東京国際レズビアン&ゲイ映画祭30●青山スパイラルホールでの上映が始まりました。

いよいよ青山スパイラルホールでの上映がスタートした第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。ボランティアスタッフの方々のセッティング作業により、スパイラルホールはすっかりいつもの映画祭会場に生まれ変わっており、会場の外のレインボーフラッグも、会場内のレインボーのライトも、いつもどおりに迎え入れてくれました。
あのレインボーの光景は、ゲイである自分と向き合いはじめた当初、すごく温かく感じられた「心の原風景」とも言えるものなので、いつもすごくホッとする気持ちを味わいます。
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さて初日(7/9)は20時から『ハリウッド・ジュテーム』の上映があったのですが、上映前には、ある方の追悼映像が明るくスタイリッシュな音楽と映像で流されました。その方とは、アートディレクターの川久保昭弘さん。左に紹介させていただいた第8回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭フライヤーの印象的なデザインをはじめ、コミュニティのイベントの数多くのフライヤーデザインを担当された方なのだそうです。4月にお亡くなりになったとのことです。→追悼ブログ
上映前に代表の宮沢さんらが登場して挨拶した時にそのことが語られたわけですが、今年で19回を数える映画祭は、そうした数多くのボランティアの人たちの思いの集積が引き継がれることによって、こうして続いてきているのだという歴史の厚みを感じるひとときでした。
映画祭は7月19日(月)まで。今年もボランティアスタッフの皆さんの奔走のおかげで、普段なかなか観ることのできない貴重な映画が一同に集結します。僕は例年のごとく、友人とワイワイ語り合いながらの日々になりそうです。今年はこれらの映画からどんな発見をし、何を感じ、どんな風に自分が変化していくのか。楽しみです。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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