性的マイノリティーの当事者が語る「生きづらさ」とは13●上川あやさん02●「なんで身体を変える必要があるの?」と問われて

「自分の悩みをみつめることすら怖かった」という新橋のサラリーマン時代。(→前回の話参照)。社会が考える「男」を演じなければならない苦しさを抑えきれなくなった上川あやさんは、「身体を変える」という行動を実践するに至ります。しかし、そうするまでにも様々な精神の遍歴があったようです。
03●「なんで身体を変える必要があるの?」と問われて
このスピーチの冒頭で、あやさん自身も述べていますが、あくまでもこれは上川あやさんという個人の「一つの例」であって、トランスジェンダーと呼ばれる人たちの「典型例」というわけではありません。
心の性と身体の性に不一致を感じる度合いは人それぞれ様々であり、トランスジェンダーの中には「身体を変える」ことを望まない人たちもいます。また、「男」「女」という、性別二元論的な「ジェンダー」のどちらにも属せないと感じたり、属すること自体に違和を感じる人たちもいます。そのどれもが「豊かさ」として尊重し合える社会になると、いいですね。
上川あやさんの話。次回は性別適合手術のためにシンガポールに渡ってからのエピソードへと続きます。→FC2 同性愛Blog Ranking
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