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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

第1回東京プライドフェスティバル02●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク●闘わなくってもいいじゃない



 前回から紹介している第1回東京プライドフェスティバル・オープニングトーク「つなぐ・つたえる・あらわす」。出演は北原みのりさんLOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。

 今回はそれぞれの分野で活躍してきた3人が、「レズビアンであること」や、世間に対して「闘うということ」に対する、それぞれの思いや心理的な「距離」を語りました。

02●闘わなくってもいいじゃない
  
第1回東京プライドフェスティバルPLAYLIST

竹内佐千子さんの歴代コミック
「honey & honey」
「ハニー&ハニーデラックス―女の子どうしのラブ・カップル」
「午後のハレンチティータイム―男を知らないサチコ&百戦錬磨マイの最強エロトーク」
「男になりタイ!私の彼氏は元オンナ」
「くされ女子!」

笹野みちるさんの本
「Coming OUT! (幻冬舎アウトロー文庫)」
「泥沼ウォーカー」 

 竹内佐千子さんのコミックエッセイって、作者としては「闘う」つもりは全然なくとも、書店に実際に並んでいる光景を見ると、「うわ~・・・闘ってるぜぇっ!」って、僕には感じさせられたことがあります(笑)。

 笹野みちるさんは、バンド「東京少年」のボーカリストとして活躍した後、1995年に著書の出版でカミングアウトし、一時期はレズビアンとしてのストレートなメッセージソングなども歌われていたわけですが、近年はどちらかというと肩の力が抜けた感じで、より深く自身の内面を探った中から導き出される音楽を追及しているように、僕には感じられます。

 北原みのりさんは、女性のためのセックス・トーイ・ショップ「LOVE PIECE CLUB」を1996年に立ち上げ、まさに実業の世界で自らの道を切り拓いてきた人。それまで「タブー」とされてきた物の見方を刷新し、数えきれないほどの人々の生と性を解放し、勇気づけ続けきたわけで・・・こう考えてみると、すごい3人の組み合わせ・・・!

 さて次回はそんな3人が「結婚」とか「同性婚」というキーワードへの見解を語ります。お楽しみに。FC2 同性愛 Blog Ranking
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薔薇族は生きている062●6月は伊藤文学さんのコレクション展&著書「裸の女房」出版

 伊藤文学さんと、2007年の1月に劇的な(?)出会いをしてから早2年あまり。当ブログではこれまで、文学さんがテレビに出演したりする機会や、トークショーを開催する機会などにカメラを廻し、お伝えしてきました。

 最近は個人的に御無沙汰していたのですが、6月は何回も会うことになりそうです。6月1日(月)~銀座での「伊藤文学コレクション~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート」の開催。そして、かねてからの念願だった著書の出版記念パーティーと、文学さんの活動が活発になるからです。

★伊藤文学コレクション
~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート~

6月1日(月)~6月13日(土)
平日12時~19時/土曜・祝日 12時~17時
特別展示・入場料500円

■出展作家(予定):田亀源五郎/三島剛/船山三四/小田利美/遠山実/児夢(GYM)/長谷川サダオ/木村べん/平野剛/大川辰次/稲垣征次/三上風太
■出展協力:田亀源五郎/城平海/萩埼正広
■監修:田亀源五郎
■企画・プロデュース:Maipu Design 清水良洋

会場:銀座ヴァニラ画廊(Vanilla Gallery)
東京都中央区銀座6‐10‐10第2蒲田ビル4階
Tel&Fax 03‐5568‐1233

★特別トークショー開催!伊藤文学×田亀源五郎
6月7日(日)15時~/入場料:1500円(1ドリンク付)
司会進行:竜超(『薔薇族』副編集長)

 歴代の『薔薇族』を彩った日本のゲイ・エロティック・アートを一同に見られる貴重な機会になりそうですね。

 さて、文学さん念願の著書とは、『薔薇族』を1971年に創刊する以前の1960年代後半に、文学さんの奥さんだった前衛舞踊家・伊藤ミカさんと過ごした日々を、文学さんが書き下ろしたノンフィクションです。

 伊藤ミカさんは当時、教師として勤務しながら、前衛舞踊界で「O嬢の物語」「愛奴」などの作品で「裸」で踊ることにこだわり、その尖った芸術性がマスコミでも高く評価されはじめていました。アヴァンギャルド芸術が盛んだった60年代後半のアート・シーンの牽引役になると期待されていた矢先に・・・なんと、彼女は自宅の風呂場で事故死してしまいます。

 その当時は半ば彼女のマネージャーのような役目を担っていたという、若かりし頃の文学さん。彼女の突然死により、思い描いていた人生のレールが大きく方向転換を余儀なくされたことが『薔薇族』の創刊につながったのです。そうしたエピソードを書いた本を「必ず出版したい」と以前から繰り返し言っていたのですが、ついに実現することになりました。

伊藤文学著『裸の女房―60年代を疾風のごとく駆け抜けた前衛舞踊家・伊藤ミカ』
定価:2000円 彩流社より6月刊行

★「裸の女房」の出版を祝う会
6月6日(土)・16時開場、16:30開会(終了は19時)
銀座・キャバレー「白いばら」(中央区銀座3-5-18)、
Tel:03(3564)0967
会費:10000円(本代・おみやげも含む)

・・・会費がなんと1万円!しかも銀座の老舗キャバレーで行われるという超レア・イベントというところに、今回の出版に賭ける文学さんの「本気度」が伝わってきます。6月の第1週の週末は、2日続けての「文学イベント」。ファンの方々はぜひ、この2度とない(であろう)機会を、どうぞお見逃しなく!FC2 同性愛 Blog Ranking




■当ブログ内・伊藤文学さん関連映像PLAYLIST
薔薇族城落城
伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門
伊藤文学・薔薇族創刊の頃を語る
伊藤文学さんのところにゲイ雑誌 Badi(バディ)の取材がっ!
伊藤文学さん薔薇族394号トーク

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