新宿でRainbow Artsはじまる

今年は開催が例年よりちょっと早め。7月25日(土)から新宿駅西口の全労済ホール・SPACE ZEROにてRainbow Arts Exhibition2009が開催されています。(会期は8月1日まで。)
先日の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に通いながら思ったのですが、「アート表現」の域に達している映画と、単なる「プロパガンダ」に堕している映画には、作品の出来として雲泥の差があることに気がつきました。Rainbow Arts 10th Exhibition 2009
2009年7月25日(土)~8月1日(土)
25日:16:00~20:00 (Opening Party)
26日~31日:10:00~20:00
1日:10:00~17:00 (14:00~ Closing Party)
場所:新宿全労済ホール スペース・ゼロ
東京都渋谷区代々木2-12-10 全労済会館B1
他者になにかの主義や主張を伝えたいとき。「言葉(論理)を中心にして」行うとどうしても、なにかを否定したり仮想敵を作ったり、白か黒かを分けたりと、メッセージが単純で攻撃的になってしまったりします。もちろん、そのことによって伝わったり変えられることというものもあるわけですが・・・その目的達成のためには、大事な「なにか」が切り捨てられてしまっているのかもしれないという警戒心は、常に持っておく必要があるでしょう。
アート表現には、「言葉では切り捨てられてしまうもの」を拾い上げ、別の形に転嫁して表現できる可能性があります。真の意味での「多様性のある社会」とは、「LGBTの権利をLGBT以外の人達と対等にすること」のみによって実現できるわけではありません。それは単なる通過点の一つに過ぎないのです。
LGBTであろうがなかろうが、一人ひとり違う感性を持つ人々が、互いの違いを面白がることのできる世の中に、少しでも近づけばいいなぁと思いつつ。今年も「アートの可能性」を発見できたらと思い、会期中、楽しみに観に行ってみようと思います。→FC2 同性愛 Blog Ranking
akaboshiコラム022●マイケル・ジャクソンに興味はないけど

http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-1774.html
なんでだろ~。興味がない人が「ゲイだったのかどうか」についても、あんまり興味・関心が持てないのは。あ。そうか。そんだけ自分にとって「当たり前のこと」って感じるようになってきたからかと気がついた。
だいぶ自分の中での「ホモフォビア」も、その反動である「過剰なゲイ・プライド」も落ち着いてきたようです、最近。
「セクマイ」がこの世に存在しているという事実について、特別視しない感覚を持てるようになってきたんだなぁと感じます。頭だけではなく、感覚としても「当たり前のこと」なんだと受け入れてきているんだと。
・・・ここまで来るのに7年かかったけどね~。そのこと自体には、「あ~しんどい」とは思いますし、この「しんどさ」を後進の者たちには、少しでも和らげられるようにしたいとは常日頃、思ってます。→FC2 同性愛 Blog Ranking
かご猫~

●『かご猫』
デブでボロくてふてぶてしい顔が・・・すべてのページにあふれかえってる~♪。
実はこれまで、数々の猫本を買ってるけど、今回がいちばんヒットしたかも。
やばい~。
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LGBTの紙媒体★掲載チェック38●マイケル・ジャクソンのセクシュアリティがメディアを賑わせてるけどさぁ・・・。

今日発売の「週刊新潮」「週刊文春」ともに揃って、このほどアメリカ・カナダ・イギリス・フランスで発売されたマイケル・ジャクソンの暴露本についての特集記事を載せています。賑々しい見出しの宣伝文句が、新聞や電車の吊り広告で踊っておりました。

著者はイアン・ハルパリン(Ian Halperin)というカナダ人ジャーナリストで、5年間にわたり、いずれドキュメンタリー番組にするつもりでマイケル周辺の関係者への取材を重ねていたそうです。300時間ほどの取材テープがあるそうで、来年あたりに何らかの形で発表するつもりなのだとか。・・・ということは今回の出版は、マイケルが亡くなったことで商売根性に火が点き、ここぞとばかりに狙って急きょ決まったのでしょうかねぇ・・・(そうだとしたら素早すぎやしないか?爆。)
そして、この本がメディアの注目を集めている最大の理由は、マイケルが「ゲイだった」ことなどを含め、数々の「新事実」が書かれている点にあるそうです。
週刊新潮7月30日号の記事『「M・ジャクソン」衝撃の暴露本に登場する「ゲイの恋人・拒食・謎の側近」』によると、マイケルには少なくとも2人のゲイの恋人がいて、1人はハリウッドで働くウエイター。もう1人は役者の卵。
それ以外にも、アジア系ハーフの土木作業員と会う際には女装して安モーテルで逢瀬を繰り返していたなどの証言が載っているそうですが、こうした情報の提供者の名は匿名で書かれているので、その信憑性には疑問の声も上がっているのだとか。それに対して著者は「証拠は出せる」「ゲイであることを証明するビデオもある」と、強気の発言をしているそうです。

他にも同書には、あの世界中を騒がせた「2人の少年への性的虐待はなかったこと」や、「拒食症だった」こと、「遺伝子性疾患」だったことなども書かれているそうで、マイケルの死因は「自殺の可能性が高い」ことも、ほのめかされているようです。
マイケルの側近側はこの本に書かれているマイケルの健康上の問題や同性愛者であったことなどの記述の多くが「でっち上げだ」との声明も出しているそうですが、今後イアン・ハルパリン氏がどのような行動をとるのか?。どんな映像が公開されるのか?。その映像に実名で顔を出して登場することを許可する人は居るのか?など、まだまだ気になることがたくさんあります。

あと・・・。正直言って「あ。まだこういうのってネタになるんだ・・・!!」と驚いてしまいました(笑)。だってさぁ。
同性/両性愛者が社会に存在「していない」なんて思っている人、いくらなんでも今の日本には居ないでしょうに。つまり、ふだん職場や学校や家庭で隣り合っている人が「そうかもしれない」ことと同じように、マイケルがそうだったとしても別におかしくないわけで。
騒ぐ必然性をまったく感じないんですよね~。→FC2 同性愛 Blog Ranking
YouTube止まってますが。

昔のテレビはよく、ニワトリの絵かなんかが出てきて「しばらくお待ちください」って静止したことがあったけど。そんな感じの気分です。
お気づきの方々からお問い合わせをいただいておりますが、7月13日頃からYouTubeのakaboshi07アカウントにおいて、最新映像100個のみを残し、それ以前のものがすべて閲覧できなくなっております。(約950個分ありました。→その痕跡。ほとんどのものが現在、再生できません。)
あるところからYouTube側に、昨年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でのトークイベント動画4つにつきまして、「著作権侵害である」との申し立てがあったとの通知があったのですが、そのように言われる理由は一体なんなんだろうと考えているうちに、3日後、このようなペナルティが課せられました。
指摘された映像は映画祭実行委員会から出演者に許可を得てもらって公開したものでありますし、なんら著作権侵害にあたる憶えはありません。規約は違反していませんので、不当な処置だということを現在、YouTubeに異議申し立てをしています。それが受け入れられるのかどうかは、申し立てから10日経たないとわかりません。(25日頃になるかと思われます。)
実は昨年の4月にも同じようなことがあり、いったんすべての映像が消されたことがあったのですが、異議を申し立てたところ、約10日後に無事に原状復帰したことがあります。きっと今回もそうなることを願いつつ。まぁ戻らなかった場合、今の僕にはすべてを再アップするモチベーションはありませんので、しょうがないかなぁとは思ってます。
したがって、この件がはっきりするまではアカウントをいじらないほうが良さそうですので、連載途中のシリーズや、最近撮影させていただいた東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のトークイベントの様子、スウェーデン大使館での同性婚シンポジウム等の映像は、公開がだいぶ遅れることになるかと思います。(あるいは中止させていただくかもしれません。)
撮影させていただきました関係者の方、そのような事情ですので申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。
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