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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-03
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パフナイト★71●カミングアウト・レターズ08●RYOJIさん~急に子どもが欲しくなりまして



 前回からだいぶ間が空いてしまって懐かしさのようなものも感じられるほどですが、スミマセン。まだ続ける気、ありました(爆)。★これまでの映像はこちら。

 さて。「この本を出したことによる発見は?」と質問され、こちらの映像では言い淀んでいたRYOJIさんですが、再び同じ質問を振られた時には印象的な発言をしていましたよ。

09●RYOJIさん~急に子どもが欲しくなりまして
  

RYOJI・砂川秀樹編著「カミングアウトレターズ」

 国によっては、同性愛者でも子育てをしていることが珍しいことではない所もあるようですから、子どもを持つことって決して「届かぬ夢」ではないんですよね。日本でも、同性愛者としての生き方に様々な選択肢が増えるといいのですが・・・。日本での現状は決して「あたりまえのこと」では無いのだということを、意識し続けたいです。

 ところで。発言にあるとおりRYOJIさんも親にカミングアウトしていないそうですが、いわゆる「コミュニティーの場」でメッセージを発信する活動をしている人の中には、同じような人が意外にたくさんいるんだということを最近知ることが多く、驚かされます。「えっ!あんなに派手に活動をしているこの人が・・・!!」と思うような人が実際、「親にはまだなんです」と言ってたりするんですよ(笑)。

 「親子」って、関係が濃い分だけ互いに複雑な感情を抱えたりもしますし、一筋縄では行かない様々な事情も個々にあったりするものです。だから、十把一絡げに「大丈夫だからカミングアウトしましょう!」と呼びかけ口調で言うのは、別の意味での抑圧を生む原因にもなり得ます。それを目にした当事者が、「カミングアウト出来ない私は人として不誠実なのか?」という思いに苛まれかねませんから。僕も、そういう複雑な気持ちを味わい続けている当事者です。

 でも、僕はこの本では不思議と素直に「カミングアウト」について向き合い、考えることが出来ました。追い立てられるような気持ちを味合わずに、むしろ「焦らなくてもいいんだよ」と言われたような気持ちがしました。なんでなんだろう。そのことを考え続けている今日この頃です。FC2 同性愛Blog Ranking
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