たかがテレビ052●カリフォルニア同性婚を伝えるニュース映像がネットで見られます。

先日、こちらの記事でもお伝えしたカリフォルニア同性婚解禁を伝える日本のマスメディアの報道が、現在ネットで見ることができます。
■FNN「米・カリフォルニア州で同性婚が解禁に 全米からカップルが殺到」
■TBS-Newsi「米カリフォルニア州で同性婚が合法に」
映像を見ればわかるとおり、FNNとJNNでは海外メディアの配信映像を使用せず、海外特派員が自ら現地での取材を敢行。特にJNNのテレビ放映分では「さて日本は」という視点を持ち、尾辻かな子さんと伊藤文学さんへのコメント取材も行いました。その映像は夕方の「イブニングファイブ」だけではなく、23:30からの「ニュース23」でも使用されたらしく、全国で見ることが出来た模様です。
今回のニュースは、日系俳優の同性婚宣言など日本のマスメディア関係者にもインパクトを与えるトピックが多く、今後への大きな波及効果が期待されますね。今年はNHK教育テレビ「ハートをつなごう」で新たに「ゲイ/レズビアン」がシリーズとして開始されたり、ドラマ『ラストフレンズ』で、トランスジェンダーとレズビアンの「境目」を揺らぎながら生きている主人公が描かれたりと、かつてなくメディアに「セクシュアル・マイノリティー」が登場するようになってきました。
昨年来の「おネェタレントブーム」も継続中で、つい最近も夕方のニュースでIKKOさんのカミングアウト・ストーリーが放送されたり、TBS「明石家さんちゃんねる」で、はるな愛さんのカミングアウト・ストーリーが放送されるなど、そういうものを「見かけること」自体が珍しいものでは無くなって来ています。かつて90年代初頭に、メディアにゲイの情報が氾濫した「90年代ゲイブーム」というのがあったらしいのですが、既にその規模を超えた感があると言っている方もいます。
ひょっとするとこれから先、予想もつかない展開が日本でも起きるかもしれませんね。面白い時代になってきました。→FC2 同性愛Blog Ranking
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コメント
この記事へのコメント
私の好きな彼と彼女
私はドラマ『ラストフレンズ』の瑠可の魅力に惹かれてラストまで見たストレート女です。彼女の体に彼のこころを持った瑠可の揺らぎ(演じた上野樹里の演技にも拍手)は私が以前、ここのブログで触れた性的少数者のあちら側からこちら側への(表現の)越境を見事果たしていたと私は思うのですが、当事者のakaboshiさんの批評感想聞きたいです。
●misaeさん。
「ラストフレンズ」にハマって、性的少数者のことに興味を持つ人が飛躍的に増えそうなので、そういう意味ではあのドラマの放送は、スゴイことだったんだなぁと思います。
なんでもそうですが、まず「入り口」に立ってもらって中へ一歩、足を踏み入れてもらうまでが大変ですからね。あのドラマは、多くの人を「店の中」に導く古本屋の店頭の「100円本」のような役割を果たしたと思います。
書きたいこと、実はたくさんあるので、わかりました書きますっ!(たぶん載るのは数日後です。笑)
なんでもそうですが、まず「入り口」に立ってもらって中へ一歩、足を踏み入れてもらうまでが大変ですからね。あのドラマは、多くの人を「店の中」に導く古本屋の店頭の「100円本」のような役割を果たしたと思います。
書きたいこと、実はたくさんあるので、わかりました書きますっ!(たぶん載るのは数日後です。笑)
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