フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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やっぱ愛ダホ!23●NHK『ハートをつなごう』の示して来た本気

 5月17日に全国5ヶ所で開催された「やっぱ愛ダホ!」街頭アクションですが、そのうち4ヵ所にはNHK教育テレビ『ハートをつなごう』のスタッフが取材に訪れ、カメラを廻していたのを御存知ですか?その映像は現在、NHKハートネットで配信されています。

 僕は今年は神戸と大阪のアクションを見に行き撮影したのですが、神戸・大阪ともに同じディレクターと同じ現場を撮影することになりました。僕の映像の中になるべく映りこまないようにと、ちゃんと撮影位置を配慮してくださったりと、お世話になりました。

 ところでNHKのこの映像配信。よく考えてみたらかなり異例の出来事なのではないでしょうか。

 NHKと「セクマイ」との付き合いとしては、かつて「90年代ゲイブーム」の頃に、マーガレットさん(小倉東さん/ゲイ雑誌『バディ』編集長経験者)らが出演し、NHK衛星第2テレビの若者向け番組『真夜中の王国』「もっと過激にパラダイス」で、ゲイ/レズビアン特集番組を制作したことがあります。僕は最近になってビデオで見たのですが、CMのパロディーやドラマなど、バラエティーに富んだ内容で、その企画や構成に至るまで「当事者主導」で行われたという、なかなか活気的な番組でした。

 そして最近では『ハートをつなごう』でも性同一性障害をここ数年シリーズで放送しているので、けっしてNHKと「セクマイ」は関係が疎遠だったというわけではありません。しかし、これまでのものは皆、「番組」というレギュラー放送枠の中の、(言い方は悪いですが)一つの「ネタ」であったわけです。『真夜中の王国』にしても『ハートをつなごう』にしても、制作者たちは毎週(あるいは毎日)、必ず放送枠を埋めなければなりません。きっと、レギュラー番組を抱えるテレビのディレクターたちは常に気を緩める間もなく、新たな「ネタ」を探し求めて奔走していることでしょう。

 つまり今年の4月から「ゲイ/レズビアン」が『ハートをつなごう』の新シリーズとして加わったことは、「セクマイの可視化」という面で社会的な恩恵を受けることが出来ますが、『ハートをつなごう』の制作側にも、番組に新機軸をプラスし、放送枠を埋めるという恩恵をもたらすことにはなっているのです。

 ところが。「インターネットでの映像配信」となると事情は違います。インターネットには決まった「放送枠」などありません。ネタが無かったとしても「穴が空いてしまう」わけではありません。「無」のサイバー空間に、自主的に「有」を作り出す世界です。ネタが無いならば、ただ放っておけばいいだけの話です。

 しかし、今年の5月17日にはわざわざNHKのスタッフが、同時多発的に少なくとも3人、「やっぱ愛ダホ!」の様子をインターネットで配信するためだけに現場に配置され、こうして取材映像が、まるでPVのように編集された上で公開されました。・・・この映像はあくまでも、NHK『ハートをつなごう』側の自主的な行動の結果なのです。

 そこには、『ハートをつなごう』で現在続けられている2つのセクマイ関連シリーズである「性同一性障害」「ゲイ/レズビアン」 を、番組として本気で取り組んで行くという、意思表示があると言っていいでしょう。その「本気ぶり」が充溢した映像のプレゼントを、セクマイ当事者側は受けたわけです。こうした時代に生きていることの恩恵は素直にたっぷりと受けながら、今後の番組の「本気の展開」に期待しようではありませんか。

★6月30日と7月1日には、「性同一性障害第5弾」放送。

NHK教育テレビ 6月30日(月)、7月1日(火) 午後8時~8時29分
再放送 7月7日(月)、8日(火) 午後1時20分~1時49分

 今回の「性同一性障害」7月1日放送分には、尾辻かな子さんもスタジオ出演。収録は6月15日の高槻での野々上愛さんとのトークイベント終了後の夜に行われ、尾辻さんにとっては新幹線で大阪から東京へ移動してからのテレビ収録という、大忙しの一日となりました。なぜレズビアンの尾辻さんが「性同一性障害」シリーズに?という疑問は、放送を見れば解決できるのでしょうかね?(笑)。FC2 同性愛Blog Ranking
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コメント

この記事へのコメント

いつもの展開

「ハートをつなごう」で「レズビアン・ゲイ編」が放送されると聞いた時の、私の最初の感想は、「まさにこのような展開によってこそ、『バイセクシュアル』が一層、不可視化される」「いつものことで、どこにでもある展開で、何の意外性もないけど、いい加減こういう展開は嫌だな」というものでした。
「性同一性障害」がテーマの時は、出演者が総出で、テーマを性同一性障害に絞らず、広義のトランスジェンダーを扱わせようと試みていた(というか、番組タイトルは「性同一性障害」だったけど、「トランスジェンダー」の番組みたいになりつつあった)のが窺えました。
私は番組は見なかったんですが「レズビアン・ゲイ編」はどうなのでしょうか。補足的な存在としてではなく、「バイセクシュアル」も、「レズビアン・ゲイ」と同じくらいの優先順位と可視性を持って、扱われていたんでしょうか。

●ひびの まことさん。

4月の放送分では、「バイセクシュアル」が可視化されていたという印象を、僕は持ちませんでした。番組は現在、YouTubeで見ることが出来るようですよ。

http://jp.youtube.com/results?search_query=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%94%E3%81%86&search_type=&aq=f

新シリーズ「ゲイ/レズビアン」の放送も、「性同一性障害」と同じように長期化するみたいです。今後の制作方針についてNHK側に意見を届けると、反映される可能性は高いです。

情報をありがとう

 YouTubeの情報、ありがとうございます! 見てみました。
 すると、「バイセクシュアル」の不可視化もさる事ながら、「弱者」として同性愛者を描くという教科書的な番組のつくり方と数々の発言の方が、個人的にはう~ん、なんというか、「苦手」でした(苦笑)まぁ、最初は仕方がないと言えば仕方がないんだけれども。
 「バイセクシュアル」の可視化ではなく、『「バイセクシュアル」の不可視化のからくり』を可視化する、というのが私としてはいいかなと思うので、対応は難しいです。同性愛の人が同性愛の話をする時に、同性愛を中心にせずに、同性愛を「ワンオブゼムone of them」として扱い、その文脈で「バイセクシュアル」が当たり前のように可視化している、というのが一番良いんですよね。なので、主たる文句は、同性愛の活動家に行く傾向が、私は強いです。
 でも、確かにこの番国の融通の利きそうな感じからは、NHKに直接言うのもありかもしれませんね。ありがとう。

●ひびの まこと さん。

「ハートをつなごう」は、初回だったということもあって入門編的な作り方を意識的にしたのでしょうね。僕はこれからの発展に期待してます。

また、「同性愛」を「one of them」として扱うことは、意識として常に持っておくべきだと最近の僕も思うようになりました。なぜなら、僕の周囲にもけっこう「この人のことは、バイと言うべきなんじゃないだろうか」と思い当たる人がいるからです。現実味を持って想像できます。

また、思春期に「同性にも異性にも惹かれる自分」に気付いて悩む若者も、少なからず居るでしょう。「バイ」の存在が社会の中で可視化されていないことによって、「自分は同性愛者でも異性愛者でもない。」という孤独や自己否定を感じる可能性があるのだとしたら・・・それは不幸なことだと思います。(現状は、その可能性が非常に高い社会ですね。)
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