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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2011-01
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石原都知事の同性愛者差別発言を受けて14●イベント映像1●イトー・ターリさんのパフォーマンス(文字起こし付き) #ishihara_kougi



 1月14日(金)開催「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」の映像公開第一弾は、オープニングの「石原都知事発言の経緯説明」そして、イトー・ターリさんのパフォーマンスです。肉声で御自身のパフォーマーとしての歩みを語ってからのサプライズ・パフォーマンス。スタッフや出演者にとっても、直前に知らされたサプライズでした。

石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?01


YOUTUBE「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」PLAYLIST

島田暁

 お待たせしました。只今よりシンポジウム「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」を開始させていただきます。主催は、石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会が行わせていただきます。本日、司会進行を担当させていただきます島田暁と申します。どうぞよろしくお願いします。

 当会は、昨年の12月3日と7日に石原都知事が都庁の中で、記者クラブのメディア取材が行われている前で行った発言を問題視して発足しました。今回のシンポジウムには、ご覧いただいている方々と、第二部にご出演なさる方々をゲストにお迎えして、第一部はリレートークという形で、各テーマごとにパネリストの方々に喋っていただきます。そして第二部はクロストークという形で、同居生活に関しての喜怒哀楽を喋るという形で進行させていただきます。

 まずその、石原都知事の発言なんですけれども、すでに皆さんここにいらっしゃってるということは、御存知だとは思うのですけれども、昨年の12月3日に「テレビに同性愛者が出ているのは野放図だ」という主旨の発言を石原都知事が、都条例の改定に関する陳情を受けている時に行いました。それを毎日新聞の真野記者という方が・・・まぁ、毎日新聞だけが最初に報じたのですけれども、その後12月7日にですね、もう一度その真野記者が、その発言の真意を問い質したところ、「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティで気の毒ですよ。」

 そしてもう一つ。アメリカでサンフランシスコのゲイパレードを視察した際の記憶として、「ゲイのパレードを見ましたけれども見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする。」という発言を、石原都知事は繰り返しました。

 このことはまた毎日新聞が報じたんですけれどもさすがに・・・この2回目の発言も、多数のメディアの取材が行われている前で行われましたので、この発言に関しましては朝日新聞と東京新聞でも報じられています。

 ですがその後、この話題が大きな話題として社会的に喚起されたり、石原都知事に「そのような発言をするとはどういうことだ」というふうな世論が一向に高まる気配を見せないということを私たちは問題視しておりまして、同性愛者、私は当事者なんですけれども、同性愛者の当事者、あるいはその周りで一緒に暮らしている家族や、当事者的な立場から支援活動などを行っている方たちのいろいろな思いを喚起しております。今日はそうした思いを、いろいろな立場の方々からまずは語っていただこうと思います。

 それでは、まずトップバッターは、パフォーマンス・アーティストのイトー・ターリさんから、お願いします。

イトー・ターリ

 パフォーマーなので、どうしても座っているとムズムズして来ますので、最初からマイク無しで、立ってやらせていただこうと思います。

 私は1994年にダムタイプの「S/N」というパフォーマンスを観まして、それでとても感激しました。私はもうその時はパフォーマンスをやり、そして、モヤモヤと自分の中に考えて、悩んでいて、ずうっと何年も過ごしておりましたので、「パフォーマーとして何とかしなければ」という思いも募っていた時に観たんですね。それで元気を得て、1996年に『自画像』というタイトルを付けたパフォーマンスをやり、その中で実はカムアウトをしました。

 それ以来パフォーマンスでは、自分のセクシュアル・マイノリティのことをやるようになりまして、3つ目のシリーズの時に、つまり2000年に『恐れはどこにある』というパフォーマンスをしました。作ったんですね。で、作ろうとしていろいろ考えて。それはどういうことかと言うと。

 私の中にある、自分へのホモフォビア。それと、社会の中にあるホモフォビアの両方が、私にとって何なんだろうということをやりたくて、それで考えてたんです。そしたらなんと折も折、石原慎太郎東京都都知事が、12チャンネルでやっていたテレビですね、記者会見で一人の女性の記者が・・・。

 その時に東京都は人権の骨子を作ろうとしてたんです。審議会では文言を入れたんですね、そこにはアカーの人たちも入ってやってました。審議委員の中では、同性愛を入れましたが、その後、都知事の、幹部の方へ行きましたら、「ボンッ」ですね。「入れない」という。それで私たちは皆で「パブリックコメントを出そうじゃないか」ということになりまして、私も一生けんめい書きました。それで送って。なんと500。それで、「同性愛」という文言がね、「社会の中に問題がある」というようなことで、載ったようです。そんなパフォーマンスをやって。本当ラッキーでしたね、私にとっては。

 それで、石原慎太郎さんの言ったことを全て私のパフォーマンスの中で映像として観ていただき、その前でパフォーマンスをするということをしました。そんなことをして、やって来ましたね。そしたら・・・。こういう具合に、ははぁ。なんかが飛んできた。何か書いてありますが、皆さん読めますか?

「イシハラスメント菌」

 これは一大事、菌がやってきました!ついに菌が!(以下、バルーンを2つ使ったパフォーマンスに突入)

当ブログ内 イトー・ターリさん関連映像
パフ★シネマ『ディア・ターリ』トーク
パフナイト★熱々☆Rainbow Arts
パフナイト「カミングアウト・レターズ~編者がパフにやってくる」

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ドキュメンタリー映画
『しみじみと歩いてる』

3月に東京で上映会を開催します。
3月21日(祝)13:20/15:20
(2回上映入替制/1200円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分
■制作:akaboshi企画

 2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く『関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤、苦しみ、そして喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。
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