フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-08
« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 »

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

YouTubeでふりかえる2007年<前編>

 2007年は近年まれにみる「政治的な出来事」の連続した年でした。「セクシュアル・マイノリティー」としての僕にとって注目すべき選挙が、3月の東京都知事選挙、4月の統一地方選挙、7月の参議院議員選挙と続きました。関連のイベントが毎月のように何処かで開かれ、興味を持って追いかけていた者としては、本っ当~に忙しかったです!(爆)。その波も一段落した今、少しは「振り返ってみよう」という精神的な余裕も生まれつつあります。今回はこの一年間、このブログを通して公開したYouTube映像の中から、特に僕の印象に残ったものを並べ、ふり返ってみようと思います。



1月~3月●石坂わたるさんの学習会・頻繁に開催される。

セクシュアリティと政治06●90年代ゲイ商業ブームの「祭り」の後に
  

 4月の中野区議会議員選挙に立候補することになる石坂わたるさんは、年初から精力的に学習会を開催。参加者が少ないことが多かったのが残念ですが、様々なゲストが登場し、なかなか面白い話がたくさん聴けました。

 まず1月20日の「多様な生き方を考える」では石坂さんの語る母へのカミングアウトと母親の石坂モモさんの語る息子へのカミングアウトが両者とも具体的なエピソードに富んでいて面白かったですし、僕は石坂モモさんの独特のふわふわしたキャラクターのファンになったりしました(爆)。

 2月18日には北丸雄二さんと平松なつさんをゲストに「老年期の心身の健康」を開催。その流れで3月5日に、なかのZERO和室で行われた「セクシュアリティと政治」には、大阪から尾辻かな子さんも参加。それまでの学習会では最高の30名以上の参加者が集まり、熱気に包まれました。

 NY在住のオープンリーなゲイであるジャーナリスト・北丸雄二さんの話には他にもコミュニティーとは「創る」ものである。「死」についてなど、印象的なものがたくさんあります。時間のある時に、ぜひ見てみてください。

「セクシュアリティと政治」PLAYLIST(出演:北丸雄二、尾辻かな子、石坂わたる)
「老年期の心身の健康について」PLAYLIST(出演:北丸雄二、平松なつ、石坂わたる)
「希望と安全の街へ共に語ろう」PLAYLIST(出演:川田龍平、石坂わたる)

↓北丸雄二さんの翻訳本




2月●薔薇族・旧編集部が取り壊される過程を撮影

薔薇族城落城02●象徴的だなぁ・・・
  

 その頃、ゲイ雑誌の老舗『薔薇族』編集長の伊籐文学さんは、住む家を追われていました。折からのインターネットの普及や競合他誌の隆盛で『薔薇族』の発行部数は21世紀に入ってから急降下。2度の復刊も軌道に乗らず、ついには発行元の第二書房のビル兼自宅が信用金庫の差し押さえに遭い、取り壊されて駐車場になってしまうことになったのです。

 僕は2005年10月に影坂狩人氏プロデュースで行われた男色博覧会の会場で文学さんを知り、人間的な魅力のある面白い人だなと感じました。いつか映像に撮らせてもらおうと思っていたのですが、御自宅が壊されている最中だという情報を聞き、いてもたってもいられなくなってカメラを持って撮影に行き、門柱に貼ってあった連絡先に電話をかけたら、なんと文学さん本人が出てしまい(爆)、そのまま取り壊し現場の中に潜入して撮影することになったのでした。現在の目から見返してみると、この頃の文学さん、かなり憔悴してますね。無理もありません。35年間も住み慣れた我が家を、70歳を超えた今になって追い出されることになったわけですから。

「薔薇族城落城」PLAYLIST





2月●上川あやさんの街頭活動はじまる

上川あやさん街頭活動 in 千歳烏山1~2/24
  

 著書「変えてゆく勇気」を出版直後だった上川あやさんが、2月から世田谷区のあちこちで、街頭に立ち始めました。僕にとって、こうした活動を目にするのは初めての経験であり、見るもの聞くこと全てが新鮮でした。

 それまでの僕は、政治家の方がこうして街頭で立っているのを見かけると「うるさいなぁ」とか「邪魔だなぁ」と思うだけだったのですが、今ではだいぶ思うことが変わってきたように思います。こうした活動を実際に行っている人たちの空気に触れ、その素朴で手作り感覚あふれる姿に、「政治」というものの持つマイナスの先入観を壊してもらったからかもしれません。

上川あやさん街頭活動PLAYLIST



3月11日●尾辻かな子さんのキックオフに200人

We're OK! 尾辻かな子さんキックオフin新宿ニ丁目●新しい希望を創って行きたい
  

 3月11日。新宿二丁目のゲイバー「九州男」で、前代未聞のイベントが行われました。当時大阪府議会議員だった尾辻かな子さんが、夏の参議院選挙に立候補を予定しているということで、キックオフイベントを開いたのです。会場には200名以上の人々が集まり身動きが全く出来ないほど。せっかく来たのに入場出来ない人もいたようです。

 尾辻さんは日本で唯一「同性愛者(レズビアン)である」ことを公表している政治家ということで、オープンな同性愛者が国会へ行くことで「可視化」が進み、未だこの国では取り残されたままになっている政治課題の解決が早まるのではないかと、多くの人が期待し応援しました。

尾辻かな子さんキックオフWe're OK!PLAYLIST



3月31日●都知事候補・浅野史郎さんとの対話に500人

土曜の夜、何かが変わる~新宿2丁目 を守るために!06●浅野史郎さんとトーク前半
  

 4月に行われる東京都知事選挙の直前。有力候補だった浅野史郎氏を新宿二丁目に呼び、対話しようというイベントが行われました。このイベントは告知が開催の3日前だったにも関わらず、二丁目仲通りの交差点には約500人が集まり、政治への関心が高まって来ていることが感じられました。

 発端は、続投を狙う石原慎太郎氏が2005年秋頃から東京五輪の招致に絡み、「「新宿二丁目と歌舞伎町は美観とは言えない」と発言するなどしていたことです。新宿二丁目を守るために、対抗馬の浅野史郎さんに期待しようということで有志によって企画されたイベントではあったのですが、尾辻さんや上川さん、石坂さん、二丁目振興会の福島光生さんの「浅野さんヨイショ」のスピーチで大いに盛り上がったところで登場した当の浅野さんは、ノッケから「ちょっと怯えています」などと問題発言を連発。総じてのらりくらりとした対話しか出来ず、途中で聴衆から罵声が飛んだりしてしまいます。正直、ゲイ当事者である僕としては「ガッカリ感」の漂う対話になりました。・・・期待って、高めすぎると良くないということの好例・・・ですねぇ(爆)。

土曜の夜、何かが変わる~二丁目を守るために! PLAYLIST



4月●石坂わたるさん、はじめてのチャレンジ

石坂わたるさん街頭活動~新中野●その気になれば
  

 4月22日の中野区議会議員選挙に向けて、都知事選挙の終了後から石坂わたるさんの活動が本格化しました。石坂さんは、パートナーの赤杉康伸さんと共に東京メトロポリタン・ゲイフォーラムの活動を通して同性愛者の政治課題に長年取り組んで来た上での立候補。ボランティアにはセクシュアリティーを問わず、さまざまな人々が集まりましたが、なにせほとんどのメンバーが選挙に関しては全くの素人。活動のための体制がきちんと整うまでには、だいぶ時間を要してしまったようです。

 東中野の商店街に設けられた選挙事務所は、もともと花屋だったオープンなガラス張りのスペースで、理屈ではなく「もうゲイは隠花植物ではないんだなぁ」と感じさせてくれるような、開放感のあふれるさわやかな場所でした。

 オープンリーなゲイとして、マイノリティーの視点から「多様性のある中野を作りたい」と街頭で訴え続けた石坂さん。区議会議員選挙に「ゲイであること」を公表しながらの立候補は、日本初の試みでした。選挙活動を重ねるにつれて、次第に石坂さんの表情が引き締まり、生き生きとしてくるのが印象的でした。

石坂わたるさん街頭活動 PLAYLIST



4月23日●上川あやさん当選、石坂わたるさん落選

上川あやさん二期目当選確定日の記録01
  

石坂わたるさんからのメッセージ 選挙結果を受けて
  

 即日開票が行われた世田谷区議会議員選挙では、4月23日の未明に上川あやさんの当選が確定しました。一方、翌日開票の中野区議会議員選挙では、石坂わたるさんが1091票で落選。明暗を分けました。

 落選が決まった直後。石坂さんは落ち込むのかと思いきや、淡々と事実を受け止め、支援者達の一人一人に感謝の電話をかけはじめ、カメラに向かってメッセージを語ってくれました。彼は結構、タフな人なんだと見直した瞬間です。

■その後aktaで「おつかれさま!石坂わたるくん」が行われました。



●更地からの再出発

薔薇族城落城018●ここから始まる
  

 世の中が統一地方選挙で大騒ぎの頃。伊籐文学さんのお宅は「更地」になりました。しかし、こんなことで塞ぎ込んでしまう文学さんではありません。「このことをネタとして書きたい」と編集者魂に火が点き、自費出版でも構わないから薔薇族を発刊し続けようということになったのです。

 たまたま撮影することが出来た瓦礫の映像を画像にしたり、過去の『薔薇族』を引っ張り出したりして、旧・第二書房の建物の歴史をしっかりと記そうということで、自力復刊薔薇族の春号は完成しました。編集委員である影坂狩人(文志奇狩都)氏とakaboshiの共通認識は、「文学さんに、とにかく目標を持たせ続けよう」ということ。読者との交流会や復刊記念パーティーなどを開き、文学さんに元気でいてもらいたかった。それが復刊当初の最大のモチベーションでした。

伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門

中編へ続きます。お楽しみに!FC2 同性愛Blog Ranking
スポンサーサイト

コメント

この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

⇒ http://akaboshi07.blog44.fc2.com/tb.php/1107-3ac0069b

この記事へのトラックバック

HOME |

無料ホームページ ブログ(blog)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。