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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2010-08
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東京プライドパレード38●【フィナーレ】福島みずほさんのメッセージ

【フィナーレ】福島みずほさんのメッセージ

 
第7回東京プライドパレード2010 PLAYLIST

 第7回東京プライドパレード2010。フィナーレのステージでは、現役国会議員として2007年に引き続きパレードを歩いた福島みずほさん(社民党党首)からのメッセージがありました。

パレード参加の動画はこちら。



 今回はレインボーフラッグを持ってのスピーチ。



 なお、実行委員会では各政党にメッセージ依頼を出したとのことです。今年、会場でメッセージを述べた政治家は福島みずほさんと上川あやさん(世田谷区議会議員)の2名でした。FC2 同性愛 Blog Ranking


福島みずほさんのセクマイ関連イベント出演歴

YOUTH TALK ABOUT JAPAN『これからのパートナーシップ』PLAYLIST(2006年)
第7回東京プライドパレード行進後スピーチ(2007年)
Youth Talk About Japan『性的マイノリティと教育』PLAYLIST(2008年)
『セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間』PLAYLIST(2010年)

韓流シネマフェスティバルで『パパは女の人が好き』日本初上映●MtFトランスジェンダーを描いた作品

 東京と大阪で8月21日から始まった韓流シネマフェスティバルで、MtFトランスジェンダーが主人公の映画『パパは女の人が好き』が上映されます。

 社会的には「美人フォトグラファー」で通っている女性が、「パパを探している」という息子が尋ねてきたことで、実は29歳まで男性であったという過去に向き合うことになるドラマが、全体的には明るいトーンで描かれたコメディ風味な映画のようです。

 韓国では2010年1月に公開された作品。今回、東京ではシネマート新宿、大阪ではシネマート心斎橋で上映されます。

韓流シネマフェスティバル
『パパは女の人が好き』紹介サイト

 また、同映画祭では2008年の第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されたゲイ映画『後悔なんてしない』の上映もあります。FC2 同性愛 Blog Ranking


東京プライドパレード37●【フィナーレ】福島光生さんのメッセージ・春日亮二さんのこと

【フィナーレ開幕/福島光生さん挨拶】

 
第7回東京プライドパレード2010 PLAYLIST

 第7回東京プライドパレード2010。街頭でのパレードが終了した後はステージでファイナルイベントが開催されました。



 ドラァグ・クイーンのブルボンヌさんは2007年に引き続いての司会。まずは、今年のパレードにフロート参加登録をして歩いた合計人数(当日の速報発表数)を発表しました。



 新宿二丁目振興会会長の福島光生さんは、2001年の東京レズビアン&ゲイパレード(当時の名称)実行委員長。その当時にパレードの場で音楽イベントを主催するなどして活躍し、2007年に亡くなった春日亮二さんについて語り、さまざまな人たちの「思いのリレー」が今日のパレードにつながっているということを伝えていました。

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セクマイ系★紙媒体掲載チェック050●「人の死に“同性愛者”はふさわしくないのか?日本にはタブーが多すぎる」●今野雄二さんの訃報コメント変更で大橋巨泉さん注目発言

 ゲイカルチャーに造詣が深い映画評論家として知られ、様々なメディアで活躍された今野雄二さん。残念ながら8月2日に66歳でお亡くなりになってしまったわけですが、注目すべきコラムが掲載されました。

 週刊現代の9月4日号に、大橋巨泉さんの『今週の遺言』という連載コラムがあるのですが、今野さんの訃報に際してフジテレビ『スーパーニュース』からコメントを求められた巨泉さんと、フジテレビ側のやりとりが暴露されているのです。

 巨泉さんは、'60年代~'80年代にかけて日本テレビ系深夜の人気番組『11PM』の司会をしていたわけですが、今野さんは月曜日によく出演していたとのこと。そうした縁でコメントのオファーがあったわけなのですが、巨泉さんの現在の居住地であるカナダからすぐに、以下のコメントをFAXで寄せたとのこと。

 「彼の同性愛者らしい細やかなセンスを買っていただけに残念」

 コメントを送った後そのまま就寝し、翌朝目覚めた時に東京の(巨泉さんの)事務所の弟さんから、以下のようなメールが入っていたそうです。

 「もうお休みになっていると思うのでメールで失礼します。フジテレビから電話があり、“文章の中の『同性愛者』という表現が、死んだ人に対する表現としては使えないので、それを取って『彼らしい細やかなセンスを・・・』とさせていただきたいのですが”という事です。私は、兄は同性愛者に偏見を持っていないのでそう書いていて、同性愛者特有の細やかさを表現したいので困ります、と言いました。すると、“上司と相談したところ、矢張りある程度同業者の中では知られていても一般的な事ではなく、人が亡くなった時という特殊な時期なので、今回はその表現を控えさせて頂きたい”と言って来ました。既にお休みであれば仕方がないですが、もし『それなら全部載せるな!』と言うことでしたら、メール下さい」

 それに対する巨泉さんの返事。

 「もう寝た後の話でどうしようもありませんでしたね。こちらは一向にかまいません。ただこのことは週刊現代に書くつもりです」

 というわけで、こうして連載コラムで暴露されたということですね。

 今野さんの訃報に接したとき、たとえば僕のように直接交流を持ったことのない者でもぶっちゃけ「あ。著名なゲイの人が亡くなってしまった!!」とショックを受けましたし、「66歳一人暮らしでの自殺かぁ・・・。晩年どのような暮らしをしていたのか・・・」と、ものすごく気になりました。

 しかし当時、僕はこのブログではその(個人的な)思いを「書かない」ということを選択してしまいました。なぜなら彼は、いわゆる欧米のアクティビズム的な発想・思想で言うところの「カミングアウト」を、自ら社会に対してしていたのかどうかが定かではないからです。もし、それをしていなかったとしたら「アウティング」に近いことになってしまうのではないか?。当事者的な感覚では、そこは非常にナーバスなところであり、「触れないでおいた方が得策」と思ったことは事実。

 でも巨泉さんは違いました。どうやら今野さんから直接巨泉さんの方に同性愛者であるという「カミングアウト」があったわけではないようなのですが、以下のように「巨泉さんの思う生前の今野さん」について書いています。

 「今野君は'70年代後半から'80年代に、主として月曜の11PMによく出てもらった。映画の話にとどまらず、音楽やファッション、風俗など、広い範囲にわたってリベラルで、しなやかな意見をもっていて、ボクは評価していた。ボクは後述のように、藤村有弘を通じてゲイとの交遊があり、その男がゲイかどうかすぐ解る。今野君もそうだと解った。われわれは彼を「脱オトコ」と呼んでいたが(ボクは番組中も何度もそう呼んだ)、そこには敬意も入っていたのである。彼が作詞してヒットした舘ひろしの『泣かないで』を歌えば、ボクのいう“センス”が解る筈だ。合掌。」

●YouTubeより~舘ひろし - 泣かないで
 

●YouTubeより~石井明美「CHA-CHA-CHA」(訳詩)
 
Amazonで見つけた今野雄二さんの主な著作(ゲイ関連)
『ウェディングバンケット』
『グラム!―真実のベルベット・ゴールドマイン』

 上記の文中に出てくる藤村有弘氏(通称パンサ)はNHK『ひょっこりひょうたん島』のドン・ガバチョの声で有名なコメディアンで、巨泉さんによると「彼は自分がゲイである事を隠さなかったし、ボクは全く偏見がないので、本当に楽しい交遊が続いた」とのこと。藤村氏は1982年に48歳で亡くなってしまうわけですが、真っ先に葬儀に駆けつけ、以下のようなスピーチをしたそうです。

 「パンサは彼がゲイである事を隠さなかった。しかし日本にはまだ同性愛者に対する強い偏見がある。だからボクは今夜、藤村有弘を立派な同性愛者として送ってやりたい」

 会場にはゲイの人も多く参列し、「よく言ってくれた」との声も上がったそうなのですがマスコミは黙殺。翌日の夕刊紙に取り上げられただけだったそうです。こうした悔しい経験が今回の今野さんの件の「暴露」にも繋がっているのでしょう。

 三島由紀夫にしてもそうですが、近しい周囲だけでなく世間的に「そうなんだろう」と大多数の人が思っていつつも、公的な場では同性愛者だったことがタブー視されるという例は数多いわけですが、このまま今野雄二さんもその一人に加えられることになりそうなところを巨泉さんが、このコラムによって打ち破ってくれた。すなわち「語りやすく」してくれた。風通しをよくしてくれた。そのことに感謝の意を表したいと思います。

 週刊現代9月4日号のP102~103に掲載されている、かなり長文のコラムでこれ以外にもたくさんの、「同性愛者に対する日本社会のタブー意識」に対する異議が唱えられており、当事者的感覚で読んでいてすごく勇気付けられる内容でした。ぜひご一読を!FC2 同性愛 Blog Ranking


東京プライドパレード36●ゴール地点ではBrass MIX!が「おかえりなさい演奏」で今年も温かくお出迎え

【ゴール地点】Brass MIX!演奏

 
第7回東京プライドパレード2010 PLAYLIST

 代々木公園前広場に帰ってきた第7回東京プライドパレード2010参加者は、Brass MIX!による「おかえりなさい演奏」とパフォーマンスで迎え入れられます。2005年の東京レズビアン&ゲイパレード(当時の名称)より始まったというBrass MIX!のパレード参加。いまやすっかり恒例となり、3年ぶりの開催となった今年も変わらない光景に、「あぁ、パレードが復活したんだなぁ」という実感が、さらに深く湧きました。



 指揮はおなじみのトヴィさん。Brass MIX!は今年、『矢島美容室メドレー』→『We are the world』→『コンガ、コパカバーナ、ブラジルメドレー』→『Butterfly』の順で演奏していたのだとか。映像の最後に収録されているアップテンポの曲は『PROUD MARY』。



 カラフルなフラッグによるパフォーマンスもすっかりパレードの「華」の一つ。



 中学・高校とブラスバンドでパーカッション(打楽器パートのことです)をやってたので、これだけの長時間休みなく叩きっぱなしでいることがどういうことなのか想像できます。・・・スゴイです!(僕の体力では無理。苦笑)



 Ronさんもおつかれさま~。合間にピースをくれました(笑)。指揮者のトヴィさんは昨年末、Ronさんと3人でのトークイベントでBrass MIX!創立の経緯とか、続けている気持ちとかを語ってくださってますよ。今後もこの、あたたかい生演奏の光景が見られると嬉しいです。

『トヴィさんに聞く!~Brass MIX!とゲイライフ』全映像が観られるPLAYER
 
★再生中にカーソルを画面上に持って行くと小画面が出てきて、全ての映像を選択して視聴することが出来ます。
Ronとakaboshiの直撃トーク002『トヴィさんに聞く!~Brass MIX!とゲイライフ』PLAYLIST

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