パフナイト137●10月のパフナイトは・・・「レズビアン・アクティビストから国際ジャーナリストへ ~オリビア・真弓・モスの選んだ道~」

★10月4日に、緊急でパフナイトを開催することになりました!
連休に映画祭に通っているうちに頻繁にお会いして、この話が進みました。 もうすぐイギリスにしばらく帰ってしまうそうで、その前にぜひ、これまでの経験を語ってもらいたい!というのが動機です。
これまで、いろんなイベントで顔を合わせることの多かったレズビアン・ジャーナリストのオリビアさんがゲストです。(以下、情報転載大歓迎)

日英ハーフのレズビアン・ジャーナリストとして東京で10年間暮らしながら、日本のLGBTコミュニティに対して伝えたいことがたくさんあるというオリビアさんをゲストに迎え、
イギリスと日本のLGBTをめぐる状況の違いについてとか、「エロス」がきっかけで出会うことの多いセクマイ当事者が、もっと幅広い分野で楽しく繋がり合うには?とか、
カッコ良くて賢いメディア戦略とは?とか、恋愛と活動(仕事)のバランスって難しいのかも~っ!!とか(笑)、アクティビストからジャーナリストへの道を歩む、オリビアさん独自の経験と視点から、たっぷりと語ってもらいます。
→FC2 同性愛 Blog Rankingパフナイト
「レズビアン・アクティビストから国際ジャーナリストへ
~オリビア・真弓・モスの選んだ道~」
10月4日(日)
13:30開場/14:00スタート
会費:1000円 ※予約は不要。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
http://www.pafspace.com/
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
■地図はこちら。
http://www.pafspace.com/riyou/riyou-3.html
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)
【トークゲスト】
●オリビア・真弓・モスさん
日本人とイギリス人のハーフのレズビアン・ジャーナリスト。
ケンブリッジ大学を卒業後、東京にて10年間、
LGBTコミュニティで様々な人々と交流し自身のビジネスを展開。
クィアの可視化の促進、アート・シーンにおける女性たちの
活躍の紹介に強い関心を持ち、世界各地の話題を提供する
国際的なメディアチームの形成に専念している。
編集長を務めるWebサイト『SHATTERJAPAN.com』
→http://www.jp.shatterjapan.com/
【聴き手】
●遠藤まめた
パフナイトスタッフ。「やっぱ愛ダホ!Idaho-net」や、
NHKのHPで連載中の「今月のアライさん」の企画発案。
●akaboshi
パフナイト&「パフ★シネマ」スタッフ。
ブログ「フツーに生きてるGAYの日常」管理人。
★パフスペースではセクシュアル・マイノリティ関連での使用には
レンタル料を初回半額、以降25%引きする
「LGBTユーザーサポート」を実施中。
今なら格安で利用できます。ぜひご活用下さい!
http://www.pafspace.com/LGBTusersupport.html
■レンタル使用料金表
http://www.pafspace.com/riyou/riyou-2.html
■空き状況カレンダー
http://www.pafspace.com/schedule.html
ヌード狂時代 / S指定

しかしある時、テレビ局社長の暴力から、キャスターの旦那の方が後頭部を打ち付けて意識不明になってしまい、スキャンダルを恐れた社長は、そっくりな俳優を見つけてきて代役させることにしたのですが・・・。キャスターとしての「代役」は務められても、「ゲイ」としての代役は務められるのか!?というところで終了。なんと(意識不明になった)キャスターの旦那は、テレビ局社長の息子と恋人同士だったという設定なので、いやがおうにも今後の展開が気になります。
今日の上映は「第一話のみ」しかやらない企画だったので続きが気になってしょうがないわけですが、lalaTVに入会しないと見れないらしいです。まあでも、こんな設定があっけらかんと放送されているコロンビアのテレビ事情が伺い知れたので楽しかったです。
そしてそのあと、タイトルに惹かれて何の気なしに見た『ヌード狂時代 / S指定』がすっごく良かった!。かつて、フェミニズムが台頭してきた時代と並行してスペインでは女性の裸が「S指定」の枠の中で映画表現において解禁され、「ポルノブーム」が起こったらしいのですが、その時代に「ポルノ映画のアイドル」として一世を風靡した3人組の女優の、それぞれの人生を描いた半生記。
貧しい時代を共有しながらも、次第にライバル心を抱き合った3人は、芸能界の大物をゲットして、のし上がるために争ったり。その戦線から離脱して、ドラッグに溺れてしまったり。大物の妻の座をゲットしても、ちっとも心は満たされなかったり。「うまく行く人生」という到達点には、なかなか辿り着くことができません。

スペイン社会の中で「女性」が置かれ続けてきた時代環境が浮かび上がると同時に、人が「生き抜く」ということの凄みと哀切と滑稽が、圧倒的な強度を伴って迫ってきました。そして、「ポルノ」という差別感情に曝されがちな職業で生きた彼女たちの「過去」を、本人たちがリスペクトする心情を描き出した場面がとにかく美しかった。
この映画、僕にとって、一生忘れられないくらいの名作の一本になりました。こうした映画祭でしか見ることが出来ないという現実が、本当にもったいないです。志のある配給会社の方、ぜひ買い取って劇場公開してください!→FC2 同性愛 Blog Ranking
今週のセクマイ的★テレビチェック012●驚異的!はるな愛さんの出演番組数

彼女の恋愛実体験をコミック化した『Love Power はるな愛の恋バナ』
→FC2 同性愛 Blog Ranking【はるな愛】
09/22(火) 後07:58→後08:54 踊る!さんま御殿!!(日本テレビ)
09/22(火) 後09:00→後11:03 魔女たちの22時 超ビックリした魔女ベスト30(日本テレビ)
09/23(水) 後01:53→後02:49 サカスさん(TBSテレビ)
09/23(水) 後07:00→後08:54 はねるのトびら SP(フジテレビ)
09/24(木) 前08:00→前10:25 スッキリ!!(日本テレビ)
09/24(木) 後12:00→後02:00 最終回直前!第1話~第4話一挙放送 連続ドラマW ママは昔パパだった(WOWOW)
09/24(木) 後07:58→後10:48 ダウンタウンDXDX 秋の3時間スペシャル(日本テレビ)
09/24(木) 深02:33→深03:03 音の素(日本テレビ)
09/25(金) 後07:00→後10:52 紳助!ホンネの殿堂総勢60人の芸能人が国民の本音にマジへコみするぞ4時間SP!(フジテレビ)
09/26(土) 後02:10→後03:10 ママは昔パパだった(WOWOW)
09/26(土) 後02:57→後03:55 スペシャルな午後(テレビ朝日)
09/26(土) 後10:00→後11:24 アンラッキー研究所(日本テレビ)
09/27(日) 後10:00→後11:00 ママは昔パパだった(WOWOW)
09/28(月) 深12:35→深01:35 ギモンスタジアム(仮)(フジテレビ)
【椿姫彩菜】
09/23(水) 後11:30→後11:55 青春リアル(NHK教育)
09/23(水) 深03:05→深03:30 青春リアル(NHK衛星第2)
09/26(土) 後10:35→後11:00 青春リアル(NHK教育)
09/27(日) 後07:00→後10:18 小中学校教科書クイズ 超ハイレベル問題200(日本テレビ)
【マツコ・デラックス】
09/21(月) 後05:00→後06:00 5時に夢中!(TOKYO MX、群馬テレビ)
09/28(月) 後05:00→後06:00 5時に夢中!(TOKYO MX、群馬テレビ)
【IKKO】
09/24(木) 後07:58→後10:48 ダウンタウンDXDX 秋の3時間スペシャル(日本テレビ)
【小椋ケンイチ】
09/26(土) 前08:30→前09:55 にじいろジーン(フジテレビ)
【KABA.ちゃん】
09/25(金) 後07:00→後10:52 紳助!ホンネの殿堂総勢60人の芸能人が国民の本音にマジへコみするぞ4時間SP!(フジテレビ)
09/27(日) 後12:00→後01:45 あっぱれ!!さんま新教授SP(仮)(フジテレビ)
17本

ほとんどは短編映画だけど、今日という日はおそらく、僕の生涯のうちで最も映画をたくさん見た日として記録されることでしょう(←何に?爆)
その中で一番印象に残ったのは、AQFFの「ドキュメンタリー・プログラム」で上映されたタイ映画『モーケン、だよね?』。
これは、おネエ版「世界ウルルン滞在記」とでも言うような内容で、おネエキャラのゲイが、華のバカンスを楽しもうと「裸で暮らす民族がいる=イイ男と楽しめる」という下心で離島に行ったところ、村の暮らしは近代化されつつあり、誰も裸なんかじゃ暮らさなくなっているモーケン族の地味~な村で、10日間過ごすことになってしまって巻き起こる出会いと別れが描かれます。
おネエはガッカリしながらも、一週間は迎えの船が来ないため、仕方なく村の人たちと触れ合い始めるのです。
こういった最初の設定は「フィクション」なんだけど、村の人々と交流して仲良くなって行くまでの様子は、撮影隊と村の人々が仲良くなって行く過程をそのまま映しているわけで、「ドキュメンタリー」とも言えるわけです。
ただ、「世界ウルルン」との一番の違いは、設定が「フィクション」であることをきちんと作品の中で明示しているところ。モーケン族の人たちに「モーケン族らしさ」を強要して演じさせることはしていないこと。つまり、最初に思い描いたシナリオの展開通りに「狙い撮り」して行くのではなく、撮影を通して出会った現実をきちんと撮り込み、「ウルルン」ではお決まりのパターンだった「お涙頂戴モノ」にはしていないところでしょうか。
(「世界ウルルン」の場合、そのほとんどの回において高額なギャラを払う代わりに現地の人たちに、撮影期間中だけ「その民族らしい格好」をさせて演じさせていたというのは有名な話。撮影クルーが帰った途端に普段着ている洋服を着る生活に戻っていたケースも多いのだとか。要するに「ドラマ撮り」と同じなんだよね・・・。)
そして、おネエキャラの親しみやすさが人々から人気の的になるというのはタイでも例外では無いようで、村の人々とどんどん打ち解け、しまいには意中の彼に告白めいたことまでしてしまったりします。

よくあるテレビの「秘境探検」のようなノリでエンターテインメントとして楽しみながら見ているうちに、おネエ=ゲイの明るさや愛嬌の裏に潜む孤独だとか、消え行く少数民族の文化の儚さ、寂しさが理屈を超えて「実感」できたりするのです。
明るくて軽い意匠をまといつつ、とっても深い映画。これは今後も上映機会がたくさん出来るべきだし、多くの人に見てほしい映画だと思いました。他にもいい映画とたくさん出会っていますので、そのうち書こうと思います。→FC2 同性愛 Blog Ranking
ジョージ・タケイさんとオルトマンさん。結婚から一周年
■当ブログ関連映像・・・既婚者ゲイに聞く!「同性婚する」ってどんな感じ?
この映像は、ハリウッド俳優であるジョージ・タケイさんのファンサイトから発信されたものです。(該当記事→タケイさん、オルトマンさん、ご結婚一周年!
その後、昨年のオバマ大統領が選出された大統領選挙の同日に行われた"Proposition 8"によって、カリフォルニアでは再び同性結婚は「禁止」ということになり、現在にまで至っています。現地での熱い攻防が続いているわけですが、その過程に起こるであろう様々な出来事から学べることは、たくさんあるような気がして注目しています。→FC2 同性愛 Blog Ranking