やっぱ愛ダホ!24●2009年の開催地募集はじまる

当ブログではこれまで、2007年の東京開催、2008年の大阪開催、そして神戸での開催の模様を映像でレポートしてきました。糾弾調・絶叫調のいわゆる「抗議型の活動」ではなく、笑顔でリラックスした雰囲気で、不特定多数の人たちとの「出会い型のアピール」として行われている、近年のスタイルが好きです。
●こんな感じでゆるゆると・・・(2007年の新宿街頭より)
また、個人的には2006年に、新宿の街頭で行われていた同イベントの第1回開催「Act Against Homophobia」をこっそり見に行った体験が、大きな転機にもなりました。他人のことを「リブの人たち」とかいう乱暴なレッテル貼りをし、自分の「偏見」を棚に上げてわかったような気になって勝手に遠ざけていた、それまでの自分の愚かさに気付かされたという意味で。
・・・あれからまだ3年しか経っていないのか。ずいぶんと長く歩いてきたような気がしていましたが、「まだ3年」なんだなぁと。この記事を読むと「初心」のようなものを思い出します。この経験がなかったら、その後僕はいろんなことに気付かなかっただろうし、たくさんの人と出会わなかっただろうと思います。そして、いろんなことを「しなかっただろう」とも思います。人生って不思議です。■当時の心境を書いた記事(2006年5月)
LGBT可視化に向けて001●「運動体」への嫌悪と向き合う
LGBT可視化に向けて002●おさえてしまった気持ち
LGBT可視化に向けて003●尾辻かな子さんの肩に、のしかかるもの
LGBT可視化に向けて004●偏見
それでは広報が開始されている今年のインフォメーションを御紹介。
「地元で愛ダホー(Idaho)!開催地募集のお知らせ」
★今年度の5月17日(Idaho:国際反ホモフォビアの日)にあわせて、Idaho-net.では、街頭アクションの開催地を大募集しています(~4月5日)
★さらに!「多様な性に関する”メッセージ展”」をやりたい方も、大募集です。時期は5月じゃなくてもOK。メッセージや備品の貸出し、宣伝代行など、各地でのメッセージ展開催をお手伝いします(~締め切り無し)
★IDAHOにあわせて、こんなことやったら面白いんじゃない?というアイデアも募集しています(~締め切り無し)
詳細はこちら(http://yappaidaho.blog.shinobi.jp/)。
Idaho-netの街頭アクションでは、全国各地から集めた「多様な性」についてのメッセージを「ポップなスタイル」で駅前でマイクで読んだり、クイズをやったり、チラシを配ったりします。
今年の街頭アクション開催地は、新宿、名古屋、浜松、大阪が既に決まっていますが、貴方の住んでいる街でもやってみませんか??「自分たちの住んでる街でもやってみたい」という方が最低3~4人集まればはじめられるように、金銭・物資面でのサポートや、作業の分担(負担軽減)をすることができます。アイデア次第で、街頭アクションの演出方法を変えたり、講演会を開いたりすることもできます。気になった方、まずはメールでご相談を☆。スケジュールや必要な作業について、詳細をご連絡します。
街頭アクション開催地の締め切りは4月5日。
☆連絡先はidaho_netアットyahoo.co.jp
また、「メッセージ展」では、街頭アクション時に集まったメッセージのうち、許可を得たものを、「展示」という形で発信できます。お近くの図書館や公民館、デパートや男女共同参画センターで、メッセージ展をやりませんか??必要物資や金銭面の援助も、相談に応じます。時期はいつでもOK(締め切り無し)です。助成金の関係で、6月までのほうがサポートがしやすいです。興味のある方、是非ご一報ください!
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やっぱ愛ダホ!Idaho-net.
メールアドレス:idaho_net(アット)yahoo.co.jp
ブログ:http://yappaidaho.blog.shinobi.jp/
あと、最近の同イベントの面白さは、全国から寄せられた、多種多様な人々の「メッセージ」に触れられること。そして、それを実際に街頭で読む人の感情やメッセージもあいまって、言葉が生き生きと立ち上がって広がって行く瞬間に出会えることではないかと思います。
純粋にパフォーマンスとしても面白い。道行く人の中で、立ち止まってしばらく聞き入る人も多く、その言葉がどういう反応を引き起こすのかを、リアルに目の当たりにすることも出来たりします。
さて。今年のイベントはどのようなスタイルで行われるのでしょう。今後のインフォメーションにご注目ください。→FC2 同性愛 Blog Ranking