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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-10
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神戸LGBTIQプライドマーチ参加記17●続けることの決意



 お待たせいたしました。神戸LGBTIQプライドマーチ2008の映像を、これから連続して公開します。5月18日(日)。三宮のスポーツカフェ45では12:30から、オープニングイベント「L.T.mini」が開催され、パレードの参加者たちが事前に交流する場になりました。

 最初にステージに登場したのは、シークレットゲストの「ピンクレゲイー」。僕が彼らのショーを見たのは5月4日のクィアレインボーパレード福岡のアフターイベント「Liberty Night」以来2回目だったのですが、耳が不自由だという2人なのに音楽とピタリと合った完璧な振り付けを見ていると、気持ちが高揚させられます。キラキラの衣裳は早替わりで3パターンも見ることが出来ました。(★「ピンクレゲイー」のショーは「ぜひナマで見て欲しい」という本人たちの希望で、画像のみの紹介とさせていただきます。彼らのショーは今、あちこちのイベントで引っ張りだこ。なんと昨年は11回も踊ったのだとか。ぜひどこかの会場で直に御覧になってみてくださいね。)

 続いて、BASE KOBEの繁内幸治さんからの挨拶。ミャンマーでの災害と、中国四川省での大震災でお亡くなりになられた方への黙祷も行われました。また、IDAHO KOBE関連イベントでは両災害の被災者のための募金活動も併せて行われました。

L.T.mini●繁内幸治さん(BASE KOBE)挨拶
  

 続いて、参加者たちが「パレードへの思い」を語るコーナーになったのですが、時間が押し気味だったからでしょうか、司会の2人が客席を廻って目に付いた人にアットランダムにマイクを向け、希望者のみが語るというスタイルで行われました。しかし自ら名乗り出て語る人が少なかったため、司会者たちは「語ってくれる人」を見つけるのに右往左往。人探しに費やす時間が多くなり、結果的に「語らなかった人」が多くいたのが残念ではありました。パレードを歩く前にお互いがどんな思いを持って参加しているのか知ることが出来る、この企画自体はとても素晴らしいものだと思うので、たとえば端から順番にマイクを廻すなどして、一人でも多くの人が語ることの出来るスタイルにした方が良かったのではないかな、と感じました。(そのことによって生じる「発言を強制される感じ」を避けたかったのかな、とも思いますが。)

 イベントの締めくくりとしては、司会も務めていた今年の代表、しゅんさんからの挨拶がありました。一時は開催が危ぶまれたという今年の神戸パレード。そのことに関する、ちょっと意味深な内容も含まれています。

L.T.mini●朝来駿一さん(代表)挨拶「続けて行くことが大事」
  

 これまでの神戸パレードに参加したことのある人ならまず気付くのは、この会場にケンゾヲさんの姿がないことでしょう。運営をめぐって紆余曲折があったそうで、準備を重ねてきた実行委員の全員が、この日を気持ちよく迎えられたわけではなかったわけです。

 しかし、そのことを隠さずにこうして皆の前でオープンに述べた姿勢は潔いと思いますし、それでも「続けて行くこと」を選択して開催した人々がいたからこそ、僕のような一介の参加者は無邪気に今年もいろんな人々と新たに出会い、パレードを楽しむことが出来たのです。

 ケンゾヲさんも完全に手を引いたわけではなく、やっぱ愛ダホ!や前夜のカフェ・ライブ、そしてアフターイベントの映画祭などには運営側で参加し、責任を果たしていました。「レインボートライアスロン」と呼ばれるほど盛りだくさんで、運営する側には過酷なスケジュールが組まれていた今年のIDAHO KOBE。ボランティアベースでやっている活動ならではの問題点が浮かび上がったわけですが、それは各地でこうした活動を続けている人々が共通してぶつかりやすい問題でもあります。FC2 同性愛Blog Ranking
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