パフ★シネマ031●子どもを預かる。

前回の上映の時もそうだったのですが、こうして貴重なテープをお借りする時には、まるで作家が育てた「お子さん」を預かるような心境になり、気持ちが引き締まります。たった40分の映像を生み出すのに、どれだけ足を使ってどれだけ現実と格闘し、どれだけ見返して悩んだのか。その時間の堆積や「思い」の集積を、こうしてお預かりするわけです。
10年前の山上さんが、イトー・ターリさんにカメラを向けて記録する日々の中で何を得ようとしていたのか。そこに「わかりやすい答え」なんてものは決して出るものではないけれど、今でも山上さんが自身のテーマを見失わずに表現し続けているという足跡そのものが、一つの応えなのでしょう。
9日(土)のパフ★シネマの上映の後、パフスペースでは新年会が開かれるのですが、山上さんはいらしてくださるそうです。再び『ディア ターリ』を観ることで、今度は何を思い、何を山上さんやターリさんと語りたくなるのか。今から楽しみです。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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パフナイト154●二人で生きる/生きてきた技術 ~同性とのパートナーシップという選択06●植物を育てるように

タックさんのパートナーシップに関するトークも佳境に入り、質疑応答へと突入します。会場とのやりとりの中で、印象的な言葉がたくさん出てきますよ~。さぁ、メモの御用意をっ!(笑)
10●愛って言葉を使わないで書こう
11●だったら自分のことを書く
12●植物を育てるように
■パフナイト「二人で生きる/生きてきた技術」PLAYLIST
■トゥマンという関係

そうなんですよ、安定するまでが大変なんですよね~。ウチも同居し始めの頃は衝突ばかりで、修羅場を数え切れないほど体験しました。(原因の9割は僕が作っていたような気がしますけども。爆)
でも衝突を経験すればするほど、次第に互いの沸点(それ以上刺激してはいけない部分)がわかってきますし、距離の取り方もわかってきます。理屈じゃないんですよね~身体感覚というか。これってもしかして、言語化したら何かが壊れてしまうんじゃないかと思うほどに微妙で繊細なものなんじゃないかと、よく思います。
だからこの本に、その部分を「言語化」したタックさんの行為が「偉業」に思えるんです。ホント、なかなか出来ることではないと思います。そして、なかなか読めるもんでもないと思いますよ。

→『心と体のオモロイ関係~MtFレズビアン綾さんの人生“トラ”の巻!』
・・・大阪からMtFレズビアンの綾さんがやってくる!迎え撃つはパフナイトの若手トランス遠藤まめたとSIGERU君。どんなトランストークが繰り広げられるのか乞う御期待!
★その翌日には、どっかで見たことある人達によるアダルティーな便乗企画もあるよ~。→FC2 同性愛 Blog Ranking