やっぱ愛ダホ!56● 母へ。レズビアンの娘が嫌いですか?

手紙形式で、母親に向けてのメッセージをくださった方がいました。そして、読み上げながら感極まるのは親と歳の違う双子の姉。
★映像では、募集したメッセージのうち「メッセージ展やWebでの公開可」と明記されていたもののみを紹介しております。
★「やっぱ愛ダホ!2009」映像PLAYLIST
★IDAHO2009トークin中野「社会の中で、つながるということ」PLAYLIST
【関東地区】
45.IDAHOネーム:匿名
東京
~ここで、こうしているみんなに出会えて良かった。みんな、ありがとう!~
母へ
レズビアンの娘が嫌いですか?育て方が悪かったとお思いですか?
母さんの育て方のせいじゃない。嫌っててもいい。
でも知って欲しいな。あなたの娘は、レズビアンと言える仲間と居る時が一番自分らしく居られる事を。
そこには、多分、母さんが今まで見たことのないくらい、笑顔の私が居ると思う。
本当は、母さん、あなたが生きているうちに、私は私の仲間たちに会って欲しいと思って居るんだよ。
でも、それは…母さん次第なんだよなぁ。わかるかなぁ。
追伸…私は今、愛する人が居て、愛する仲間が居て幸せです。
レズビアンで良かった。おばあちゃんになっても、ずっと一緒に温泉に入れるもんね♪
レズビアンで良かった。そうでなかったら…仲間のありがたさに、もう少し鈍かったかも。 レズビアンは…売れ残り扱いされるので嫌だ~(笑) レズビアンは…おしゃれで美しいというイメージか、エロいイメージが強いのが嫌だ(笑) レズビアンは…怖くないぞ(笑)
この感極まる場面、東京プライドフェスティバルの日に暗くなってから行われた映像&音楽ショーで使用され、NHK側から「使用します」と事前に予告されていた本人と一緒に見たんですけど。
あれは面白い体験だったなぁ。本人は「いやだぁ~!!」って言いつつも興奮を抑えきれない様子だったし(爆)、スクリーンに大写しにされるわけだから、本人じゃなくても超ドキドキ。「姉はまだか、まだか?」って、そこにばっか意識が行っちゃって・・・全体がどういう映像世界だったのか、あんまり憶えてない~(水滴とか発芽する新芽みたいなのがあったような気が。)
そういえば愛ダホ!の街頭アクションの事前から姉は「当日、泣いちゃうかもしれないから読みたくない」って言ってたのですが。「べつに自分のことを語らなきゃいけないわけでもないし、他人の言葉を読むんだからぜんぜん大丈夫だよ」と言っておきました。しかし、たとえ他人の言葉でも「何か」がシンクロすると、読み手の涙線は刺激されるんですねぇ・・・不覚でした(爆)。
この涙が流れたとき、一緒に撮ってたNHKのディレクターのカメラの持ち方が一瞬にして「本気モード」に変貌したのを憶えてます。ムービーのカメラマンが「これは外せない!」って思った時、身体を硬直させてリキむんですよ。画面のブレを最小限に抑えるために。
それに対してこの時の僕は・・・「この場面をしっかり撮らなきゃ!」っていうよりも、そんなNHKの人たちを見て「良かったね~撮り続けてて」って思ってた。だから僕は結構、ユルユルなテンションでボーっとしながら撮ってますねぇ。ごめんよ、姉。→FC2 同性愛 Blog Ranking
スポンサーサイト