フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-09
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ジャン・コクトー展~サヴァリン・ワンダーマン・コレクション●ARTレビュー

まぎれもなく同性愛者。コクトーよ、あなたは存在が面白い。

ジャン・コクトーのことはあまり知らなかった。
名前を聞いてまず浮かぶのは、
モノクロ映画「美女と野獣」の監督であるということ。僕が大尊敬する女優・岸恵子さんはこの映画を少女の頃に見て、その魔術的な映像に魅せられて映画の虜になったという。

また、同性愛者であったことでも有名だ。以前、本屋の美術書コーナーでこの人の画いたスケッチ集を見かけたことがあるのだが、めくってみて驚いた。なんと若い男の裸のスケッチばかりなのである。しかも局部までが露に忠実に、かなりの数が書かれているのだ。
そういった主旨で編集された画集だったので当然だが、これだけの著名人がこんなに堂々と画いていて、それが出版されていることに驚いた。そしてかなり興奮した。すごくエロティックで生々しかったから(笑)。その後、なかなかあのスケッチ集をみつけることができない。あぁ、あの時買えば良かったのに。絶対に探し出してやる(笑)。

三越マダムに大人気

日本橋三越といえば東京駅からは離れているので「三越前」という地下鉄の駅がわざわざあるくらい。すなわち「三越に買い物に行く」という強い目的意識を持った人たちが集まる特異な場所である。ふらっと歩いていて立ち寄る感覚とは一線を画した、着飾った印象の人たちでいっぱい。平日の昼間なのに大盛況。観客の9割は上品なご婦人方だった。
ポスターやチラシの絵を見ても、女性に人気があることはある意味納得。タッチが上品だし、色使いが綺麗だし、ポップな感覚もある。さすがアート界における「大ブランド」コクトーである。

しかしこの人たちは、コクトーがバリバリの同性愛者であったことについてはどう考えているのだろう。
「芸術家はやっぱり、変わったところがあるからいいのよねぇ~」とあっけらかんと認知されているのだろうか。「コクトーだからべつにいいのよ。」とすんなり受け入れられているのだろうか。それとも知らないのだろうか(そんな人、いるとは思えないが。)思わずインタビューをして廻りたくなる衝動を抑えながら僕は、明らかに浮いた存在のままマダム達に囲まれて「作品」を鑑賞した。

コクトー・マニアが集めたコレクションの数々

この展覧会は、コクトーの作品収集に取り憑かれたお金持ちのマニア、サヴァリン・ワンダーマン氏(コルム社CEO)のコレクションを展示するというもの。今世紀初頭、パリのモンパルナスのカフェに集った芸術家仲間たちによるコクトーの肖像画の数々が華やかに入り口を飾る。
その中でもひときわ目を引いたのがモディリアーニ。何を書いてもやっぱりモディリアーニ調。期待通り細長い顔で首をかしげたコクトー像である。アンディ・ウォーホルはやっぱりカラフルでポップ。コクトーというブランドの確立されていた様子を作品によって揶揄している。

ナルシストは芸術家の条件

それにしてもコクトー自身が書く自画像のハンサムなこと。他の作品も総じて男は彼の若い頃の顔に似ている。
やっぱり優れた芸術家の第一条件は「自分が好き」だということなんだと再確認。
「自分が好きだからこそ」他者とのコミュニケーション不全について過敏になり、なんとか克服しようというエネルギーが作品として結晶化するのではなかろうか。それこそが芸術家の基本条件なのだと僕は思う。だからと言ってただのエゴイストではいけない。その過敏な感受性を統御する理性と野心がなければならないのだ。

「ナルシスト」というと醜いものであるかのようなイメージがあるが、芸術的に戦略を持った上でのナルシストならば、僕は素晴らしいとさえ思う。世間の常識と芸術における常識は、しばしば反転するものだ。その点、コクトーはやはり並外れている。自分が惹きつけられた人物や物語のモチーフには強烈にこだわり、何度でも作品化して挑んでいる。そして作品には必ず、自分を投影させている。ちょっとあざとい所もあるのだが(笑)。
子どものような感受性と「創作に挑む」ことへの喜び。生涯ワクワクして過ごし続けたであろうコクトーの無邪気なエネルギーが次第に伝わってきた。

男を画かせりゃやっぱりエロティック

彼の嗜好を象徴する絵があった。
「ジプシーの踊り手」という1947年の作品で、男女の踊り子が舞台上で肌もあらわに踊っている絵だ。それを見る観客の男性が一人、画面右下に画かれているのだが、目球が飛び出しそうになって凝視しているのは女ではなく男の方なのだ。
こういう絵において女性を描いたものは数多く見かけるが、男性をあからさまに際立たせ、しかも女性とあえて並ばせて描き、観客の視点を男性に集中させているところにコクトーの主張を感じる。
コクトーといえども、若い頃はなかなか世間的に性的嗜好を明らかにできなかったのだろうから、こうした形で思いを開放することに、至上の喜びを感じたことだろう。絵の前で思わず苦笑してしまった。

エロスの神「獣神」に自分の姿を託す

小山田次郎氏の「鳥女」と同じくコクトーにも、生涯にわたってこだわりつづけたキャラクターがある。
「牧神」だ。
「牧神」とはギリシャ神話に出てくる神々のうちの一人で、上半身は人間、下半身は山羊である好色の半獣神。彼が画くとあらわな下半身が非常にエロティック。人間の「理性」と下半身の「性欲」の密接なつながりがこのキャラクターで象徴されているようだ。

日常生活で、ほぼ男を切らさなかったという彼の生涯を物語ってもいるのだろう。彼のそばには常に屈強でハンサムな若い男の恋人がいた。数ある映画で主演させているジャン・マレーもその一人。ディアギレフ率いるロシア・バレエ団の踊り手ニジン・スキーもその一人だという。
もともとお金には困らない裕福な境遇に生れたコクトーは、その境遇ゆえの無邪気さを生かして様々な芸術家と親交を結んだ。正直、彼と寝ることによって資金を得た芸術家もたくさんいたことだろう。
生前から多大なる知名度と影響力を誇った彼はある意味その権力を活用し、やりたいことをやりつづけたのだとも言える。そして彼によって結びついた性の垣根を越えた芸術家のネットワークは様々な分野で化学反応を起こし、革新をもたらしたのだ。
その権力がもたらした功罪もあるのだろうが、ジャンルの垣根を軽々と跳び越えて人々を結びつけたコクトーという人物がもしいなかったら、現在のアートシーンは全く別のものになっていたであろう。いやはや、そういった意味では巨人である。

彼の生涯や作品を知るにつけ、なんとなく三島由紀夫に似ているのかな、と思った。彼もジャンルの垣根を軽々と越えて活躍したし、自己のブランドを確立することに情熱を燃やし、その権力を利用してさらに自らを伝説化することに腐心した。同性愛者でもあり、強烈なナルシシズムが創作の源泉だったことまで似ている。三島はきっとコクトーを意識していたことだろう。

巨人の中に垣間見える影。透き通ったシンプルな表現。

ひとつだけ、僕が思わず立ち止まっていつまでも見ていたくなる絵があった。
「眠る女」というタイトルのその絵は、シンプルな構成の小さな油彩画。
黒のバックが透き通るように美しい。その中で目を閉じる女の姿が強烈な静けさを感じさせる。
「強烈」で「静か」なんてことはおかしい表現ではあるのだが、その矛盾しあった二つの感覚が見事に同居しているような絵なのだ。ブルーとグリーンの色使いも美しく、彼の色彩感覚のセンスに驚いた。
彼の絵画は、自分の詩や小説の「挿絵画家」としての作品が多く、色が付いていなかったりスケッチのような作品が多いらしいのだが非常にもったいない。もっとたくさんの、彼の「色つきの」作品を見てみたくなった。

とても社交的で華やかな大人物のようでいて、実は誰よりも孤独を恐れる弱く繊細な魂を持っていた人なのだと思う。そういう人ほど、そんな自分と戦うために並外れたエネルギーで自己をアピールしたがるものなのかもしれない。

岸恵子さんを通して名前を知り、同性愛者であるということから深まったコクトーへの興味。今後さらに深めて行こうと思う。


「ジャン・コクトー展」7/20(水)~31(日) 日本橋三越本店ギャラリー(終了)
<今後の巡回予定>
●2005年8/6~9/7山梨県立博物館
●2005年9/14~9/26大丸ミュージアムKOBE
●2006年4/8~5/21岩手県立美術館

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☆資料画像は展覧会パンフの表・裏表紙です。
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コメント

この記事へのコメント

こんばんは
わ!!行きたかった!!
同性愛者で阿片吸引者で詩人。
ま、僕との共通点は阿片好きということだけですが(笑)。
美女と野獣。オルフェ。
どちらを先に観たんだろう。
誰とどこで観たんだろう。
不鮮明になるにつれて美しくなっていく。
単なるボケ?

●noboruさん。
開催が短かったので僕も危うく行きそびれるところでした。
ボケじゃなくて、記憶の浄化作用なんだと思います(笑)。

●鍵コメさん。
日本橋は高速道路に覆いかぶされてて悲惨ですね。
この国の高度経済成長の無茶苦茶ぶりの象徴だと僕も思います。

こんばんは。
TBありがとうございました。
同性愛の観点からの三島とコクトーのつながりなど、
全く気がつかなかった見方なので、とっても面白く拝見しました。
私はコクトーの繊細な心は、
初期の作品に良く出ているかなと思ったのですが、
最後までその繊細さは失うことはなかったのでしょう。
>過敏な感受性を統御する理性と野心
それらを持ち合わせていたのがコクトーだったのでしょうね。
野心というのも大きなポイントだと思いました。
P.S  初めて拝見しましたが、とてもカッコいいブログですね。
これからもよろしくお願いします。

初めましてJuliaと申します。
TBとコメントをありがとうございました。
素晴らしいレビューでプロの方でしょうか?すごく文章が洗練されていて素敵です!
コクトーが好きだった昔のアート仲間達はやっぱりその傾向がありました。そして、何故か私はそういう人たちに惹かれてしまいます。
モディリアーニが描いたコクトーや写真集など本当にどれもこれもキラキラとしていてこんなに贅沢を味わっていいの?という位豪華な展覧会でした。
TBさせていただきますね!!上記、はろるどさん共々、今後もよろしくお願いいたします。

はじめまして、こんにちは。TBとコメントありがとうございました。
詳細にわたりとても解り易いレビューですね。彼に対する目線にも共感しました。
コクトーの件の画集はErotic Drawings という本ではないでしょうか?Amazonにも出品されているようですよ。
彼の芸術に対する探究心と美意識、それも軽くやってのけている所は素晴らしいですね。
以前何かで、コクトーは自分の「手」の美しさにたいそう自信があったと読んだ事があります。上↑の写真でも撮られる事を意識したような佇まいですね、そういう所も大好きなのですが。。。
また同性愛者の視線から見て、違ったものが見えるのかな、とも思ったりもします。
私は地方なので、まだこの展示を見れていません。巡回の神戸に行く予定ですが、ますます楽しみになりました。

●はろるどさん、お越しいただきありがとうございます。
はろるどさんも、かなり活発にいろいろと見に行かれてますね。
映画の情報交換なども今後しましょう。よろしくお願いします。
僕はまだコクトーという人物に興味を持ち始めて日が浅いので
それほど多くの作品を見ているわけではありません。
でも、今回の展覧会で一つ強烈に印象に残る絵があったので興味を持ちました。
一つでも強く心に残るものがあるということは大事なことです。
そこから、さらに知りたくなるきっかけになりますから。
しかし・・・なんだか笑っちゃうくらい、同性愛者という立場から見ると
彼の残した作品には「わかるわかる」と、
本音の部分で通じるものを感じます。
特にコクトーは本当にわかりやすいですね(笑)。

●juliaさん。ようこそ。
やっぱり芸術表現に興味を持つ人は、既成の概念から自由だったり
慣習や因習を根本から疑ってしまうタイプの人が多いんだと思います。
だから自然と同性愛者だったり、
性について自由な感性を持つ人が多いというのも納得できます。
社会の不寛容が逆にハングリー精神を呼び起こし、
創作の原動力にもなりますしね。
その中でもコクトーの徹底した無邪気さと「おぼっちゃまぶり」には、
ある意味突き抜けた物を感じます(笑)。
その天真爛漫さは、裕福な家庭で育った人ならではのものでしょう。
怖いもの知らずと言うか・・・。
同時代の貧しい芸術家達の中では浮いていると言うか(笑)。
彼はそうした自分の出自をコンプレックスにはせずに活用してしまっているところが
したたかだし、魅力だと思います。

●kyonさん、画集の情報ありがとうございます。
もしかして・・・これかもしれません。意外に安く買えてしまうんですね(笑)。
コクトーが手の美しさに興味があったとは知りませんでした。
僕、実は手フェチです(笑)。
手が綺麗な人を見ると嬉しくなって、ジーっと見てしまいます。
コクトーの写真映りは、かなり意識的にポーズをとっているのが多いですね。
そんなところも三島由紀夫っぽい・・・
(逆か。三島由紀夫がコクトーっぽいと言うべきですね・・・笑)。

はじめまして、TBありがとうございます。
コクトーも三島も昔の友人が大好きでした。
美意識の高さはすごいですよね。
もし機会があったらマークアーモンドも聴いてみて下さい。
心の琴線に触れるものがあると思います。

●franny55さん。
マークアーモンドについて知らなかったのでネットで調べてしまいました。
「ジャンルを超えた表現」とありますが。ちょっと興味でてきました。

ジャン・コクトーは高校の時好きでのめりこんでました。そこに三島を出してくるセンスに感動しましたね。ちなみに工藤静香のファンでもあります。貴方様の文章にとても惹きつけられたので近いうちにリンク頂いて行きます。宜しくお願いします。

●pyorinさん、はじめまして。
工藤静香ファン!もう、それだけで悪い人ではないことがわかります(笑)。
リンクどうぞ。今後もぜひ遊びに来て下さい。よろしく。

はじめまして。わたしはコクトーの大ファンです。
コクトー展のことを書いたブログをトラバしようと思いましたが、エキサイトブログ以外出来ないのでしょうか?
ほかにも、最近再読した「ジャン・マレーへの手紙」の感想なども書いています。
さて、日記にあったデッサン集のことですが、こちらではないでしょうか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/382286532X/qid=1123988305/sr=8-3/ref=sr_8_xs_ap_i3_xgl14/249-4813284-3724339
今は品切れのようで、マーケットプレイスの出品者からしか買えないようですが、そんなに高くないので、いかがでしょうか?
今回購入しなくても、これからの何か手がかりにしていただければと思いました。わたしも持っていますが、初めてこれを見た時は衝撃でした(笑)
でも、コクトーらしいタッチが生き生きとしていて好きです。
三島は間違いなくコクトーを意識していたと思います。コクトーの作品に関する彼の文章も読んだことがありますし、評論家たちも三島とコクトーについて論じているものもしばしばあります。 

●ご隠居さん、はじめまして。
お教えいただきありがとうございます。たぶんこれだったのではないかと思います。
やっぱり衝撃受けられましたか(笑)。
ちょっと本屋にいきなり置いておくには刺激が強すぎますよね。
三島さんはやっぱりそうなんでしょうね。人物としての「香り」が似ています(笑)。
そちらのブログも今度じっくり読ませていただきます。

こんにちは。
TBありがとうございました。
仕事で留守してましてお返事遅くなってしまいました。
小山田さんの鳥女とコクトーの牧神との関連付け納得してしまいました。
相変わらず着眼点が素晴らしいですね~
ランキングも1位ではないですか!!
応援しまーす、頑張ってください。
これからもどうぞ宜しく。

●Takさん。訪問ありがとうございます。
小山田さんにしてもコクトーにしても、
まるでトラウマのようにこだわっていますからね~。
そういう偏執的な芸術家って面白いですよね。
ランキングは・・・僕はジプシーのように登録を変えています。
今は「日本映画」の記事を多くの人に読んでもらいたいから
「日本映画」に登録しています。たまたま1位になっているだけ。
他のジャンルに登録した時は1位なんてありえません(笑)。
なにしろこのブログは書いていることが多岐に渡るため
しょっちゅう登録ジャンルを移動しています。
あのランキングは、そのジャンルに興味を持っている人を
呼び込むために利用させてもらっています。
順位には興味がないのです。
せめて消えない程度でありさえすれば充分。

コクトーについて

古いエントリーにコメント失礼いたします。
コクトーのエロチックなイラストというのは『白書』に掲載されているイラストかもしれません。図書館にもありますので、読んでみてください。匿名で出版され、コクトーは自作だということを生涯認定しませんでしたが、その後のコクトー作品に応用されるキャラクターがたくさん出てきます。コクトー作品の中では唯一正面から同性愛者をテーマにしたものです。素晴らしい作品です!。

ただ・・・

>正直、彼と寝ることによって資金を得た芸術家もたくさんいたことだろう。

これはかなりコクトーに対して偏見があると思います。コクトーは確かに若い芸術家を支援しましたが、自分の才能すべてを注いで献身的に育てたといったほうが正確だと思います。「心と官能が切り離せない」と白書で言っているように、もちろん肉体関係はともなっていますが、「寝ることで資金を得た」芸術家なんてほとんどいません。コクトーは確かに裕福な家の出でしたが、成人してからは本当にお金がなかったんです。ココ・シャネルがコクトーの食事代まで出していたんですから。コクトーはむしろ裕福な女性から資金援助を受けるほうだったんですね。「友人を助けるために自分のものを売る彼を見たことがある」とマレーは書いています。別に寝ようが寝まいが、コクトーは困った友人を見捨てなかったんですね。

ジャン・マレーの「ジャン・マレー自伝」や「私のジャン・コクトー」などをお読みになるとよくわかると思います。マレーは必死でコクトーに関する偏見や誤解を解こうとしています。
拙ブログでも今コクトーとマレーについて連載していますので、ご興味があればどうぞ。

●Mizumizuさん。

うわっ!懐かしすぎる・・・もう2年以上(3年近く)も前に書いた記事なんですね~忘れてました(笑)。実はその後、コクトーに関してはあまり時間をとって調べものをしたり出来ていないのですが、興味のある人ではあり続けています。

書いてくださったジャン・マレーの書いた本、面白そうではあるのですが、どうもこのテの本って翻訳家がヘタクソな学者言葉しか使えなくて小難しい権威ぶった文章になっていることが多く、敬遠しがち。コクトー絡みの本も古本屋で見つけて何冊か持ってはいるのですが、訳文が硬すぎて読む気が起きないんですよ(笑)。なんなんでしょうねぇ、あの嫌がらせのように高尚ぶった文章は(←言葉が過ぎました。この辺でストップします。笑)

この本の場合はどうかわからないので、探してみます。有名人というのは世間から勝手なイメージを付けられて単純視されてしまいますから、「そんな単純な人間ではなかったんだ!」というモチベーションで近親者が書いた本って、けっこう面白い場合が多いんですよね。
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