やっぱ愛ダホ!87●あの人が本来の姿を手に入れるまで、私だけはあの人を裏切らない。

『Break the Barrier!!』メッセージの読み上げが続きます。
12●あの人が本来の姿を手に入れるまで、私だけは
■「やっぱ愛ダホ!2010」新宿アクション PLAYLIST
■「やっぱ愛ダホ!Idaho-net」
★まみ(神奈川県/介護職)
私の初恋相手は今は親友の女の子。そして今、私が好きになった人はGIDだ。
初めて会った時は普通に男の人かと思ったけれど後で意識して男の人に見えるよう頑張っている事を知った。
今でも身体は女のままで、でも心は男の人なあの人が凄い好き。
でもそれを親に言ったら、白い目で見られた。友達にも望みが薄いと言われた。
だけど出会ったその日からずっと好きなんだ。もう何年片思いしてるか分かんないくらい。
だから誓った。私自身の心に。私とあの人に。
あの人が本来の姿を手に入れるまで、私だけはあの人を裏切らない。
あの人が本来の籍を手に入れるまで、私だけはあの人を支えている。
たとえ、私とあの人が関係が友人同士でも良いから
どうか誰か、あの人に本来の姿と籍を与えて下さい。
★かずま@ガチョ(事務員)
僕はずっとゲイである自分を認められなくて、デブな自分を醜いって思って生きてきました。
ゲイの世界を知っても、「好き」って言葉を何度も信じられなくなるような経験もしたし、この世界に真実の愛ってないんだって自暴自棄になっていた日々も長かったです。
でもここ2年ぐらいかな・・・。
僕を本当に大事に思ってくれる人たちが、ゲイの友達、女の子の友達、職場の人たち、心理学を通じて知り合った人たち、それぞれの世界で沢山いるんだって事を気づきました。
僕の笑顔を大好きでいてくれる人たち、自信がない自分の事を「むしろそれが好きだよ^^」って笑顔で言ってくれた彼氏、つまづいてばっかりの自分を「すごく好きだよ」って言ってくれた人たち・・・。
今は自分の未来をちゃんと信じられるし、周りの人たちに心のバリアを昔ほど張らなくなりました。
それは・・・きっと自分からほんのちょっと・・・本当にちょこっとだけの一歩と誰かとつながりたい、本当の自分を見てほしいって言う勇気をもてたからだと思います。
だから僕はもっといろんな人とつながりたいです。
ゲイである自分、デブな自分を今はすごく受け入れられたし、その分色んな人を受け入れていけると思うから。
自分の心のバリアをほんのちょっとだけ・・・壊してみませんか?
そして、そのバリアを壊しやすくできるように、僕とつながって欲しいです。
自分も世界もきっとほんのちょっとの一歩で変えて行けるからね^^

『Break the Barrier!!トークwith上川あやさん』
6月19日(土)19時パフスペースで開催。
今年の「やっぱ愛ダホ!」アクションを振り返り、世田谷区議会議員でトランスジェンダー当事者でもある上川あやさんと『Break the Barrier!!』をテーマにトーク。地域でアクションを開催した主催者(一部)のビデオコメントも上映。詳細はこちらをご覧ください。→FC2 同性愛 Blog Ranking
「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」10●記念シンポジウム06●一青窈さんメッセージ、福島みずほさんから今後への提案

福島みずほさん、針間克己さん、宮田興さん、野宮亜紀さん、東田真樹さんのそれぞれの発表が終わり、会場からの質問アンケートを回収した後はディスカッションが行われました。まずは、歌手の一青窈さんから寄せられたというメッセージを砂川秀樹さんが朗読。そして、福島瑞穂さんから今後への提案です。
シンポジウム12●一青窈さんメッセージ、福島みずほさんから今後への提案
■「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」PLAYLIST
関連記事
■一青窈さんの新曲「受け入れて」は、友人の性同一性障害カミングアウトから生まれた曲(2008-01-25)
性同一性障害に関する施策に比べ、性的指向が異性に向かない人に関する法律の整備がなかなか進んでいない日本において、「法律上、居ることにする」ためにどうすればいいのか。福島さん自らも今後も取り組み続けることを公言してくださいましたし、具体的に提案もしてくださいました。社民党だけではなく各政党のマニフェストに書き入れてもらうことの必要性についても言及してくださっていますね。
個人的には、福島さんが「もっと正しい知識を~」と言おうとした2回目のところで、「正しくって言うのはちょっとあれですけども」と発言を訂正したところが印象に残りました。さすがはベテラン政治家。言葉の力の怖さを自覚しながら、同時に信じてもいる人ですね。→FC2 同性愛 Blog Ranking