)
お問い合わせ・予約申し込み先
Tel : 090-6717-9366 Fax : 042-313-8385
E-mail : tari@gol.com
「あなたをわすれないー金順徳ハルモニへのオマージュー」を公演してきた私は、昨年の3月宜野湾市にある佐喜真美術館でパフォーマンスをする機会を得た。丸木位里・俊さんの「沖縄戦の図」の前でだ。金順徳さんが連行されたように、絵の中にも朝鮮人慰安婦の姿があった。金順徳さんは生前、他のハルモニたちと毎週水曜日、ソウルの日本大使館前で日本政府の謝罪と補償を訴えてデモに立っていた。そして彼女は戦争が引き起こす性暴力を二度と繰り返してはいけないと訴えた。
わたしが見た沖縄は63年前の戦争と現在の戦争の両方を引き受けさせられている姿だった。基地ばかりがつづく島。その沖縄で少女や女性への兵士の暴行事件が起こると、被害者に非があったのだという言説が日本(あえて)で流布する、この繰り返される行為は、日本軍「慰安婦」を苦しめてきたものと同じだ。
軍隊や基地はいらない。東京に沖縄にあるすべての基地を移転させるシュミレーションをやることにした。わたしの街にキャンプ・コートニーが来たら、基地はいらないと言うのであろうか。東京都にすでに8ケ所の米軍施設が隣県に近いところに東京を囲むように在り、中心部の赤坂にはヘリポートと山王ホテル宿舎がある。わたしはパフォーマンスで応答を試みる。
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