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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2010-06
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やっぱ愛ダホ!93●上川あやさんとBreak the Barrier!!トーク01●「障害」と「障碍」/「当事者」をとりまく人の思い



 千葉街頭アクションの報告に続きまして、上川あやさん(世田谷区議会議員/トランスジェンダー)、石坂わたるさん(東京メトロポリタンゲイフォーラム)、遠藤まめたさん(「やっぱ愛ダホ!2010」呼びかけ人)の3者と『Break the Barrier!!」をテーマにトークを行いました。

 まずは、今年インターネットで募集して「やっぱ愛ダホ!」に寄せられたメッセージのうち、印象に残ったメッセージを一つ、それぞれ挙げた上で自己紹介をしていただきました。

01●「障害」と「障碍」
 

02●「当事者」をとりまく人の思い
 
「やっぱ愛ダホ!2010」新宿アクション PLAYLIST
「やっぱ愛ダホ!Idaho-net」

上川あやさんの印象に残ったメッセージ(抜粋)街頭での朗読場面はこちら。

★ゆりこ(神奈川県/対人援助職)
 愛する女性のパートナーができて、もう6年一緒に暮らしている。そして友達も、仕事の仲間も、家族もうちに遊びに来てくれる。

 今のこの状態を、10代、20代のころには想像できなかった。できたらいいな、とは思っても、無理だと思っていた。あるいはすごくがんばらないと、できないことだと思っていた。私も、そういう思いは「気持ち悪い」って言われちゃうんじゃない?と、恐れていた。

 でも、この社会のなかで自分がつくりあげてしまったバリアを少しづつ、友達の助けを借りて、乗り越えていくうちに、いつのまにか、地平がひらけていた。好きな人と手をつなげていた。その旅路のうちには、ふるえることも、固まってしまうことも、涙もいっぱいあったけど、その涙もみんな、今となってはいとおしい。

石坂わたるさんの印象に残ったメッセージ街頭での朗読場面はこちら。

★愛浬(青森/たまご社会人)
 今はまだ、バリアがないと生きていけません。
 会社や世間の中でバリアを解くことは、自殺行為なんです。
 私は、私が生きやすくするために、きっとこれから先もバリアをはり続けるでしょう。

遠藤まめたさんの印象に残ったメッセージ街頭での朗読場面はこちら。

★ユキヒロの姉(京都府/専門職)
 ユキヒロは私のきょうだい。
 ずっと「妹」だと思っていたけれど、本当は「弟」だった。
 身近にありながら、ずっとその存在を知らなかったバリア。
 ユキヒロがそのバリアを破ってくれたおかげで、私は色んなことを知ることができた。
 ユキヒロと同じような人がたくさんいることも、ユキヒロとも違うgenderやsexualityの人がたくさんいることも。
 みんな、そうやって知ることから始めて欲しい。

 私も昔は無知ゆえの罪をたくさん犯してきた。
 ユキヒロのことを、何度もからかっていた。
 でも、ユキヒロはそれを一切とがめることなく、私を「理解者」と呼んでくれた。
 だから私は思う。
 みんな、知ることから始めて欲しい。
 偏見という歪んだレンズを取り外して、ありのままの私たちの姿を見て欲しい。

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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭27●上映作品発表&チケット発売開始。僕の注目は、MtFトランスジェンダーが主人公の『悔やむ人たち』

 青山と新宿の夏の風物詩としてすっかり定着し、今年で19回目の開催になる「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」。いよいよ上映作品がホームページで発表され、チケットが発売されました。

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010

 今年も2カ所で開催されるとのことで、新宿バルト9では7月9日(金)~11日(日)、青山のスパイラルホールでは15日(木)~19日(祝)の合計8日間で、全15プログラムが上映されます。

 海外や国内からトークゲストもたくさん来場するようですよ。初日はオープニング・ナイトと題して『大変!息子がゲイなんて!』『シングルマン』の両作品でトークがありますし、スパイラルホールでも(数えたところ)8回もトークの予定が書き込まれてます。これは楽しみ!

 プログラムを見て僕が第一印象で惹かれたのは、スウェーデン映画『悔やむ人たち』。MTFトランスジェンダーの2人が向かい合って互いの半生を語り始めるらしいのですが「意外にも後悔の念ばかり」というところが、ものすご~く気になる~。そこに作品としての「ひねり」がありそう(笑)。

 実は僕、一昨年、昨年と全作品を制覇している「レズビアン&ゲイ映画祭フリーク」でして(爆)、今年もなんとか都合をやりくりして出来るだけ多くの作品を見て刺激をたっぷり受けようと思ってます。

 普段「性的少数者」(マイノリティ)と言い表されることが多いわけですし、「やっぱ少数者だよなぁ」と感じることの多い日常を過ごしているわけですが、映画祭のロビーや会場内では「マイノリティ性」から解放されて、おもいっきり深いところから呼吸が出来るような気がするんですね。

 毎年この映画祭のお客さんとしてはセクシュアリティやジェンダーを問わず様々な人々が来場しているわけですが、「性の多様性はあたりまえのこと」という前提が、ちゃんと共有されている空間なんです。それだけでもすごく元気をもらえます。

 僕にとっては欠かせない年中行事。今年もパワー充填させてもらいます!FC2 同性愛 Blog Ranking

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