セクマイ系★紙媒体掲載チェック053●朝日新聞「声」欄に『同性愛者を奇異に見ないで』というタイトルの投書掲載
10月2日(土)付朝日新聞「声」欄に、以下のような投書が掲載されていました。大学生による「性的多数者」の立場からの投稿です。
その他にも毎回、主にトランスジェンダーの方々と、その周囲にいる人たち(「性的多数者」の方々含む)との絆を描いた読み応えのある記事が載っていました。これは図書館でバックナンバーを辿ってでも読み返す価値アリですよ。→FC2 同性愛 Blog Ranking
投書の冒頭に触れられている「ニッポン人脈記 男と女の間には」とは、朝日新聞が9月30日まで夕刊で13回にわたって連載していたコラムのタイトルです。最終日の回には、10月17日(日)14時開催のディスカッション「ジェンダー・セクシュアリティの媒介」でメディア論を語ってくださることになっている女装家の三橋順子さんも、カラーの写真入りで登場していました。『同性愛者を奇異に見ないで』
大学生 小林萌子(京都市下京区 23)
性同一性障害を取り上げた「にっぽん人脈記 男と女の間には」を興味深く読んだ。私は6月までイギリスでもゲイが多い街として知られるマンチェスターに留学していた。そこでは、同性カップルが手をつないだりキスしたりする光景を日常的に目にしていた。
日本人の友人の一人もゲイだった。ある日彼に「セクシュアルマイノリティー(性的少数者)に対する日本社会についてどう思う」と聞いた。彼は「セクシュアリティーの苦しみに焦点が置かれがちだと思う。もちろんそれはそれで知ってもらうことも必要だけど、性的少数者も学校に行ったり、友達と笑ったり、恋愛したりして、性的多数者と変わらないことをしている。性的少数者である前に、人間であるという一面を伝えてほしいな」と話していた。
通常とは異なること、つまり「異」を「奇」とみる視線が減らない限り問題は解決しない。「異」が日常となった時、日本社会はずっと変わるのではないだろうか。
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