第1回東京プライドフェスティバル01●オープニング&トーク「つなぐ・つたえる・あらわす」

5月23日(土)。東京・代々木公園イベント広場では第1回東京プライドフェスティバルが開催されました。
昨年の8月9日に開催が予定されていたものの諸事情で中止されてしまった東京プライドパレード。運営母体である東京プライドも一時は存続が危ぶまれたのですが、「東京プライド再建委員会」に属していた砂川秀樹さんらが中心になって東京プライド再建が具体化し、パレードの代わりに「フェスティバル」の開催が発表され、NHK『ハートをつなごう』の公開収録とのコラボレーションという形で開催が実現しました。
当日、僕は「フェスティバルの観客」として存分に楽しませてもらいました。さまざまな条件を乗り越え、とにかく開催にこぎつけられた関係者の方々、そしてボランティア・スタッフとして当日の設営から撤去まで、実際に身体を使って汗を流して下さった方々がいたからこそ、楽しめた時間です。本当にありがとうございました。
当ブログでは「プレス受付」をした上で、主催者側から撮影が許可されている演目のみを撮影しました。この日、会場に足を運ぶことができなかった方々に、少しでも現場の雰囲気を想像していただけたらと思います。それではまず、11時から行われたオープニングにおける司会者の挨拶と、代表の砂川秀樹さんの挨拶をご紹介します。
01●オープニング・砂川秀樹さん挨拶
★砂川秀樹さんの挨拶は、11時からの「Brass MIX!」によるファンファーレ演奏の中で行われました。(Brass MIX!は主催者側からプレスに対して撮影禁止の指示が出ていたため、映像では紹介できません。)
02●レインボーマーチ札幌からの祝電
★今年は9月21日(祝・月)に開催が決定し、13回目になるというレインボーマーチ札幌実行委員会からの祝電でした。なお、僕はステージに常にへばりついて撮影していたわけではないので、全てを撮影出来ているわけではありません。取りこぼしている場面もたくさんあります。その点、ご承知おきください。
03●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク01
Brass MIX!による約30分間のオープニング演奏の後は、「つなぐ・つたえる・あらわす」というタイトルのガールズ・トークが行われました。出演は北原みのりさん(LOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。
今回の映像では笹野みちるさんの14年前の「カミングアウト」にまつわるお話でしたが、この後さらに出演者の皆さんが「ぶっちゃけトーク」をして下さったので非常に面白かったです。次回をお楽しみに。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界012●「MILK」で語る、これから06●後藤純一さん 理念よりも「実存」を知った選挙だった

前回の映像の最後の部分で、2007年の尾辻さんの選挙についての話になりました。選挙対策本部で重要な任に就いていた、後藤純一さんが振り返ります。すごく印象的な言葉が出てきました。
06●後藤純一さん 理念よりも「実存」を知った選挙だった
■映像を最初からご覧になるにはこちらから。
■パフナイト「選挙戦をふりかえる~レインボーは蜃気楼だった?」(2007年9月開催)

●ハーヴェイ・ミルク [コレクターズ・エディション] [DVD]
●MILK(上)-ゲイの「市長」と呼ばれた男
●MILK(下)-ゲイの「市長」と呼ばれた男
●MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯
1970年代当時のアメリカの「ゲイリブ活動家」たちの尖鋭性や過激さ、「活動のためならなんでも利用してやろう」という方法論・・・。たしかに圧倒されますし、だからこそ獲得されてきたものもたくさんあるので、リスペクトの気持ちは湧いてきますけれども・・・。だからと言って単純に、「日本でも同じことをやるべきだった」とか、「これからやるべきだ」とは、ま~ったく思いませんねっ!。
だから映画『MILK』を見ていても、僕にとっては「方法論的」にはあまり参考になることはなかったし、むしろ「これと違う方法論はなんなんだろう」と、反面教師に近い形で見ていた部分も多々ありました。
さて。タックさんのハーヴェイ・ミルク論は、まだまだ続きます。「えっ!!まさか・・・カミングアウトという言葉を日本で広めたタックさんが、自らそのようなことを言っちゃうの?」という爆弾発言も飛び出しますので、お楽しみに。→FC2 同性愛 Blog Ranking