ウィークリーYouTube回転ベストテン★9月5日(土)~9月11日(金)●ノンケの風俗用語、僕も全然知りません。
→1.同性愛とテレビジョン●NHK放送中止事件の真相(698)
↑2.パフナイト★知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」03●ゲイのSEXはいつも挿入するの?(573)
→3.パフナイト★知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」01●レズビアンのSEXはエンドレス?(451)
↑4.パフナイト★知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」02●マルチ・オーガニズム???(412)
↓5.GOGOBOYショー~K-Ci&GUY●神戸LGBTIQプライドマーチL.T.mini04●(374)
↑6.パフナイト★ようこそ、まめたのパフタヌーン~最新学生事情07●ノンケの風俗用語がわからない!!オッパブとか潮吹きとか・・(343)
○7.韓国のゲイ映画「後悔なんてしない/No Regret」イ・ヨンフンさんTALK03●第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(300)
○8.パフナイト★知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」05●いろんな「萌え」、いろんなオナニー(267)
↑9.「障害者でなにが悪いねん!」という言葉と出会って~上野久美さんインタビュー01(233)
○10.日本初のレズビアン&ゲイパレード発祥の地を特捜!竜超の文化特捜学院(191)
■今週のピックアップ 6位
パフナイト★ようこそ、まめたのパフタヌーン~最新学生事情07●ノンケの風俗用語がわからない!!オッパブとか潮吹きとか・・
■初出ブログ記事(2008-01-18)
■パフナイト★「ようこそ、まめたのパフタヌーン~最新学生事情~」

当時20歳だった遠藤まめた君(パフナイトスタッフ)が司会に初起用され、10代・20代の若者世代の「セクマイ事情」を語ってみようという企画で、途中から客席に居た高校生が飛び入り参加するなど波乱含みの展開で大いに盛り上がりました。
トーク全体としては、インターネットとケータイの普及が、思春期に孤絶感にさいなまれがちなセクマイの若者に、どれだけ恩恵をもたらしているのかが浮かび上がっていたように思います。ネットもケータイも無かった時代に思春期を過ごした僕にとっては、まさに「隔世の感」といった感じで、ただただ圧倒された憶えがあります。(でも僕の場合、当時は自分をゲイだとは思っていなかったので特に困った記憶もないんですがね。爆)
■今週の大台突破 2000view
日本初のレズビアン&ゲイパレード発祥の地を特捜!竜超の文化特捜学院
■初出ブログ記事(2009-05-05)

その後、『バディ』本誌に3か月に1度収録される付録DVD「竜超の現代狂養講座・映像補習」の開始に繋がり、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映された「同性愛とテレビジョン」を作ったりする展開が生まれたので、あの大喧嘩は無駄ではなかったと今なら言えますが・・・当時は本当に辛かった・・・(爆)。
■今週の大台突破 1000view
既婚者ゲイに聞く!同性婚するっ てどんな感じ?07●紙きれの問 題!?
■初出ブログ記事(2008-12-15)
■既婚者ゲイに聞く!同性婚するってどんな感じ?PLAYLIST
このシリーズ、『知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」』ほど派手ではないにせよ、ジワジワと着実に見られ続けているようで「大台突破コーナー」ではすっかりレギュラー(笑)。同じ税金を払っているにも関わらず、同性同士のパートナーであるというだけで、異性のパートナー関係だったら受けられる制度上の恩恵が「受けられない」という事実に対する関心が、ジワジワと高まってきているのを感じます。ただ、僕も、このイベントで具体的な話をいろいろと聴くまでは現実味を持って感じることが出来なかったことは事実。書物で理論を知識として知ることも大事かもしれませんが、実際に生活の問題として直面した人の「話を聴くこと」ってのも大事ですね。一気に問題がリアルに感じられるようになりました。
■今週の大台突破 1000view
性的マイノリティーの当事者が語る「生きづらさ」とは09●Rainbow Collegeは誰でも参加できます。
■初出ブログ記事(2007-12-01)
■性的マイノリティーの語る「生きづらさ」とは PLAYLIST
2007年11月20日、横浜国立大学で開催されたシンポジウム「性的マイノリティーの当事者が語る『生きづらさ』とは」において、大学生の遠藤まめた君と斉藤幸太君が、学生のインカレ・ネットワーク「レインボー・カレッジ」について説明している場面です。同シリーズでの1000view突破は16個目。
このシンポジウムは「セクマイ当事者の選挙立候補」が相次いだ2007年末に開催され、尾辻かな子さん、上川あやさんもパネリストとして参加。斉藤幸太君は、このシンポジウムの時に初めて会ったのですが、終了後に「YouTubeに載せてもいいですか?」と聴いたところ、返事は保留されました。しかしその後「やはりお願いします」と連絡をいただき、載せさせていただきました。彼はその後、パフナイト「ようこそ、まめたのパフタヌーン~最新学生事情」にも出演しています。
■今週の大台突破 1000view
パフナイト★ようこそ、まめたのパフタヌーン~最新学生事情15●ネットはセクマイを「フツー」にする?
■初出ブログ記事(2008-02-06)
■パフナイト★「ようこそ、まめたのパフタヌーン~最新学生事情~」
今週の6位としてもピックアップしたパフナイト「ようこそ、まめたのパフタヌーン」。会場の観客とのフリートークで、インターネット談義が盛り上がっている場面が1000viewを超えました。ところで、こちらの映像でも言及されているRainbow College。9月20日にイベントを開催するそうです。
→FC2 同性愛 Blog Ranking■■虹色キャンパスライフ2009■■
学校に安心して入れるトイレはある??LGBTに関連して困ったことがあったとき、相談できるカウンセラーはいる?こんな疑問にこたえる「学校名ごとのプロジェクト」。本格始動です!
来る2009年9月20日、Rainbow Collegeは、LGBTの学生生活について考えるイベントを行います!!。2007年に立ち上げたオンラインでのデータベース・プロジェクト「みんなのキャンパス~LGBTのための学生生活ガイド」を今秋大幅に改訂するのに伴い、変わってきたこと、見えてきたこと、これからの課題について、一緒に考えてみませんか??
※2007年立ち上げ時のイベント・レポートはこちらで読めます!
【第一部】
・今回の調査結果についての報告
・アンケート結果報告
(性別不問トイレの有無やカウンセラーの対応など)
・「みんなのキャンパス」活用事例
【第二部】
参加者みんなでディスカッション!
セクシュアリティやジェンダーを問わず、幅広いご参加を歓迎します。LGBTなど性的マイノリティの方(進学を考えている高校生ぜひいらっしゃい!)やそのご家族・ご友人、大学生・専門学校生、教育・学生相談に携わる方、ジェンダー・セクシュアリティや青少年の支援に関心のある方など、皆さまのお越しを心よりお待ちしております!
□日時・・・2009年9月20日(日)13:30~18:00
(開場13:00、17:00~18:00は、会場内での交流会を予定)
※18時以降は会場付近での交流会を企画しています。交流会のみでも、どうぞお気軽にご参加ください。なお交流会での飲食費は自己負担でお願いします。
□場所・・・早稲田大学戸山キャンパス30号館(学生会館)W506
※場所がわかりづらい方は、地下鉄東西線の早稲田駅2番出口に13時20分までにご集合ください。スタッフが会場までご案内します。
□参加費・・・無料(資料代として、カンパをいただけると幸いです)
□当日連絡先・・・ブログを参照して下さい。
□本イベントに関するお問い合わせ:「みんなのキャンパス」lgbt_research07☆yahoo.co.jp(送信する際は、☆マークを@マークに変えてください)
□その他に関するお問い合わせ:
セクシュアルマイノリティーズ・インカレ・ネットワーク「Rainbow College」(レインボーカレッジ)
E-mail:rainbowcollege2006☆hotmail.co.jp(送信する際は、☆マークを@マークに変えてください)
※Rainbow Collegeは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー/セクシュアル(LGBT)などの性的マイノリティの学生がよりよい学生生活をおくるにはどうしたらよいか、をともに考え行動するセクシュアルマイノリティーズ・インカレ・ネットワークです。
※このイベントに関して、メンバーの一人がブログに記事を書きました。
「このイベントって一体何が目的なんだ!」「ディスカッションって何話せばいいの?」…という方、目を通してみてください!→こちら。
ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界016●「MILK」で語る、これから10●悲壮感を払いつつ、下半身だけの問題ではないと言い続けよう

誰かさんが、リブ的な活動の場ではタブーかもしれない「カミングアウトって言葉が嫌い」という本音をぶちまけた前回に続き、しばらくその話題が続くわけですが、会場にいた遠藤まめた君が言ってくれたキーワードが、今から思えば最も的確に、僕が感じていることを言い表してくれていたなぁと思います。
★希望のバトン~「ミルク」で語る、これから PLAYLIST
★尾辻かな子さん日本外国特派員協会会見 PLAYLIST
★尾辻かな子さん民主党公認記者会見 PLAYLIST
★尾辻かな子さん街頭活動 PLAYLIST
★尾辻かな子さんの選挙戦 PLAYLIST

●ハーヴェイ・ミルク [コレクターズ・エディション] [DVD]
●MILK(上)-ゲイの「市長」と呼ばれた男
●MILK(下)-ゲイの「市長」と呼ばれた男
●MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯
ちょっとバカっぽくても、場の空気にそぐわなくても、僕は「本音を言い合うこと」を大事に関係をつないで行きたいと思います。それが、2007年の尾辻かな子さんの選挙戦に関わって、僕が「最も強く感じたこと」でした。
異論がぶつかり合うからこそ練られて行くものを大事にすべき。そういう機会や態度が、当時の僕や当時の周囲の人々との関係の中で、ものすごく足りなかったなぁというのが僕にとっての反省点です。その反省をバネにして、「当たり前」を疑ってみたり、「遠回り」かもしれない道を、あえて廻ってみたり。その面白さを、僕は今後もこのブログや映像表現によって追及し続けようと思っています。
同質なモノの中に異質なモノが入って行くことで活性化し、ブレークスルーが起こる。僕は、ミルクの起こしたムーブメントから、そのことを学びとりました。→FC2 同性愛 Blog Ranking
セクマイ系紙媒体★掲載チェック39●「装飾系男子」という新たなキーワードでユニセックス化を推奨する『VOGUE HOMMES JAPAN』

★『VOGUE HOMMES JAPAN (ヴォーグオムジャパン) 2009年 10月号 [雑誌]』
同誌では草食系男子ならぬ装飾系男子という新たなキーワードを提唱し、ユニセックス化してきている「男子」のセンスを肯定しながら、「男らしさ」という枠の中から自己を解き放って自由になろうよ!というメッセージを発しているようです。巻頭に掲載されているKazuhiro Saitoさんの次の文章に象徴されています。
この手のファッション誌ってのは、掲載されている情報のほとんどがアパレル系・宝飾系・化粧品系企業とのタイアップ。すなわち、「男性向けマーケット」をより活性化させたいという企業側のニーズが、こうして「男子のユニセックス化」を煽る雑誌の発行を後押ししているわけですが、この傾向はゲイにとっては大歓迎(笑)。だって「男」が「男らしさ」から自由になってくれると、世の中やわらかくなりますからね~。“装飾男子”ルネッサンス
デヴィット・ボウイが、地球に堕ちてきて以来、男たちは自由になりました。髪型も、化粧も、仕草も、男のあるべき姿というコードから、解放されました。田舎の少年だった私には、化粧をして地球に堕ちてきたデヴィット・ボウイは、衝撃でした。女もすなる化粧というものを男もしてみんとて、もちろん“キモイ”のが先だったのですが、新鮮でした。メンズ・ファッションも、ビューティーも、過剰なまでの美しさへの欲求。まさに“装飾男子”の誕生です。(中略)
世間では“草食男子”が話題です。のどかに草を食む羊のように生きる男の子たちです。女性に対してもまったく積極的なアプローチをせず、男の子同士で集っている種族。ちょっと前に言われたメトロ・セクシャルに近くもあります。女の子にモテたい、男たる者、口説かねばならないといったがんじがらめの男コードから、“草食男子”は逸脱しています。というか自由です。が、コードの呪縛を逃れていても、“装飾男子”と“草食男子”は、決定的に違います。過剰への欲望、生(性?)への執着こそ、“装飾男子”のレゾンデートルだからです。
また、セクマイ的にも注目すべき記事がたくさん載ってます。たとえば「新世代のセクシャル・アイコン」としてグラビアに登場しているレディ・ガガさんがバイセクシュアルとしての発言をしていたり、インタビュアーと、以下のようなやりとりをしていたりします。
他にも注目すべき記事が。超有名ファッションブランドMARC JACOBSのデザイナーであるマーク・ジェイコブスさんがインタビューで、男性のパートナーと仲睦まじく過ごしていることに触れており、つまりゲイ・カップルとしてのプライベートの様子が写真付きで、ごく自然な感じで紹介されていたりします。Q(インタビュアー):日本では、ファッションコンシャスで繊細で、セックスや恋愛に受動的な草食系男子が増え、社会現象となっています。このような草食系男子をどう思いますか?
A(レディ・ガガ):あら、すごいダイナミックなことじゃない?新しい世界観の登場ね。私自身ゲイが大好きだし、ストレートでも社会的・性的偏見から解放されている価値観を持っている男性が好きなの。日本の草食系男子たちは、ワイルドでマッチョな、いわゆる男男していなくても、自分なりに男を確立していると思うし。私からすれば彼らはとってもセクシーよ。
僕が、この雑誌から「新しいなぁ」と感じたのは、この雑誌を読んでると同性愛・両性愛・異性愛という区別が頭のどこかへ吹っ飛んでいき、ただ純粋に「男だってファッション楽しんでいいんじゃない?」という気分になれること。その部分でのコンセンサスさえ取れていれば、「いろんなセクシュアリティが共存しててもいいんじゃない?」という世界観が、ごく自然に達成されているような気がすることでしょうか。気負い無くいろんなものが溶け合って混ざり合ってるという感じが現代的。

そうした面にも配慮されて編集されつつ、ゲイ的なセンスも散りばめつつ・・・。そのへんのバランスの取り方が絶妙です。(ただ、この手のアート系写真も僕にとっては、充分に扇情的でしたけれどもね。爆)→FC2 同性愛 Blog Ranking
★『VOGUE HOMMES JAPAN (ヴォーグオムジャパン) 2009年 10月号 [雑誌]』