フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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ボーイズ・ラブを読んでみる01●24時間戦えないから。

 仕事で、ちょっとしたミスをした日。無事にフォローはしたものの精神的に少し疲れながらの帰り道。電車に揺られながら『きのう何食べた?』の単行本を読み始めてみたら、スーッと気分が軽くなってリラックスできました。その時に思いました。「あぁ。BLにハマる人って、こういう気分を知っているのかもしれないなぁ」と。

 マッチョじゃないんですよね、世界観が。「強さ」とか「上昇志向」を鼓舞されて追い立てられるような、いわゆる「熱血サラリーマン漫画」のギラギラした暑苦しさとは、まるで対極に位置するであろう柔らかさ。だって主人公はいつも「晩飯なににしよう。あそこのスーパーであれを買って・・・。おっ。今日は大根が安売りだ」とか、そういうことが頭の中を占めているんですよ。会社人間ではなく「生活人間」とでも呼びたくなるような肩の力の抜け加減が、読者をもリラックスさせるんだと思うんです。

 そういう生活を「男」が「男」と同居しながらやっているということ。だけど、そのことを殊更に「特殊なこと」として際立たせるのではなく、あくまでも「主人公にとってのフツーの日常生活」として描き出す。実はこれって、ものすごく高度な表現なのではないかと感じました。

 まだ全部を読んではいないのですが、この作品が醸し出す独特の「力の抜けた感じ」の魅力に、しばらくハマることが出来ることを「幸せ」だと感じています。この漫画は家で静かに読むよりも、電車の中で吊り革に掴まりながら読むのが似合うような気がします。

 「生」の真実とはきっと、なんの変哲もない日常に目を凝らすことで浮かび上がってくる。そんなことを教えてくれるボーイズ・ラブ漫画です。

★「ボーイズ・ラブを読んでみる」という新シリーズを始めます。こちらの記事にコメントをいただいたことをきっかけに、BL市場の大きさと多様性に興味を持ちました。ラフな感じで書いて行こうかな、と思ってます。FC2 同性愛Blog Ranking


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コメント

この記事へのコメント

 こんにちは。おじゃまします。きのう何たべた?は凄い面白い!という漫画ではないですが、魅力のあるまんがですね。電車の中で読むのにいいというのは当たっているかもしれないです。ちなみにきのう何たべた?はBLとは少し違うと思います。是非他の本も読んでレビューしてください。

これ、わたしも読んだんで、体調がよければこれについて書こうと思っていたところでした。わたしは電車の中で読み切ってしまったのですが、何回も声を出して大笑いしたところがあります。これって思うに「フツーのヘテロの感覚」が如何におかしいものかというところにわたしは笑ったのだと思うのだけれど、そういう意味では「新しい感覚」なのかも知れません。今までゲイやオカマはからかいの対象にされていたけれど、ヘテロを笑いものにしたのってあまり聞いたことがなかったんで。ただ、それを「フツーのヘテロ」の人が分かるような笑いかというのがわたしにはよく分からないんだよねー(笑)
というのをブログに書きたいと思っているのだけど、まだまだ無理そう。。orz

あっ、そうか・・・

私はこの漫画の愛読者です。読みながら「これ、akaboshiさんが読んだらどう思うかな」
と思ったこと度々あるんですよ。
だから、この度のレビュー拝見できてとても嬉しいです。
さらに、マッチョでない世界観や男と男のカップルがお互いの愛情を自覚しながら日常を営んでいるという指摘はこれまで私がこの作品を読んでいて「ああ、このふたりいい関係だな」や「こういうの適度なゆるさって言うのかな」と私が感じていた部分を分かりやすく的確なことばで表現してもらったおかげですっと私の頭に“彼ら”が入ってきた気がします。
これからもこういった作品紹介楽しみにしています。

●kirinさん。

今日、電車の中で読破しました(笑)。
でも味わい深いからもう一回くらい、読み返そうかと思ってます。
ページをめくったときに感じられる空気感がいいです、とても。

●Ronさん。

Ronさん、体調、大丈夫じゃないみたいだけど大丈夫かぁ~い?(←なんつー言い方。笑)。
必死な思いで書き込んでくれてるのかなぁ、かなり心配。

あ、言ってることわかる。
この漫画、読者が主人公の目線で世の中を見ることができるから、
いわゆる「ヘテロ」的な人々のことが、笑いの対象になってたりする箇所がけっこうあるよね。
それって僕とかRonさんとかの感覚と似ているわけで。
でも同時に主人公自身のことを笑いの対象にする場面も、ちゃんと忘れずに描かれている。
だから、「ヘテロ」の人たちも笑って読める。
・・・ものすごく広い読者を獲得できる可能性のあるマンガだねぇ。

●misaeさん。

「適度なゆるさ」って、いいですね。
この作品に、ピッタリ当てはまってる気がします(笑)。
でも、その「ゆるさ」を醸し出すには相当に高度なテクニックが要るでしょうから・・・
この作者は本当にスゴイ。度量が大きいし深い。おそるべし!

初めまして

 この漫画はほんとにいいですよね。でもやっぱりBLじゃないと思います(笑)。作者のよしながふみさんは一応BLも描く漫画家ですが、他のBL専業作家とは一線を画しているように私には思われます。これからBL漫画を読んでみられるとのことですが、BLも色々で、単に少女漫画の設定を男同士に描きかえただけで、同性同士のカップルであることに何の意味もない作品も多々見受けられますし、同性であることの葛藤を描こうとしたものかどうか、「ホモなんて変態なのに……どうしよう」みたいなホモフォビア的表現を平然と使っている漫画家も数多く存在します。ボーイズラブというジャンルが巨大なマーケットを獲得しているのにも関わらず、いまだまともに批評される対象となりえないのは、作り手の側にそうした同人誌の枠を出ない意識しかない人が多いのも要因でしょう。
 しかしよしながふみさんのように、人間を描くことと女性の性的ファンタジーとしてのBLとの違いに自覚的な作家もちらほら出てきました。よしながふみさんは多くの人と対談して本にもなっています。「あの人とここだけのおしゃべり」あたりを読まれると、読むべき漫画家さんが分かるかと思いますよ。
 初書き込みでえらそうにすみません。私はBLもよく読むのですが(しかしいわゆる腐女子ではないと思っています)、鑑賞に堪えない作品があまりにも多いもので、老婆心ながら忠告させていただきました。
 それぞれの記事興味深く拝読しております。しばらくブログ休止とのこと、再開を楽しみにしてます。それまでここの記事をじっくり読ませてもらって予習しておきますね。
 ではまた。

●alifさん。

お返事遅くてすみません。・・・一ヶ月以上経ってますね(笑)
よしながふみさんの作品、これからもっともっと知って行きたいです。
次は「大奥」あたりが面白そうかなぁと思ってます。

BLはゲイとは無関係?と我思う

あっというまに閉鎖した「Cataloー語」というサイトで知り合った女性の方は、

マンガ(マンガにはうるさい自分)とBLは
『何の関係も無い』

自分なりに読んでますが、
「あれは、設定が男同士というだけの普通の女子向けのジャンルコミックです!」

それはそれで、「ゲイへの世間への周知」という効果はあるでしょうが・・・。

●FeliscutusverXさん。

ああ~そういえばありましたねぇ・・・「Cataloー語」っていうサイト。
デザインばっかり凝ってて、作っている人の「顔」が見えて来ないから、そうは長くないだろうと思っていたのですが。消えてしまいましたね。

「ゲイ」と一口では語れないほど様々な人がいるのと同じように、「BL」も一口では語れない、さまざまなものが出版されているようですよ。何冊か読んでみましたが、けっこう見直しました。いいものもたくさん出てます。漫画文化を侮るべからず!

BOYS LOVEの英単語集

BOYS LOVEの英単語集があるのをご存知ですか?『恋する英単語』というタイトルでトピックごとに男の子どうしのカップルが出てきて、会話を展開してます。

●汐風の贈りものさん。

えッ。知らない。面白そ~探してみよ。
・・・っていうかこのカテゴリー、一回しか書かずに放置されてましたね、忘れてました(爆)。
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