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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2011-02
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映画『しみじみと歩いてる』2011年1月10日(祝)パフ★シネマでの上映&トーク●来場者アンケート感想集



 いやぁ~。ようやく久しぶりに「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」関連以外の記事を書く時間と気持ちの余裕が生まれてきました。徐々に通常のブログ記事も書いていける状態になれればと思っています。

 まずは2011年1月10日(祝)に開催したパフ★シネマ『しみじみと歩いてる』上映会&トークの感想を掲載させていただきます。遅くなりましたが、御来場くださった皆さんありがとうございました。

『しみじみと歩いてる』1月10日アンケート
(「公開可」と明記されたもののみ。ネタばれ注意)


●関西のパレードでは風船飛ばしてて楽しそうだなと思いました。また、結婚されてた方のインタビューもお2人いて、自分にはその感覚がないので非常に興味深かったです。

●東京のパレードは参加しましたが、関西のパレードの様子、参加した人々を見れて、とても興味深かったです。周囲の人との関わり方(友人・家族・その他)は、自分も感じる事が多いので、共感する部分が多かったです。特に、恋人=異性という考え方、話に私もしんどさ、うしろめたさを感じ、カムアウトしていない人々との心の距離をよく感じます。綾さんのエピソードについては、家族の率直な反応、綾さんの言葉に心をうたれました。

●ゲイというものが芸人さん、タレントさんによって少しずつ広がってきているとは思いますが、それは“面白いもの”としての認知であり、理解して受容されている状態ではないと感じています。同性愛者は隠れて生きることも不可能ではなく、そうしている人たちも多いですが、トランスジェンダーの人たちは、性別という壁を常に感じ、服装、元の性に戻るための過程など、避けては通れないことの連続…。私だったら、ずっと逃げてしまうかもしれないと思います。そこから逃げずに、自分を取り戻すために強く生きようとしている姿に感動しました。
 パレードも、クローゼットであるということを理由にして見に行ったことすらありませんでしたが、性別はレインボーであると社会に伝えるためにも、参加してみたいと思いました。久しぶりに、感動する映画でした。ありがとうございました。皆さん、これからも力強く生きていってください!

●今年の元旦、父親にカミングアウトしてみたり、自分の生き方(セクシュアルマイノリティとしての)について長く考える時期であったり、変化の年始めに、この映画を観ていろいろ考えました。自分は将来、小さいながらもセクシュアル・マイノリティが自分らしく安心して働ける職場を作って行きたいと思っていて、同じように考える方がやはり居るのだと知って嬉しかったです。

●九州のゲイの方がカッコよくて、あさみさんはかわいくて、キュンキュンしました。綾さんがぶつかった壁は、私自身もぶつかったもので、何度もうなずきました。ナレーションがなく、出演された方々の話が中心で進んでいくので、流れが時々わかりにくいとは思いましたが、結局のところ最後あたりの「しみじみと歩いてる」という言葉に集約されているのかな、と。
 世の中は確かにLGBTに冷たいってか無理解なところはありますが、あまり力を入れてぶつかっていくというより、ゆるゆるとその時々の状況の中で自分にとっての楽に生きる道を模索していこうと改めて思いました。
 今日はakaboshiさんのTwitterで上映会のことを知り、ふらりとやってきました。小学生の頃、北海道に住んでいたこともあるので懐かしかったです。

●言われてみれば、お兄さんにキモイと言われてから翌朝仕事してる流れは神展開でした。「そうそう!」みたいな。

●トランスジェンダーとシスジェンダーの間に溝があるのと同様、レズビアン、ゲイ、バイとストレートの間にも溝はあるでしょう。でもなんか、溝って言葉を使うのはちょっと悲しい気がします。区切ってしまうのではなく、溝ってか深い河の上を、いかだとかでふらふら流れていくような立場が私のスタンスだったりします。

●終盤のシーンのデートの行方はどうなったんでしょうか(続編が期待できるでしょうか?)

●初めて、マイノリティの人に触れました。自分がどこに行くのかを探すのに参考にさせていただくことができたと思います。

●akaboshiさんがインタビューの際、出演者に何を質問したのか知りたかった。(今回、いろんなセクシュアリティの人が登場したということで、何か共通するものを、明確なものを持たせて欲しかった)。

●人によって、生きることや生きることを思うことが違うと知ることができて良かった。

●パレードを知らずに見てる人、着付けの先生など、いわば“マジョリティ”の意見は…まぁわかるけど、これが現実か、となんだか複雑。改めて実感。

●お兄さんに会って帰るシーン「診断書を使えば楽だったのかも…」が印象的でした。現在の御家族との関係も気になります。

●綾さんの「わかりにくさ」が主人公として良かった。趣味だって禁止されたら生きてるとは言えなくなる。女性らしい印象は受けなかった。男気を感じる。

●綾さんのドキュメント感動しました。私もまったく綾さんと同じなのだと感じました。涙も出る場面もあり、思わず自分とオーバーラップしていた事に気付きました。本当、見て良かったです。今後の私の人生に大きなインパクトを与えてくれたこと、ここに感謝致します。今後もこういった活動をしていただけると信じ、綾さんの人生を感じさせてください。私は絵が好きで、まだ出来上がっていませんが、マンガブログを考えています。もし出来上がったらメール(お声)かけますので、おじゃまじゃなければ見に来てください。よろしくです。

●トランスジェンダーの現実を、綾さんの体験や生活を通してよく描かれていたと思います。見ていて、心が痛くなる場面がありました。綾さん素敵です。

●とても良かったです。akaboshiさんと取材対象の人たちの気持ちの近さを感じました。特に綾さんとの関係は、akaboshiさんが関わることによってお兄さんとの関係も変わっていったのではないでしょうか。いい方向に変わるには時間が要るとしても…。他の取材対象の人たちも魅力的で、パレード編、綾さん編と別編集版で2本できてしまいそう…と思いました。九州の人とか…。トークでは「姫に幸せになってほしい」と言ってらっしゃいましたが、続編で綾さんが幸せになっていく過程を観ていきたいです。

●綾さんの実直な生き方に感動しました。

●固定観念がある時、人は自由ではなく楽しくもないと思うので、「こうあるべき、こうならなきゃ」という想いを脱した時、自由で「生」を生きるのが楽しくなることをもっと知ってほしいと思った。「こうあるべき」を人に押しつけても押しつけた人も押しつけられた人も、そこに幸せを感じないし・・・。綾さんの自分を認める勇気と、自身の落ちつける場所や格好を見つけ、心に従って生きることは、かなりかっこいいです。観れて、トークを聞けてよかったです。

Q.今後、「こういうセクシュアル・マイノリティ関連の映画が観てみたい」あるいは「このようなテーマのものが足りないと思う」等、これから作られるべきとおもう映画へのイメージ等がありましたらお書きください。(「公開可」と明記されたもののみ)

●ギャグ満載のビアン映画。

●若者目線のもの。インターネット、TVなどで、トランスジェンダー、ゲイの情報を比較的多く受け取ることができている世代のもの。

●同性愛者の家族との関係を。(カミングアウト、社会生活、日常生活等)

●MtX、FtX、Aセクシュアル等、所属があやふやなところにある人の映画が観てみたいです。

●高齢者の性。

●いろいろなトランスジェンダーの人の話を聞きたい。

●今回は自分のセクシュアリティまたは性的指向がある程度明確な形にできる人をメインで出していたが、たぶん中には、たとえばLGBTといった言葉とは違う、でも異性愛者とは違う人もいるかもしれない。そんなあいまい(?)な人にも目を向けてほしいです。何より自分がそんな感じなので。

●パレードでなく、「普段」で「セクマイで良かった」な表現を用いてほしい。

●セクシュアルマイノリティ向きならではの決まったテーマ、疑問をもとに、今回の『しみじみと歩いてる』のように、色んな人に問いかけるドキュメンタリー。

●どこの会社でも必ず1人以上はいるよ!という感じの映画。

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ドキュメンタリー映画
『しみじみと歩いてる』


★座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル「コンペティション部門」に入賞しました。

2月13日(日)10:00よりコンペ部門4作品連続上映。(当作品は12:30より上映)前売1000円/当日1200円。
審査委員長:田原総一朗、審査委員:吉岡忍、森達也、岩井真木子、佐藤信、橋本佳子。当日19:00よりコンペティション部門公開審査会(Ustream中継あり)。
第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル公式サイト

★3月に東京で自主上映会を開催します。
3月21日(祝)13:20/15:20(2回上映入替制/1200円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分■制作:akaboshi企画

 2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く『関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤、苦しみ、そして喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。
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リリィ・ピンク・プロジェクトpresents女子会『女の子だけのValentine's Night☆』に、池田季美枝さんと東小雪さん出演

 1月14日に「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」が企画して、なかのZERO小ホールで開催したイベントの第二部にレズビアンカップルとして出演してくださったお二人が、このたび以下のイベントに出演するという情報をキャッチ。

 浜野佐知監督の映画『百合子、ダスヴィダーニヤ』の制作費を支援するためのファンドレイジングイベントとしての開催なのだそうで、参加を希望する方は申し込みが必要だそうです。


◆◆2/12(土)リリィ・ピンク・プロジェクトpresents 女子会
女の子だけのValentine's Night☆◆◆


女子限定!! おいしいモノとお酒で楽しみましょう♪
リリィ・ピンク・プロジェクトが応援している浜野佐知監督が現在制作中の新作映画、『百合子、ダスヴィダーニヤ』制作費カンパイベントです!!

*スペシャルトークイベントあり!!
*あこがれのヒトとデートするときをイメージしてめいっぱいオシャレしてきてね&何かピンクのものを身につけてきてください!
*参加者全員に地球にも体にもやさしいオーガニックのフェアトレードチョコレートプレゼント!
*おいしくてヘルシーなベジタリアンパーティーメニューをご用意!おなかすかせて来てね♪
*華やかヘアスタイルでパーティーをさらに楽しく! 10分でできる簡単ヘアメイクコーナー、マッサージコーナーあり!

*浜野佐知監督の過去の映画作品DVD(売り上げが全額『百合子、ダスヴィダーニヤ』製作資金になります)、フェアトレードチョコレート、アクセサリーなど販売します
*女子限定イベントです

【日時】2月12日(土)17:00open
18:00~21:00飲み放題/22:00終了

スペシャル☆トークイベント/19:30~20:00
『ふたりで生きる~女性同士のパートナーシップ』


ゲスト:池田季美枝さん(日本キリスト教団 冨貴島教会牧師)
東小雪さん(元宝塚歌劇団花組に「あうら真輝」として在団。現在は短大の保育科に在籍中)

 映画『百合子、ダスヴィダーニヤ』は、作家・宮本(中條)百合子とロシア文学者・湯浅芳子が主人公の、大正時代に本当にあった愛の物語です。出会ってすぐにひかれあったふたりは、互いを尊重し高めあうパートナーシップを育んでゆきます。大正時代の女性カップルを描く映画のストーリーを切り口に、現代の女性カップルであるおふたりにお話を伺います。

【会場】場所:cafe STAND(JR西千葉駅徒歩1分)http://www.cafestand.jp/
【参加費】7000円

*参加について:チケットを事前にお求めください。
メール:rhubarb_togane@ybb.ne.jp またはお電話:080-5689-1089で事前お 申込みをお願いしています。お申込みの際、参加費のお支払いとチケットお渡しについてお伝えします。

*主催:リリィ・ピンク・プロジェクト/浜野佐知監督を支援する会東金支部
Mobile:080-5689-1089 メール:rhubarb_togane@ybb.ne.jp
Twitter  http://twitter.com/lilypinkproject




1月14日のイベント『石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?』より
第二部『男のカップル 女のカップル 同居生活★喜怒哀楽』





「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」PLAYLIST

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ドキュメンタリー映画
『しみじみと歩いてる』


★座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル「コンペティション部門」に入賞しました。

2月13日(日)10:00よりコンペ部門4作品連続上映。(当作品は12:30より上映)前売1000円/当日1200円。
審査委員長:田原総一朗、審査委員:吉岡忍、森達也、岩井真木子、佐藤信、橋本佳子。当日19:00よりコンペティション部門公開審査会(Ustream中継あり)。
第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル公式サイト

★3月に東京で自主上映会を開催します。
3月21日(祝)13:20/15:20(2回上映入替制/1200円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分■制作:akaboshi企画

 2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く『関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤、苦しみ、そして喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。

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