パフ★シネマ●『ココデナイドコカ』反響「今ごろゲイ映画?と思ったけど、すごく良かった。この映画には、当事者が見たくなくて目を背けているものが映ってる」

12月11日(土)にパフスペースで開催された『ココデナイドコカ』上映会。御来場くださった皆さんありがとうございました。上映後には監督の中川あゆみさんと、出演者のリョウさんとのトークを行い、映画が撮影されてから8年後の「今」の視点から振り返ったり、後日談を伺ったりしました。

トーク終了後の食事会で、お客さんが「今ごろゲイ映画?と思ったけど、すごく良かった。この映画には、当事者が見たくなくて目を背けているものが映ってる」と言ってたのですが、まさにその通り。
「もうセクシュアル・マイノリティへの差別は(日本では)なくなった」とか、「息苦しさなんて気のせいでしょ?」と言われる度に「そうかもなぁ・・・」と思ったりもするのですが、同時に「じゃあ、僕が毎日生きていて、実際に感じているこの『チクチクした感じ』は無いものにされてしまうのだろうか?。どう説明すれば、伝えることが出来るんだろう」と思うことが多いです。その、『チクチクした感じ』とか『モヤモヤした感じ』が、見事に映像から感じ取ることが出来る。そんな稀有な映画だと思います。

当事者には「ずし~ん」。そして、そうでない方々には「当事者が口に出したくても出せないでいること」が、読み取っていただける可能性のある映画。そんな気がします。
『ココデナイドコカ』上映後トークは準備が出来ましたらYouTubeで公開予定です。『ココデナイドコカ』12月11日上映アンケート
(「公開可」と明記されたもののみ。ネタばれ注意)
●事実(ドキュメント)とは本当にドラマ以上にドラマティックなのだな・・・と感じながら見ていました。学生時代の終わりから、就職、家族、友人、恋人(元カレ込みで)との交流や関係性までが、ていねいにまとめられていました。セクシュアリティの悩み、精神的な辛い部分について、もっと深く見てみたい気がしましたが、そこは実姉である中川監督のスタンスだったのでしょうか。これからのリョウさん自身を撮っていただけると楽しみ・・・と思う一方、今回を機に様々なセクマイの方を題材にして頂けるとうれしいです。
●最初の恋人とのやりとりが、なんか泣いちゃいました。本当、2人だけだと絶対、煮詰まることはあるし、そーゆー時に周囲に話せる人がどれだけいるかが大事なんだろうなぁと。あと、「いとことかが寄り付かなくなった」のあたりも心が痛みました。そんな奴こっちから願い下げだ!と思える時もあるけど、切ないですね・・・。
結婚して、子供が生まれてっていうだけじゃない、ゲイとしてのライフコースとか、ロールモデルがもっと可視化される必要が、まだまだあるなと思いました。だって昔からゲイはずっといたわけだし。若い人がゲイとして誇りを持って年をとっていけるようになるといいなと。
●母親が「うちの子、女かもしれないんです」と医師に話したというシーンで、同性愛とGIDを混同している人は多そうだな、と感じた。「人生は、先はどうなるか分からない」に共感した。私も、子供の頃は普通に男性と結婚するのかな、と思っていたから。
●はじめの数十分は、リョウさんの「ゲイとしての」生きづらさというよりも、一人の青年としての生きづらさを追っているように感じた。むしろ、リョウさんを通じて、パートナーであるS君やI君の口から「ゲイとしての」生きづらさが語られていた。「家族との関係性の築き方」という、多くのセクシュアルマイノリティ当事者にとって、ひとつの壁であろう問題が、そこでは語られていた。
リョウさんの「ゲイとしての」生きづらさは、映画の終盤で語られていた「先が見えない」ということ。タイトルの『ココデナイドコカ』ともつながってくる。「ぼくたちはどこに向かって生きていけばいいのか」という一言が、とても印象的だった。
●自分も、映画の主人公と同じような悩みをかかえていたので、このイベントに参加しました。 個人的には『ココデナイドコカ』の結論が出なくて残念でした。主人公がその後、どうなって行ったのか、とても気になります。
●リョウさんが口にしていた「先行きの不安」という言葉が印象に残っています。リョウさんだけでなく、多くのゲイ、レズビアン、その他「自分は普通じゃない」と感じている人たちが直面するものだと思います。何が彼、彼女らを不安にさせているのか。「個人の意識の持ち方」だけが解決策(改善?)ではないでしょう。「普通」を求める社会や、他者によって抑圧されている部分が多いと思います。少しでも生きやすい社会になりますように。そのためにできることを考えて、少しずつ動き出そうと思います。
●27歳というのにひかれて観に来ました。この後リョウさんはどうされているのかが、すごく気になりました。このドキュメンタリーは2002年頃と見受けられましたが、現在は当時の悩みと比べていかがなのでしょうか・・・。(感想より疑問になってしまいました・・・)
●自分のことをスクリーンの向こうで見ているようで、辛く、淡々と見ていた自分がいた。恋愛が長続きしない、とリョウくんは言っていたけど、恋愛すらしたこともない僕には、うらやましい悩みでした。将来の不安、現実の辛さ・・・薬だけでは救われない。僕も同じだからそう思います。やはり、人は人にしか癒されず、温もりを得ること、共有することはできないように生まれているようです。
僕も日々、逃げるように現実社会から離れようとする考えから離れられません。ただ1つだけ、死ぬ前に、うれしかったこと1つでも思い出せたら。これが今の僕の夢です。(ちと暗くなりました。ごめんなさい)
●「生きづらさ」を強く感じた。リョウさんを始めとする出演者の方々から感じた「生きづらさ」は、セクシュアルマイノリティが社会で生きていくうえでの生きづらさだけでなく、親との関係や恋人との関係でも感じた。全体的に重い印象を受ける映画だった。社会の中で生きている人が、社会のなかで生きている人を撮った映画の印象が「重さ」だったので、この「重さ」はいまの社会を表しているのかもしれないと思った。
●映画の中のリョウさんとトークをしているリョウさんを比べて、今のリョウさんが、つきものが取れたようにさっぱりとしていることが印象的だった。
Q.イベント全体へのご意見・ご感想をお書きください。
○監督ご本人が居られてお話を伺えるのが、映画の行間がみえるようでとても興味深かったです。でも一番のサプライズはお母さんの登場でした!!。お母さんの言葉には、本当に感動しました。また参加させて頂ければと思っています。
○お姉さんの愛を感じた。
○とてもおもしろかったです。中川さんやリョウさんの話が聴けたのも、楽しかったです。
○出演者の話が聴けたり、手作り感があって、すごくあったかい場所だなと思いました。他のゲイ映画も観てみたいです。
○1人じゃないよ、って言ってほしくて、いつも大都会・東京に来ています。べつに相方がいるわけじゃないのに、温もりを感じるのです。東京の街に。いろんな人がいろんな生き方して、否定しない生き方を大事にしてくれる東京、僕の憧れの街です。
○定期開催して頂けるとありがたいです。

『しみじみと歩いてる』上映会
1月10日(祝)13:00上映(トーク付き1200円)
会場:パフスペース
監督:島田暁/2010年制作 77分
制作:akaboshi企画
『関西レインボーパレード』で出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。上映後には1年ぶりに大阪から綾さんが上京して「Ronとakaboshiの直撃トーク005」を開催します。お楽しみに!→FC2 同性愛 Blog Ranking
セクマイ系★今週のテレビチェック1214-1221●NHK教育『ハートをつなごう』がHIV第2弾放送。テーマは就労とメンタルヘルス

●2010/12/20 20:00~20:30 ハートをつなごう(NHK教育)
・・・医療の進歩により、「死の病」から「生きていける病」へと変わった「HIV」。しかし、感染がわかった人の多くが、人生のさまざまな段階で、“壁”に直面している。例えば、就職・就労。就職面接を早々に切り上げられてしまう。また、仕事を持つ人たちも、多くが「いつか会社や、同僚に知られてしまうのではないか」という不安を感じているという。HIVのことを、みんなで考えてみよう。
●2010/12/21 20:00~20:30 ハートをつなごう(NHK教育)
・・・医療の進歩により、「死の病」から「生きていける病」へと変わった「HIV」。しかし、感染がわかった人の多くが、人生のさまざまな段階で、“壁”に直面している。「HIVと生きる」第2回は、パートナーとの関係性がテーマ。病について伝えることが難しく、築いてきた人間関係が揺らいでしまうことが多い。どのようにパートナーに理解を求めればよいか。さらに、精神的に不安定になる状況を、どのように変えればよいか考える。
★『NHK「ハートをつなごう」LGBT BOOK』
【はるな愛】
●2010/12/14 22:00~22:54 魔女たちの22時(日本テレビ)
●2010/12/15 15:00~15:50 ルナ・レガーロ 日本初シアターレストラン完全ガイド(フジテレビONE)
●2010/12/15 22:00~22:54 やりすぎコージー(テレビ東京)
●2010/12/17 08:00~10:25 スッキリ!!(日本テレビ)
●2010/12/17 19:00~20:54 金曜スーパープライム 「世界を揺るがせた100人の女たち」(日本テレビ
●2010/12/18 07:00~07:50 ルナ・レガーロ 日本初シアターレストラン完全ガイド(フジテレビTWO)
●2010/12/18 19:56~22:24 世界一受けたい授業SP28 冬の最強先生来襲スペシャル(日本テレビ)
●2010/12/19 04:50~05:40 ルナ・レガーロ 日本初シアターレストラン完全ガイド(フジテレビONE)
●2010/12/20 22:30~23:30 痛快!明石家電視台 #846(GAORA)
●2010/12/21 05:10~06:00 ルナ・レガーロ 日本初シアターレストラン完全ガイド(フジテレビTWO)

●2010/12/13 25:30~26:00 二匹目のどじょう #2(日テレプラス)
●2010/12/15 21:00~21:54 ホンマでっか!?TV(フジテレビ)
●2010/12/15 22:00~23:24 ザ・プレミアムグータン(フジテレビ)
●2010/12/15 25:25~25:55 有田とマツコと男と女(TBS)
●2010/12/16 26:00~26:15 マツコの部屋(フジテレビ)
●2010/12/18 19:00~19:57 (株)世界衝撃映像社(フジテレビ)
●2010/12/19 14:00~14:55 しゃべくり007傑作選(日本テレビ)
●2010/12/19 21:00~23:24 さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル’10(日本テレビ)
●2010/12/20 17:00~18:00 5時に夢中!(TOKYO MX)
★マツコ・デラックス『世迷いごと』
★中村うさぎ、マツコ・デラックス『うさぎとマツコの往復書簡』
【楽しんご】
●2010/12/14 16:30~17:30 ジャイケルマクソン #250(GAORA)
●2010/12/14 24:08~24:39 ギブアップ嬢(日本テレビ)
●2010/12/19 14:00~14:55 しゃべくり007傑作選(日本テレビ)
●2010/12/19 21:00~23:24 さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル’10(日本テレビ)
●2010/12/19 24:30~24:55 Music Lovers(日本テレビ)
●2010/12/20 20:54~21:00 まもなく!しゃべくり007 2時間半SP(日本テレビ)
●2010/12/20 21:00~23:18 しゃべくり007 世界一のしゃべクリスマス2時間半SP(日本テレビ)
【ミッツ・マングローブ】
●2010/12/17 17:00~18:00 5時に夢中!(TOKYO MX)
●2010/12/18 18:58~20:51 お願い!ランキングGOLD 2時間スペシャル(テレビ朝日)
●2010/12/19 14:00~14:55 しゃべくり007傑作選(日本テレビ)
●2010/12/21 11:55~13:55 DON!(日本テレビ)
●2010/12/21 19:00~20:54 あの有名番組で流れたTBSのニュース速報 今夜すべて大公開SP(TBS)
●2010/12/21 19:00~22:48 ものまねグランプリ ザ・トーナメント(日本テレビ)
【假屋崎省吾】
●2010/12/14 26:00~26:45 ためしてガッテン「血糖値を下げたい人へ 効果最速の秘策SP」(NHK総合)
●2010/12/16 08:15~09:00 ためしてガッテン「血糖値を下げたい人へ 効果最速の秘策SP」(NHK BS2)
●2010/12/17 21:00~21:54 中居正広の金曜日のスマたちへ(TBS)
【おすぎ】
●2010/12/15 12:00~13:00 笑っていいとも!(フジテレビ)
●2010/12/17 25:00~25:30 おすぎのシネバラ!#162(チャンネルNECO)
●2010/12/18 12:00~12:30 おすぎのシネバラ!#162(チャンネルNECO)
【IKKO】
●2010/12/14 22:00~22:54 魔女たちの22時(日本テレビ)
●2010/12/21 11:30~11:55 きれいの魔法「めざせ!写真美人」(NHK教育)
●2010/12/21 21:30~21:55 きれいの魔法「めざせ!写真美人」(NHK教育)
【米良美一】
●2010/12/16 16:10~16:56 クラシックミステリー 名曲探偵 アマデウス「ヘンデル“メサイア”」(NHK BS2)
●2010/12/18 10:00~10:30 歌の楽園【テーマ:日本で初めて電話が開通した12/16にちなんで「電話」】(BSジャパン)
●2010/12/19 17:30~18:00 歌の楽園【テーマ:クリスマス】(テレビ東京)
【クリス松村】
●2010/12/14 16:30~17:30 ジャイケルマクソン #250(GAORA)
●2010/12/18 21:00~21:54 出没!アド街ック天国~羽田空港~(テレビ東京)
【美輪明宏】
●2010/12/14 19:00~20:54 ありえへん∞世界スペシャル(テレビ東京)
●2010/12/20 20:00~20:45 地球イチバン「イチバン標高の高い街 ボリビア・エルアルト」(NHK総合)
【ピーコ】
●2010/12/15 12:00~13:00 笑っていいとも!(フジテレビ)
●2010/12/20 08:00~09:55 とくダネ!(フジテレビ)
【KABA.ちゃん】
●2010/12/14-19 27:00~28:00 気になる通販ランキング!ポシュレデパート深夜店(日本テレビ)
●2010/12/17 13:30~15:30 スペシャル!傑作選「紅葉シリーズ第2弾!関東近郊人気観光地!絶景ウォーキング」(テレビ東京)
【小椋ケンイチ】
●2010/12/14 22:00~22:54 魔女たちの22時(日本テレビ)
【植松晃士】
●2010/12/14 22:00~22:54 魔女たちの22時(日本テレビ)
【佐藤かよ】
●2010/12/14 22:00~22:54 魔女たちの22時(日本テレビ)
【広海・深海】
●2010/12/21 10:25~11:30 PON!(日本テレビ)
【ゲイバーのママの声】
●2010/12/19 13:00~13:30 さんまのまんま(フジテレビ)
【ゲスト】愛華みれ・真琴つばさ 「宝塚 話告白!愛華みれ&真琴つばさ」
・・・元タカラジェンヌの愛華みれと真琴つばさが揃って登場。ふたりは同期で仲がよく、退団後も変わらぬつき合いをしている。明石家さんまがミュージカルファンと知って宝塚話で盛り上がるが、独身の真琴とさんまをくっつけようとする愛華の仕掛けはことごとく失敗。しかも、真琴のハスキーヴォイスが、さんまには“ゲイバーのママ の声に聞こえ、トークはどんどんコント風に…。
【出演】明石家さんま 【ゲスト】 愛華みれ 真琴つばさ
【ゲイ!?】
●2010/12/18 13:30~14:45 【韓】個人の趣向(字幕版/全16話)#7(衛星劇場)
●2010/12/18 14:45~16:00 【韓】個人の趣向(字幕版/全16話)#8(衛星劇場)
●2010/12/18 23:00~24:15 【韓】個人の趣向(字幕版/全16話)#9(衛星劇場)
【レズビアン】
●2010/12/16 23:00~24:00 Lの世界 シーズン4 #9(FOXプラス)
●2010/12/17 11:00~12:00 Lの世界 シーズン4 #9(FOXプラス)
・・・#9「彼女たちのミュージカル」 ジェニーとティナは映画版「レズ・ガールズ」の監督の候補者を探し始める。アンガスを許せず荒れるキットを励ますパピ。
●2010/12/20 23:00~24:00 Lの世界 シーズン4 #11(FOXプラス)
●2010/12/21 11:00~12:00 Lの世界 シーズン4 #11(FOXプラス)
・・・#11「彼女たちの現実」 「レズ・ガールズ」を読んで激怒するベット。ニューヨークのアートセンターに招かれたジョディが大学を辞めることを知りショックを受ける。
【同性愛者】
●2010/12/15 23:30~23:55 青春リアル「年上のあの人への思い、どうすれば後悔が残りませんか?」(NHK教育)
・・・直接会うことのない11人の若者たちが、ネット上で4か月語り合いを続ける。言葉は現実の生活にどんな“波紋”をなげかけていくのか。今回のテーマは年上の女性への恋心。“連続・青春ドキュメンタリー”の2回目。アニメが好きな自称“オタク”の“ルイ”は、大学の先輩に恋をした。しかし告白する勇気がない。“そんな自分を変えたい”と、青春リアルのメンバーになったが、いざ始まると、先輩に対する申し訳なさばかりが募り逃げだそうとする。一方、同性愛者の“サル”は、オタクに対してメンバーが簡単に“理解”を示すことに、いらだちを感じていた。語り合いの末に“ルイ”がとった行動とは?
【出演】鈴木謙介,【語り】矢口真里,【朗読】川庄美雪,森岳志,相沢舞,野島健児
【オネエ住職】
●2010/12/14 19:00~19:56 紳助社長のプロデュース大作戦!(TBS)
◆渡部陽一VS島田紳助…宮古島で写真撮影SP!戦場カメラマンが初の「美少女写真集」挑戦…紳助は対抗して“鼻洗浄“カメラマンに…果たして出来映えは?…カッコはふざけてますが、2人の実力はかなりハイクオリティーです! 販売に先立ち…12月15日に全国発売決定! ◆住職は若干オネェ系…スタジオに再び“ズバッと”社外相談役登場!
【社長】 島田紳助 【秘書】 ヨンア 関義哉(新選組リアン) 【社員】 サバンナ(高橋茂雄・八木真澄) 波田陽区 にしおかすみこ 山里亮太(南海キャンディーズ) 山田親太朗 レギュラー(西川晃啓・松本康太) 【ゲスト】 渡部陽一 水無昭善(住職) 【ナレーション】 小林清志 杉本るみ

・・・アメリカで大人気のファブ・ファイブ(「クールな5人組」)がライフに帰ってきた。インテリアデザイナー、ファッションの達人、シェフ、 美のカリスマ、そして音楽やポップカルチャーなどあらゆる知的なものに関わる「知性のコンシェルジェ」。そして・・・5人全員が才能豊かなゲイ!彼らは世界中の悩めるブサイクな男性たちに変身のチャンスを与えようと決意する。
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「ジャンジさんに聞く!パフォーマンスとHIV/AIDS」
女性のドラァグ・クイーンとして数々のパフォーマンスや映画等に出演し、新宿二丁目のcommunity center aktaでHIV/AIDSに関する活動をしているマダムボンジュール・ジャンジさんをゲストに迎え、Ronとakaboshiがパフォーマンスの秘密とHIV/AIDSの現状について直撃トーク!
■12月18日(土)13:30開場/14:00開始
パフスペースにて。
→詳細はこちら。
石原都知事の発言を受けて02【TV】マツコ・デラックスさんが13日の東京MXテレビ『5時に夢中!』で「狂ってますよ、あの発言は」と抗議
東京MXテレビで月曜~金曜まで放送されている『5時に夢中!』という番組の月曜日にマツコ・デラックスさんがレギュラー出演しており、スカッとする発言をよくされるので面白くて僕は番組の大ファンなのですが、13日(月)の『夕刊ベスト8』のコーナーで、石原都知事の同性愛者蔑視発言について自ら触れ、抗議のコメントが放映されました。
マツコさんが触れたのは、第7位として東京スポーツの「東京都青少年健全育成条例」関連記事が紹介された時。記事に石原都知事の発言が書かれていたわけではないのですが、マツコさん自らこの件に積極的に触れているのが印象的です。以下、マツコさんの発言内容。
マツコさんの発言の仕方で「さすがだな」と思ったのは、「狂ってますよ」と言ってるけれども、それは石原都知事に対して言っているわけではなく「あの発言」に対して言っているということ。「もちろん当事者の方がこういう抗議の仕方をするのはわかるんだけど、これ、アニメ、漫画だけで規制するのは意味がないというか、青少年に対して、私がそう思っているだけでなくてPTAなりなんなり世間一般的に『有害』とされてるものって、漫画とアニメだけではないじゃない。なんで漫画とアニメにわざわざ限定して?・・・ってなってくると、6月に通らなかった法案を通りやすいように変えて、たまたまその矛先が漫画とアニメっていうのに焦点が当たっているだけな気がするのよね。
これを規制するっていうのが、本当にこれを規制しなきゃいけないというね、PTAの人たちの訴えはわかるよ。でも、そうじゃ無い要因が働いている気がしてならないのよ。本当に青少年を守ろうとする気持ちを持った人じゃないところが乗っかっちゃってるから、こういう動きになってる気がするのね。だからそうなってくると・・・。
私ね、同じ土俵に立ちたくないんで言うつもりはなかったんですけれども。石原さんがこの間、まぁ・・・オカマって言うかゲイって言ったのかな?。その・・・遺伝子の異常だと。で、『足りない気がする』と。一週間位前にそういう発言をしたのよ。これ、言ってみりゃちょっともう、狂ってるよ、この発言は。
『テレビに出過ぎてる』とかね、私も含めてさ、そういう意見はあって然るべきだと私は思ってるの。みんながみんな、ゲイやオカマや女装と言われる人たちを見て、好意的に思う人だけでないのは、そんなのはもう最初からわかってるから、それについて石原さんが言ったことに関しては、私は別になんら問題は無いと思ってるのね。それはあくまでも個人の感想であるから。
ただ、個人の感想ではあるけれども、これだけの公人で、さらにあの発言をする人が今まで散々、アニメの問題や風俗の問題をこの人いろいろ、ガチャガチャ言ってきたけどさ。もう全て信憑性無くなるよね。あれはもうね、狂ってますよ、あの発言は。」
これを忘れてしまうと、それこそ石原都知事と「同じ土俵」に立つことになってしまうので、今後アクションを起こす際にも必ず気をつけなくてはいけないことではないかと思います。→FC2 同性愛 Blog Ranking

「ジャンジさんに聞く!パフォーマンスとHIV/AIDS」
女性のドラァグ・クイーンとして数々のパフォーマンスや映画等に出演し、新宿二丁目のcommunity center aktaでHIV/AIDSに関する活動をしているマダムボンジュール・ジャンジさんをゲストに迎え、Ronとakaboshiがパフォーマンスの秘密とHIV/AIDSの現状について直撃トーク!
■12月18日(土)13:30開場/14:00開始
パフスペースにて。
→詳細はこちら。
石原都知事の発言を受けて「なにか出来ないか」と思う人で集まりませんか?

「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている。」
「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ。」
「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする。」
この発言を、公職に就く人が複数のメディア関係者の前で、報道されることを承知の上で自覚的に繰り返したということ。しかも東京都も啓発事業を行っている「人権週間」の真っ只中に行われれたということは、抗議に値する出来事ではないかと思っています。なぜなら「同性愛者」は今年、「東京都の人権施策」に含まれており、なおかつ「22年度啓発活動強調事項」として「性的指向に対する差別を無くそう」と明記され呼びかけられている最中の発言なのですから。
→この件に関する経緯はこちらをご参照ください。
もし、この件に関して「なにかしたい」と思っている人がいましたら、まずは集まって話してみませんか?まだ何が出来るのかはわからないですが、情報を共有し合ったりアイデアを出し合う中から、無理なく実際に効果がありそうな方法を探っていければと思っています。
急な開催なので平日の夜ではありますが、まずは以下のような日程で「集まってみる」ことから始めてみようかと思います。
当日は、上川あやさんが来てくださることが決まっています。今後たとえば都知事に謝罪を求めたり、発言を撤回するよう求めるなどのアクションを行うとした際に、どのような「実効的な方法」があるのか。上川さんを交えて集まった人たちと一緒に考えてみたいです。そして、出来ることから始めていきましょう。『石原都知事の発言を受けて「なにか出来ないか」と思う人で集まりませんか?』
12月13日(月)19時~21時
会場:パフスペース
http://www.pafspace.com/
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分。馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。ドコモショップ横の階段を上がり3階。
■地図はこちら。
http://www.pafspace.com/riyou/riyou-3.html
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)
■このイベントに関するお問い合わせがありましたら、以下のメールアドレスにお願いします。(akaboshi)
akaboshi07@gmail.com
(東京近郊のお住まいではない方、当日の参加が可能ではない方で「なにか出来るかもしれない」「こういうアイデアがある」という方は、上記メールアドレスに御意見等をお寄せください。)
なお東京都庁では、都知事に声を届ける方法として『都民の声』という投稿フォームを設けているわけですが、先日、人権週間のイベントに行った際に都の職員に聞いたところ、「返信の義務は無い」そうなので、もしかすると声が多数寄せられた案件であればあるほど、事務処理が追いつかないことを理由にスルーされる可能性も高いのではないかということに気が付きました。投稿は決して無駄ではないけれども、必ずしも実効的であるとは言えないわけです。
では、他にどのような方法があるのか?。そのための情報を共有し、出来ることを探ってみるための集まりです。→FC2 同性愛 Blog Ranking

「ジャンジさんに聞く!パフォーマンスとHIV/AIDS」
女性のドラァグ・クイーンとして数々のパフォーマンスや映画等に出演し、新宿二丁目のcommunity center aktaでHIV/AIDSに関する活動をしているマダムボンジュール・ジャンジさんをゲストに迎え、Ronとakaboshiがパフォーマンスの秘密とHIV/AIDSの現状について直撃トーク!
■12月18日(土)13:30開場/14:00開始
パフスペースにて。
→詳細はこちら。
akaboshiコラム049●石原都知事こそ「考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心」

まず初めは毎日新聞12月4日の都内版。PTA団体などが東京都青少年健全育成条例の成立を求める要望書を、都に提出した際に以下のような発言が載りました。
この発言がネット上で大騒ぎになり、毎日新聞にも問い合わせが寄せられたようです。そして真野森作記者は「発言の真意」を問いに石原都知事のもとに取材に行ったようで、その際に次のような発言が重ねられ、12月8日の朝刊(東京版)に掲載されました。「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」
この記事ではさらに、米サンフランシスコでのセクシュアル・マイノリティのバレードを見たときの印象も紹介されています。「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」
「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」

しかも東京都人権週間のホームページを見ますと、今年の「22年度啓発活動強調事項」の一つとして「性的指向を理由とする差別をなくそう」が入っています。
さらに、その下の方に明記されている「東京都の人権施策」の項目にも「同性愛者」が入っています。都知事であれば当然、内容を把握していて然るべきことではないでしょうか?。
今回の発言は都知事という公務に就きながら新聞記者に対して堂々と発言していること自体、たいへんな問題であり謝罪と撤回を求めるに然るべき内容であると思います。また、都の関連事業である「東京都人権週間」の内容を把握していないわけですから、都知事としての職務をきちんと果たしていないのではないかという意味でも、なんらかの指導や処分があって然るべきものではないでしょうか。
そうでなければ東京都人権週間は完全なる「お役所仕事」。こんなに内実が伴わない事業に貴重な税金が投入されているだなんて到底、納得できることではありません。

都議会に提出されている条例は、さまざまに拡大解釈できる形での表現規制が可能になる危惧があり、反対運動が盛り上がっています。そのタイミングで、あえて「同性愛者蔑視発言」を意識的・自覚的に繰り返す石原都知事の真意はなんなのか?石原慎太郎都知事は三日、改正案に関連し「テレビにも同性愛者が平気で出てる。日本は野放図になり過ぎている」と述べた。改正案の真の狙いも、こうした発言の延長線上にありそうだ。
この件に関して、「経済学101」というブログに注目すべき分析が載っていました。
→都知事の反同性愛発言
この分析、かなり鋭いところを突いているようにも感じられますが、同性愛が都条例の改正に関係ないかと言うと、そうではありません。BLや少年愛描写等、「同性愛表現」についても規制が強化される恐れがあるわけですから。しかし、政治的に巧妙だという指摘は当たっている面もあるような気がします。
つまり、この分析が当たっているとするならば同性愛者蔑視発言について騒ぐ分だけ「都知事の思惑通り」になってしまうというわけですが・・・そこまで石原都知事が「策士」なのかどうかは正直わかりませんけども。あなたはどう思われます?。
ともあれ、都条例の議論が沸騰しているドサクサだからといって決して許される発言ではありません。しばらく動向に目を光らせ声を上げて行く必要性を感じています。→FC2 同性愛 Blog Ranking
■石原都知事の発言に対して、こういう声の届け方があるみたいです。
★「都民の声総合窓口」に意見を送る
→郵送 〒163-8001 東京都庁「都民の声総合窓口」
→ファクシミリ 03-5388-1233
→インターネット「都民の声総合窓口」 から入力してください。

→03-5388-2588
・・・すでに昼過ぎに電話したのですが、問い合わせは僕で2件目とのこと。「都知事のことをこちらに電話されても困る。『都民の声』に寄せてください」と言われましたが、「人権週間の真っ最中に最高責任者があのような発言をしたというのに、そちらでは何もしないのですか?」と尋ねたところ、「『都民の声』に多数の声が寄せられた場合、上と相談して何らかのことを行うかもしれない」と、電話口の人が対応してくれました。
★人権週間を担当している「法務省法務局」に電話をする。
→03-5213-1372
・・・友人が電話したとのことですが、「石原発言が差別発言と認識されれば、直接石原氏に対して指導がいく」との回答を得ているようです。国の省庁つまり「上」から指導を促す一つの方法になるようです。
★知り合いにメディア関係者やライターがいる人は知らせ、既に活字化している毎日新聞と東京新聞には追加報道を、それ以外のマスメディアにも報じたり取材をするよう促すという方法もあります。東京都の人権週間中の発言ということもあり大きく報じられて然るべき問題であり、そのように働きかければ「ニュース性がある」と判断され、報じられる可能性は高いでしょう。

セクシュアルマイノリティである主人公の日常を、その姉が丁寧に撮影しながら制作された日本のドキュメンタリー映画の上映と、監督の中川あゆみさん、主人公のリョウさんをお迎えしてトークを開催。
■12月11日(土)開場18:30/開映19:00
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「ジャンジさんに聞く!パフォーマンスとHIV/AIDS」
女性のドラァグ・クイーンとして数々のパフォーマンスや映画等に出演し、新宿二丁目のcommunity center aktaでHIV/AIDSに関する活動をしているマダムボンジュール・ジャンジさんをゲストに迎え、Ronとakaboshiがパフォーマンスの秘密とHIV/AIDSの現状について直撃トーク!
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