フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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YouTubeでふりかえる2007年<中編>

<前編>からの続きです。

5月5日●公認決定が遅れる中、大阪で尾辻さんのイベント開催

尾辻かな子さん大阪イベントRunning to the Rainbow08●弘さん(カケジクさんのお父さん)メッセージ
  

 本来ならば「公認決定報告イベント」として行われるはずだったようです。しかし5月5日に大阪のゲイタウン・堂山で行われた尾辻かな子さんのイベントは「CD発売記念イベント」と名乗らざるを得ませんでした。民主党からの公認決定が大幅に遅れ、ついにはこの日にも間に合わなかったからです。

 当初の見込みでは3月11日の新宿二丁目でのイベントの時点ではとっくに公認は下りていて、あの場で「公認決定報告」が行われる予定だったそうです。しかし、やはり「国政政党がオープンな同性愛者を公認すること」には、厚い壁がありました。党内で様々な意見が出され、決定は大幅に先延ばしになったのです。おかげでキャンペーン計画も予定通りには進まず、マスコミへの露出もなかなか出来ません。「公認された」ということで、はじめて正式に様々な取材に応じられるわけですから、それが出来ないというのは広報戦略上、かなりの痛手となったことでしょう。遅れれば遅れるほど、選挙が迫れば迫るほど、メディアが特定の候補者を扱って報道することは難しくなってしまうのですから。

 尾辻さんの場合は「日本ではじめてのオープンな同性愛者の国会議員、誕生なるか?」という形でメディアに取り上げてもらい、全国の当事者に存在を知らせることも広報戦略の重要な位置を占めていたはずです。特定の政治組織を持たず、知名度もさほど高くない候補者としては、他の候補との違いを明確に打ち出し、メディアを上手に利用することも大事なのです。しかし、だいぶ出遅れてしまいました。現に、尾辻さんを長期にわたって密着取材していた全国ネットのニュース・ドキュメンタリーは、取材ディレクターが必死に局の報道部に働きかけてもなかなか放送枠が取れず、公示日の直前に、ほんの数分間しか放送されませんでした。

 撮影を兼ねてゴールデンウィークに大阪に行った時。石坂わたるさんの選挙以来ひさびさに会った尾辻さんは、心労でかなりやつれていました。「公認、本当に下りるんだろうか。もし下りなかったら、どうすればいいんだろうか」。そんな沈鬱とした追い詰められる寸前の思考が彼女を襲う中、古くからの親友であるカケジクさんらが努めて明るく振る舞い、冗談を言って尾辻さんを笑わせていたのが印象的でした。

 気持ちはそれどころではなくても、告知してしまった以上尾辻さんは、イベントをやらなくてはなりません。せめてイベントの間だけでも心配事を忘れ、キャンペーンソングを唄い、明るい顔でスピーチをする。その姿は撮影しながら正直、痛々しく感じられました。

 そんな煮え切らない状態で行われたイベントですが、大阪近辺の支援者の方々は温かく声援を送っていました。特に司会のカケジクさんのお父さんは、表現としてはユニークだけれど、とても心のこもったスピーチをしていました。隣で嬉しそうに照れているカケジクさんの表情とともに、忘れられない素敵な一場面です。また、自身で作詞した曲を尾辻さんが歌う舞台袖で、感極まって大泣きしていたカケジクさんの姿も、忘れられません。

尾辻かな子「祝福」@堂山VILLAGE
  

尾辻かな子さんCD発売イベント「Running to the Rainbow」 PLAYLIST



5月12日●神戸LGBTIQプライドマーチ、参加者倍増

神戸パレード「市民祭りへの参加」について~ケンゾヲ★さんインタビュー
  

 「市民まつり」の参加団体の一つとしてパレードを歩くことで、セクシュアルマイノリティーが「隣にいるんだ」ということを、大勢の市民に理屈を超えた形でアピールしてきた神戸LGBTIQプライドマーチ。2回目となった2007年は、前年の38人から105人へと一気に増加。Brass MIX!も初参加し、賑やかな隊列となりました。

 上の映像は1月に大阪に行った時、神戸のケンゾヲ★さんに撮らせてもらったものです。スーパーの地下にあるカツラ屋で、ゅまさんと3人でふざけながら撮ったのが楽しかったです(笑)。あ、そういえば。映像の前後にふにゃふにゃっとしたノイズとともに「akaboshi」のロゴを入れるようになったのは、この映像からでした。ケンゾヲ★さんの怪しい雰囲気に合わせて、遊んで入れてみたら気に入ってしまったんですね~(爆)。

尾辻さんも石坂さんも参加していた神戸LGBTIQプライドマーチの全記事はこちら。
神戸LGBTIQプライドマーチ PLAYLIST



5月17日●尾辻かな子さん、IDAHOの日に民主党公認記者会見

尾辻かな子さん記者会見・参院選全国比例民主党公認を受けて01●同性愛を否定する時代が終わった。
  

 宙ぶらりんな状態で行われた大阪でのイベントの10日後。5月15日になってようやく、民主党からの公認が下りました。尾辻さんと木村真紀さんがその報を聞いたのは、意を決して東京に引越しを行う、まさにその移動の最中だったようです。

 そして2日後の5月17日。新宿二丁目の尾辻かな子事務所で、公認決定記者会見が行われました。公示日の7月4日までは残り一ヶ月半しかありません(のちに7月11日に延期)。これからバタバタした日々が始まることが予想されました。また、ちょうどこの日はIDAHOの日。世界的に「反ホモフォビアの日(同性愛嫌悪に反対する日)」でもありました。会見でも尾辻さんが言っていますが、巡り合わせを感じさせました。

 尾辻さんの公認は「同性愛者だから」遅れたことは事実ですが、それでも最終的に下りたということは「同性愛者であること」が票に結びつくのではないかと、積極的な評価が行われたということを意味します。

尾辻かな子さん民主党公認記者会見 PLAYLIST



5月17日●IDAHOイベント「やっぱ愛でしょう~」開催

やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)!12●この差はいったいなんなんでしょうか
  

 尾辻事務所で公認会見が行われた直後の夕方。中野駅と新宿駅で、国際反同性愛嫌悪の日(IDAHO)を記念したイベントが行われました。今年は遠藤まめた君やRonさんらが中心になって呼びかけ、mixiで一言メッセージを募集して街頭で読み上げるというスタイルでした。

 この時期、ネット上にはIDAHOのロゴの様々なバージョンが作られて公開され、それらを集めたパネルも掲げられるなど「遊び」の要素を取り入れながらのパフォーマンス。力の抜けたやわらかい雰囲気の中、笑顔があふれていたのが印象的です。ついつい、こういうアピール型の活動となると肩肘を張ってシュプレヒコールを挙げてしまったりする光景をよく見かけますが、そういう「旧来の活動臭」を巧妙に避けたスタイルが、見ていて心地よかったです。雰囲気が取っつきやすかったためか、「何事?」と興味を持って立ち止まる人の姿を、よく見かけました。

 あたりが暗くなってからも続けられた新宿駅南口でのパフォーマンスでは、皆さん疲れてきたのでしょうか、名(迷?)場面が続出しました(笑)。Binnさんが原稿をバラまいてしまってものほほ~んとしていたり、Ronさんが突然、自らのエピソードをコメントとして挟み込んだり。なんとなくダラダラ~っとカメラを廻していたからこそ撮ることの出来た(笑)、一見ど~でもいいようなささやかな場面が、今でも大好きです。

やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)!の全記事は、こちら。
やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)! PLAYLIST



5月17日●プロモーションビデオ完成。

[ PV ] 尾辻かな子「Running to the rainbow」
  

 実は、この5月17日はゲイ雑誌『バディ』の付録DVDとして急遽、編集を担当することになった『Running to the Rainbow』のプロモーションビデオの納品〆切日だったんです(爆)。にもかかわらず直前に神戸パレードに行ったり、IDAHOイベントをぶっ通しで撮影したりしていたようで・・・。自分でもこの頃、どういう時間の過ごし方をしていたのか思い出せないほど、次から次へと物事に追われていました。こんな無茶は、もう二度と出来ないことでしょう。(若かったんだねぇ~←って、たかだか半年前のことだろっ!爆)

★<後編>は、年またぎます~(笑)FC2 同性愛Blog Ranking
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