千葉泰樹「姿なき敵」●『発掘された映画たち』MOVIEレビュー
NHKの協力のもと、こんなトンデモ映画が作られていた。
「放送決死隊」と呼ばれる人たちがいた。
アジアの「敵」に向けて、さらにはこれから日本が攻め入ろうとするアジアの国々の人たちに対して、東京のNHKから様々な国の言葉で大日本帝国の主張をラジオでプロパガンダ放送していたのだ。
扱う言語はかなりの数。それぞれにアナウンサーがいて言語別に電波を振り分けていたらしい。
この映画では、寝食を忘れてアナウンサー業務に打ち込む日本人の男と、献身的に支える妻の姿を中心に描く。
1945年に公開されたのだが、戦局が悪化する中でどれだけ上映され、どれほどの効果があったのだろうか。一家の大黒柱は戦争に取られ、日々の暮らしに追われている一般の人々にとってはプロパガンダ映画を見ている場合ではなかっただろうに。そんな中でも美男俳優、美人女優を使って豪華にこんな映画をつくってしまうのだから、NHKというのは昔も今も、とことんわけのわからない組織である。
きっと大して上映もされずにお蔵入りし、最近やっと発掘されたのである。
なんという壮大な無駄だろう。
そもそも「放送決死隊」って・・・役に立ったの?
人は自分に都合のよいものを本能的に求めるし、自分に有益な情報を選択して摂取するものだ。
特に戦時中に「熱く」なっている時にわざわざ敵国のプロパガンダに耳を傾ける人などいるのだろうか。数あるラジオ放送の中でたまたま耳にしたとしても、ムカつくだけだからすぐダイヤルをひねってしまうだろうに。
・・・そんな疑問を感じながら、僕はこの映画を見た。
もし効果がないのだとすると「放送決死隊」自体、単なる自己満足ではないか。
いくら「メディア戦争」が活発化していたとは言え、当時の日本軍の自己中心的な主張がどれだけの人の心を「改心」させ得たのだろうか?。精神的な鎖国状態にあった国内の人々は騙せても、もっと健全なメディアが発達している海外の人々までは騙せないだろう。日本がいかに世界情勢に疎く閉塞状況に陥っていたのかを物語る、象徴的なエピソードではある。
しかしこの映画に出てくる「決死隊」の面々は、まるで貧しい者達に布教して歩く宣教師でもあるかのような情熱に燃え、まっすぐに純真な瞳を輝かせて美しく仕事に燃えている。そして、ことさらに恵まれた贅沢な環境で放送が行われていることが強調されるのだ。
例えば、放送で流れるBGMはなんと生演奏。スタジオの中に50人のオーケストラを編成し、華麗な音楽に乗せてアナウンサーが原稿を読む。
・・・いくらなんでも現実離れのしすぎではなかろうか。
おそらく戦争捕虜である外国人が多数出演させられている。
この映画にはたくさんの西洋人やアジアの人々が俳優として登場するのだが、1945年という時期から考えると、彼らは「戦争捕虜」なのではないかとも推測される。
なぜなら彼らの演技はたどたどしく素人っぽい。映画慣れしていない。無理に出演させられているという気配が濃厚なのだ。
映像は、俳優の内面までも定着させる恐ろしいものでもある。観客としてその気配を感じた途端、この映画が表層的に装っているスタイルの格好よさや明るさが、すべて空々しいものに変貌して感じられるのだから皮肉なものである。
しかし、これだけのものを作ることが出来る当時の日本映画界の人材・技術が、こんな形で浪費されてしまったのかと思うともったいない。海の向こうではディズニーは「ファンタジア」を作り、チャップリンは「独裁者」を作っていたのである。その時点ですでに負けている。
アジアを解放しに出かける主人公
主人公は英語放送を担当するハンサムな日本人男性。常にダンディーな背広で髪型をビシッと決め、婦人も美しく申し分のない暮らし。戦況の変化で仕事は忙しくなり睡眠もままならない主人公。しかしこの俳優が演じていると苦労が苦労に感じられないという難点あり。ある意味、浮世離れした味わいを醸し出すことには成功しているのだが(笑)。
彼は東京の放送局でインド人のアナウンサーとお友達。そのインド・アナウンサーは祖国の解放に従事するため帰国することになる。盛大に送り出す「放送決死隊」の面々(ホントかよ。)
やがて主人公はアジアの「解放戦争」の現場を取材するため戦場へ赴く。従軍しながら爆弾が飛び交う中で生々しい戦況をリポートする彼。東京で心配そうに彼を思う妻。リポートの成果を喜ぶ同僚たち。この戦場シーンのセットが安っぽく、戦場なのに牧歌的なのがかなり笑えた。
そしてインドで活躍中のインド・アナウンサーと再会し、互いの活躍を喜び合う。
日本がいかに現地で歓迎され、人々の生活向上に役立っているのかを美しく描き出すための物語展開。それが、あまりにも無邪気に明るいトーンで順調に展開するからある意味スゴイ。
プロパガンダさえすれば人心は塗り替えられると考える傲慢さ
この映画全体から受ける印象は、とにかく明るく無邪気だということ。
当時の最先端メディアであるラジオの格好よさと、それを武器として活用し、いかに「お国のために」役立っているかをアピールしたかったNHKの企みを裏にはらんだ無邪気さ。主人公たちの清潔感・清涼感がかえって不気味だ。
一方的に放送を流しさえすれば人心は塗り替えられると盲目的に信じてしまうことの、なんと浅はかなことだろう。ジャーナリズム魂を簡単に捨て、大本営発表を無批判に垂れ流していた当時のNHKの姿勢は、こうした「浅はかさ」から来ているのだと確認した。その姿勢が結果的に国内においては大いなる効果をもたらし、国民を破滅へと導くのに多大なる貢献を果したことを考えると恐ろしい。
浅はかさというのは、大衆蔑視という「傲慢さ」から来ているのだということを忘れてはならないだろう。今でもNHKやマスコミがはらむ構造的な本質に、この浅はかさは潜んでいるように思えてならない。
傲慢な方々の浅はかな戦略に乗っからないように鋭くあるためにも、プロパガンダ映画を見てその傾向を分析することはとても意味のあることである。
現代のマスメディアとの共通点も見つけられて、かなり笑えること請け合い(笑)。
そしてなによりも、そんな風に笑えるということにまず感謝せねばならないことに気がついた。

原作・・・並木亮
脚本・・・小川記正
撮影・・・秋野栄久
美術・・・高橋康一
録音・・・横田昌久
出演・・・宇佐美淳、佐伯秀男、山本冬郷、北龍二、見明凡太朗、大井正夫、花布辰男、隅田一男、石黒達也、岩村英子、平井岐代子、村田知英子
・・・太平洋戦争下、アジア各地で対敵プロパガンダ放送に従事した「放送決死隊」の活躍を描いたもので、メディア戦争の系譜を知る上で貴重な作品。日本放送協会(NHK)の協力のもとに製作された。主人公がラジオ放送によって反日運動に参加している中国人を説得するシーンの一部が欠落しているが、話の流れをつかむことは可能である。(National Film Center Webより)
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☆記事中の画像は、映画とは直接関係はありません。

アジアの「敵」に向けて、さらにはこれから日本が攻め入ろうとするアジアの国々の人たちに対して、東京のNHKから様々な国の言葉で大日本帝国の主張をラジオでプロパガンダ放送していたのだ。
扱う言語はかなりの数。それぞれにアナウンサーがいて言語別に電波を振り分けていたらしい。
この映画では、寝食を忘れてアナウンサー業務に打ち込む日本人の男と、献身的に支える妻の姿を中心に描く。
1945年に公開されたのだが、戦局が悪化する中でどれだけ上映され、どれほどの効果があったのだろうか。一家の大黒柱は戦争に取られ、日々の暮らしに追われている一般の人々にとってはプロパガンダ映画を見ている場合ではなかっただろうに。そんな中でも美男俳優、美人女優を使って豪華にこんな映画をつくってしまうのだから、NHKというのは昔も今も、とことんわけのわからない組織である。
きっと大して上映もされずにお蔵入りし、最近やっと発掘されたのである。
なんという壮大な無駄だろう。
そもそも「放送決死隊」って・・・役に立ったの?

特に戦時中に「熱く」なっている時にわざわざ敵国のプロパガンダに耳を傾ける人などいるのだろうか。数あるラジオ放送の中でたまたま耳にしたとしても、ムカつくだけだからすぐダイヤルをひねってしまうだろうに。
・・・そんな疑問を感じながら、僕はこの映画を見た。
もし効果がないのだとすると「放送決死隊」自体、単なる自己満足ではないか。
いくら「メディア戦争」が活発化していたとは言え、当時の日本軍の自己中心的な主張がどれだけの人の心を「改心」させ得たのだろうか?。精神的な鎖国状態にあった国内の人々は騙せても、もっと健全なメディアが発達している海外の人々までは騙せないだろう。日本がいかに世界情勢に疎く閉塞状況に陥っていたのかを物語る、象徴的なエピソードではある。
しかしこの映画に出てくる「決死隊」の面々は、まるで貧しい者達に布教して歩く宣教師でもあるかのような情熱に燃え、まっすぐに純真な瞳を輝かせて美しく仕事に燃えている。そして、ことさらに恵まれた贅沢な環境で放送が行われていることが強調されるのだ。
例えば、放送で流れるBGMはなんと生演奏。スタジオの中に50人のオーケストラを編成し、華麗な音楽に乗せてアナウンサーが原稿を読む。
・・・いくらなんでも現実離れのしすぎではなかろうか。
おそらく戦争捕虜である外国人が多数出演させられている。
この映画にはたくさんの西洋人やアジアの人々が俳優として登場するのだが、1945年という時期から考えると、彼らは「戦争捕虜」なのではないかとも推測される。
なぜなら彼らの演技はたどたどしく素人っぽい。映画慣れしていない。無理に出演させられているという気配が濃厚なのだ。
映像は、俳優の内面までも定着させる恐ろしいものでもある。観客としてその気配を感じた途端、この映画が表層的に装っているスタイルの格好よさや明るさが、すべて空々しいものに変貌して感じられるのだから皮肉なものである。
しかし、これだけのものを作ることが出来る当時の日本映画界の人材・技術が、こんな形で浪費されてしまったのかと思うともったいない。海の向こうではディズニーは「ファンタジア」を作り、チャップリンは「独裁者」を作っていたのである。その時点ですでに負けている。
アジアを解放しに出かける主人公

彼は東京の放送局でインド人のアナウンサーとお友達。そのインド・アナウンサーは祖国の解放に従事するため帰国することになる。盛大に送り出す「放送決死隊」の面々(ホントかよ。)
やがて主人公はアジアの「解放戦争」の現場を取材するため戦場へ赴く。従軍しながら爆弾が飛び交う中で生々しい戦況をリポートする彼。東京で心配そうに彼を思う妻。リポートの成果を喜ぶ同僚たち。この戦場シーンのセットが安っぽく、戦場なのに牧歌的なのがかなり笑えた。
そしてインドで活躍中のインド・アナウンサーと再会し、互いの活躍を喜び合う。
日本がいかに現地で歓迎され、人々の生活向上に役立っているのかを美しく描き出すための物語展開。それが、あまりにも無邪気に明るいトーンで順調に展開するからある意味スゴイ。
プロパガンダさえすれば人心は塗り替えられると考える傲慢さ

当時の最先端メディアであるラジオの格好よさと、それを武器として活用し、いかに「お国のために」役立っているかをアピールしたかったNHKの企みを裏にはらんだ無邪気さ。主人公たちの清潔感・清涼感がかえって不気味だ。
一方的に放送を流しさえすれば人心は塗り替えられると盲目的に信じてしまうことの、なんと浅はかなことだろう。ジャーナリズム魂を簡単に捨て、大本営発表を無批判に垂れ流していた当時のNHKの姿勢は、こうした「浅はかさ」から来ているのだと確認した。その姿勢が結果的に国内においては大いなる効果をもたらし、国民を破滅へと導くのに多大なる貢献を果したことを考えると恐ろしい。
浅はかさというのは、大衆蔑視という「傲慢さ」から来ているのだということを忘れてはならないだろう。今でもNHKやマスコミがはらむ構造的な本質に、この浅はかさは潜んでいるように思えてならない。
傲慢な方々の浅はかな戦略に乗っからないように鋭くあるためにも、プロパガンダ映画を見てその傾向を分析することはとても意味のあることである。
現代のマスメディアとの共通点も見つけられて、かなり笑えること請け合い(笑)。
そしてなによりも、そんな風に笑えるということにまず感謝せねばならないことに気がついた。

「姿なき敵」監督・・・千葉泰樹
52分・35mm・白黒・不完全
1945年 大映東京
原作・・・並木亮
脚本・・・小川記正
撮影・・・秋野栄久
美術・・・高橋康一
録音・・・横田昌久
出演・・・宇佐美淳、佐伯秀男、山本冬郷、北龍二、見明凡太朗、大井正夫、花布辰男、隅田一男、石黒達也、岩村英子、平井岐代子、村田知英子
・・・太平洋戦争下、アジア各地で対敵プロパガンダ放送に従事した「放送決死隊」の活躍を描いたもので、メディア戦争の系譜を知る上で貴重な作品。日本放送協会(NHK)の協力のもとに製作された。主人公がラジオ放送によって反日運動に参加している中国人を説得するシーンの一部が欠落しているが、話の流れをつかむことは可能である。(National Film Center Webより)
関連記事
●山本薩夫「真空地帯」●MOVIEレビュー
●深作欣二「軍旗はためく下に」●MOVIEレビュー
●山本嘉次郎「ハワイ・マレー沖海戦」●MOVIEレビュー
●山本嘉次郎「加藤隼戦闘隊」●MOVIEレビュー
●市川哲夫「別離傷心」●『発掘された映画たち』MOVIEレビュー
● 「関東大震災実況」●『発掘された映画たち』 MOVIEレビュー
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☆記事中の画像は、映画とは直接関係はありません。
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ある意味で2大メディアが取っ組み合いのケンカをするような状況は健全なのかもしれないですね。情報が限られていた時代はプロパガンダもし易かったということで。でもその分より巧妙に沈潜した思想統制、うすら寒くなります。
こんばんは ずいぶん前にうちのサイトで取り上げたんですけど、
NHKの各放送局のコールサイン、JOAKが東京、JOBKが大阪
JOCKが名古屋、ときて、JODKというのがありました。 これは
実は京城(今のソウル) なんです。だから今JODKは欠番という
ことなんですよね。 京城もそうだし、満州の新京でもNHKの放送局が
あって、そういう植民地向けの放送をやってたんですよね。
映画もそうだし、こないだ言った「FRONT」もそうだし、それから
植民地での放送、っていうのもあるしね、そういうようなことも
検証する必要があるよね、って言う話をしました。
学生のときの同期で、今新聞記者をしてるのがいるんだけど、
彼に聞くと、記事にならないような話が一杯出てくるんですよね。
書けない、んだって。差しさわりがあって。一体報道することの
意味って、報道する側はどう捉えているのだろう。流される
報道なんて、、って今更ながらに思うんですけどね。
NHKの各放送局のコールサイン、JOAKが東京、JOBKが大阪
JOCKが名古屋、ときて、JODKというのがありました。 これは
実は京城(今のソウル) なんです。だから今JODKは欠番という
ことなんですよね。 京城もそうだし、満州の新京でもNHKの放送局が
あって、そういう植民地向けの放送をやってたんですよね。
映画もそうだし、こないだ言った「FRONT」もそうだし、それから
植民地での放送、っていうのもあるしね、そういうようなことも
検証する必要があるよね、って言う話をしました。
学生のときの同期で、今新聞記者をしてるのがいるんだけど、
彼に聞くと、記事にならないような話が一杯出てくるんですよね。
書けない、んだって。差しさわりがあって。一体報道することの
意味って、報道する側はどう捉えているのだろう。流される
報道なんて、、って今更ながらに思うんですけどね。
●nicoさん。
放送局がいくつもあるというのは、ジャーナリズムとして対抗関係を築く事の他に
もしクーデターなどが起こった場合、、まず狙われるのは放送局ですから
反乱分子に電波が独占されないように・・・という政府側の思惑もあるとの事です。
放送局がいくつもあるというのは、ジャーナリズムとして対抗関係を築く事の他に
もしクーデターなどが起こった場合、、まず狙われるのは放送局ですから
反乱分子に電波が独占されないように・・・という政府側の思惑もあるとの事です。
●謙介さん。
かなり大規模に国家ぐるみの「戦略」だったんですよね。
それにしても当時の日本は対外的な(特に西欧諸国への)
イメージ戦略に失敗していたのではないかとも思います。
敵を非難するばかりで日本の情報を流すことは拒絶。
国内向けに流すものといえば大本営が発表する虚偽の戦勝報道。
だから西欧メディアから「悪魔視」されて「悪のレッテル」を貼られてしまったのでしょう。
現代の北朝鮮の状況と置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
謙介さんが教えてくれた「FRONT」について書かれている本を
偶然、本屋で見かけたので買いました。
読んだらBOOKレビューに書こうと思います。
新聞記者も、大手になればなるほど政府やPR会社、広告主との兼ね合いがあって
書けないことはたくさんあるのでしょうね。
良識派の団体からの抗議もかなりあるでしょうし、政治団体からもあるでしょう。
報道されているものというのはあくまで氷山の一角であり、
「報道できる」から報道されているんだなぁ・・・と受け手がその裏を推測するように
気をつけなければなりませんね。
かなり大規模に国家ぐるみの「戦略」だったんですよね。
それにしても当時の日本は対外的な(特に西欧諸国への)
イメージ戦略に失敗していたのではないかとも思います。
敵を非難するばかりで日本の情報を流すことは拒絶。
国内向けに流すものといえば大本営が発表する虚偽の戦勝報道。
だから西欧メディアから「悪魔視」されて「悪のレッテル」を貼られてしまったのでしょう。
現代の北朝鮮の状況と置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
謙介さんが教えてくれた「FRONT」について書かれている本を
偶然、本屋で見かけたので買いました。
読んだらBOOKレビューに書こうと思います。
新聞記者も、大手になればなるほど政府やPR会社、広告主との兼ね合いがあって
書けないことはたくさんあるのでしょうね。
良識派の団体からの抗議もかなりあるでしょうし、政治団体からもあるでしょう。
報道されているものというのはあくまで氷山の一角であり、
「報道できる」から報道されているんだなぁ・・・と受け手がその裏を推測するように
気をつけなければなりませんね。
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