akaboshiコラム012●普通はクィアで、クィアは普通
久々に映像連載を再開したパフナイトの映像を見返して発見したこと。
パフスペース管理人の浜田さんがセクマイ基礎知識を必死に勉強していた頃のメモに、「普通とは言わない」と書き込んでたらしいんですよ。つまり彼女は、セクマイと日常的に接するにあたって「普通」という言葉は、「タブー(使ってはいけない言葉)」なんだと解釈してたわけなんですね。
それを聞いてて思い出したのが、僕が4年前に「フツーに生きてるGAYの日常」と言う言葉を、ブログタイトルに付けた理由。
僕もかつて、セクマイに関するいろんな情報を吸収していた頃に、浜田さんと同じようなことを感じたことがあったんですよ。でもそこで僕は「だったら、あえて使ってやれ!」って思ったんですね。
なぜなら、この世の中に「絶対正義」がないのと同じように「絶対悪」もないはずだから。なにかを「仮想敵」として攻撃したり「タブー視」するのって、膠着した物の見方だと思うんですよ。
そういう意味で「普通」って言葉が、とてもかわいそうだと思った。だって基本的に僕、「普通はクィアで、クィアは普通」だと思ってるから。(シェイクスピアのマクベスに出てくる「綺麗は汚い、汚いは綺麗」のパクリです~。笑)
一見、対照的で別々に思えるものって、自分の立ち位置や視点をズラしてみたら、同じ物の表と裏であることに気付いたりするんですよね。この場合も当てはまるんじゃないかと僕は思う。
そういう側面を無視して行われている「LGBTコミュニティ的言論状況」が、かなり強引で急進的で無理が生じているように感じたので茶化してしまいたくなったんですよ。だから、カタカナにしてタイトルに入れたんです。
やたらと「言葉」ばかりにこだわっているうちは、本質的なものは見えないんじゃないかと思うんですよね~。のちに映像公開を始めたのも、このタイトルが導いた行動のような気がしています。
あと、いわゆる「ノンケ的世間」に対しては別の意味を込めました。「普通」と「日常」と「GAY」ってのが並んでると、単純に驚かれるんじゃないかと。
こっちの意味合いは最近、ずいぶんと「使命」を終えて来ているような気がしますが、前者に関しては・・・まだまだかな、と感じるし、そのためにもパフナイト的なことは今後も続けて自分なりにこの命題を追及して考え続けて行きたいと思っています。→FC2 同性愛 Blog Ranking
パフスペース管理人の浜田さんがセクマイ基礎知識を必死に勉強していた頃のメモに、「普通とは言わない」と書き込んでたらしいんですよ。つまり彼女は、セクマイと日常的に接するにあたって「普通」という言葉は、「タブー(使ってはいけない言葉)」なんだと解釈してたわけなんですね。
それを聞いてて思い出したのが、僕が4年前に「フツーに生きてるGAYの日常」と言う言葉を、ブログタイトルに付けた理由。
僕もかつて、セクマイに関するいろんな情報を吸収していた頃に、浜田さんと同じようなことを感じたことがあったんですよ。でもそこで僕は「だったら、あえて使ってやれ!」って思ったんですね。
なぜなら、この世の中に「絶対正義」がないのと同じように「絶対悪」もないはずだから。なにかを「仮想敵」として攻撃したり「タブー視」するのって、膠着した物の見方だと思うんですよ。
そういう意味で「普通」って言葉が、とてもかわいそうだと思った。だって基本的に僕、「普通はクィアで、クィアは普通」だと思ってるから。(シェイクスピアのマクベスに出てくる「綺麗は汚い、汚いは綺麗」のパクリです~。笑)
一見、対照的で別々に思えるものって、自分の立ち位置や視点をズラしてみたら、同じ物の表と裏であることに気付いたりするんですよね。この場合も当てはまるんじゃないかと僕は思う。
そういう側面を無視して行われている「LGBTコミュニティ的言論状況」が、かなり強引で急進的で無理が生じているように感じたので茶化してしまいたくなったんですよ。だから、カタカナにしてタイトルに入れたんです。
やたらと「言葉」ばかりにこだわっているうちは、本質的なものは見えないんじゃないかと思うんですよね~。のちに映像公開を始めたのも、このタイトルが導いた行動のような気がしています。
あと、いわゆる「ノンケ的世間」に対しては別の意味を込めました。「普通」と「日常」と「GAY」ってのが並んでると、単純に驚かれるんじゃないかと。
こっちの意味合いは最近、ずいぶんと「使命」を終えて来ているような気がしますが、前者に関しては・・・まだまだかな、と感じるし、そのためにもパフナイト的なことは今後も続けて自分なりにこの命題を追及して考え続けて行きたいと思っています。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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パフナイト123★パフでアライさんが洗いざらい~レインボーはセクマイだけのもの?06●「かわいそう」という気持ちが強かったけど・・・

こちらのシリーズの掲載も続けます~。(最初から見たい方はこちらから。)
2008年の4月からパフスペースの管理人を引き受けるようになった浜田幹子さんは、それまでほとんど「セクシュアル・マイノリティ」と接することが無かったとのこと。関わり始めた頃と今とでは、感覚がどのように変わってきていたのかを伺いました。
06●「かわいそう」という気持ちが強かったけど・・・
かつて「かわいそう」と思っていたことを「上に立った見方」だったと気付いたというのが、すごいなぁと思いました。あと、「本なんかよりも、皆さんと接することで理解できる」って言葉も印象的。
ところでパフスペースの経営、今、かなり窮地に立たされているという噂を耳にしました。パフナイトの開催が途切れていることも遠因?ごめんなさ~い!!(真面目な話、本当に危ないみたい・・・)→FC2 同性愛 Blog Ranking