フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2009-03
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たかがテレビ066●「どうなってしまう?テレビの、これから」に見たテレビの落日

 メディア論を考えるのが好きなので。3月21日(土)19:30からNHK総合テレビで3時間にわたって生放送された「日本の、これから どうなってしまう?テレビの、これから」を観たのですが。

 NHK・民放の垣根を越えて、現代のテレビ・シーンを牽引している花形プロデューサーや制作者たちが一同に会し、視聴者と率直に語り合うという企画だったのですが。錚々たるメンツが揃っていながら、結局は「メディア=送り手」「ユーザー=受け手」という発想からは脱却できていないところが、旧時代的に思えて笑えました。

■ちなみに、番組の呼び込みはこんな感じ。(ネット番組表より)

「日本の、これから どうなってしまう?テレビの、これから」
03/21(土) 後07:30 >> 後10:30  NHK総合
[S][H]  ドキュメンタリー・教養/その他

 最近のテレビはつまらない?インターネットがあればいい?視聴者の本音爆発・民放看板番組制作者とNHKのスタジオで徹底討論▽なぜ?テレビを見ない若者が急増中▽茶の間からテレビが消える?ドラマで描く未来の姿▽シャボン玉・8時だヨ・北の国から…お宝映像▽意見募集FAX03(5455)7777(8:45~9:00中断して[N][天]あり)

 メディア関係者と視聴者が「テレビの、これから」を考える。テレビ放送は今、激変の時を迎えている。インターネットや携帯電話の普及、ゲーム機などの出現で、新たなコンテンツ開発やビジネスモデルの開拓を迫られている。地上デジタル放送への完全移行を2年後に控え、テレビの果たすべき役割を探る。パネリストは日本民間放送連盟会長・広瀬道貞、NHK副会長・今井義典、ジャーナリスト・嶌信彦、コピーライター・糸井重里、慶應義塾大学特別招聘教授・夏野剛、構成作家・鶴間政行の各氏ら。

■出演者詳細(NHKサイトより)

民放連会長・・・広瀬 道貞
ジャーナリスト・・・嶌 信彦
コピーライター・・・糸井 重里
慶應義塾大学特別招聘教授・ドワンゴ取締役・・・夏野 剛
日本テレビ「世界一受けたい授業」プロデューサー・・・福士 睦
TBSテレビ編成局長(元「朝ズバッ!」プロデューサー)・・・吉 隆
フジテレビ「新堂本兄弟」プロデューサー・・・きくち 伸
テレビ朝日「相棒」プロデューサー・・・松本 基弘
テレビ東京「ガイアの夜明け」プロデューサー・・・加増 良弘
朝日放送「探偵!ナイトスクープ」プロデューサー・・・松本 修
北海道テレビ「水曜どうでしょう」ディレクター・・・藤村 忠寿
放送作家(「SMAP×SMAP」ほか)・・・鶴間 政行
NHK副会長・・・今井 義典
NHK「日本の、これから」プロデューサー・・・松尾 雅隆

 ユーザーとしての僕が思うに。インターネットの最も多大なる革命は、情報を「受け取る」方法が多様化されただけではなく、ユーザーの1人1人が気軽に誰もが情報の「送り手」として、発信者になれるということにあるのではないかと。そして、個人同士の繋がりだけではなく、不特定多数の他者と、時間や空間を越えて繋がり合ったりできること。そこに喜びを見出せるからこそ、ネット閲覧時間が延びてテレビの視聴時間が減っている。・・・こんなの基本中の基本だろうに。

 そして、そういうハード面での革命こそが、旧来の意味での「プロ」と「アマチュア」の垣根を無くし、情報発信や表現創出における「民主化」が進んでいるというのに。

 つまり現代とは、誰もが「表現する喜び」を簡単に享受できるようになった時代なのです。もちろん、そこには玉石混淆さまざまな質のものが並列に同居し合うことになるわけですが、そのことによって何が「玉」なのか、何が「石」なのかさえ、常に疑われ続けているわけです。時代を切り拓くような新しいものというのは常に、既成の価値観では「石」とされていたものの中から発見されるのですよ。日々、「アマチュア」による「プロ」の駆逐が広がっているのが現代のメディア状況です。

 番組中、そういう側面に触れた人が、まったく居なかった・・・。インターネットについて語る際には「情報を得るための辞書機能」だとか「映像をオンデマンドで見る機能」の側面しか語られず、発信メディアとしてのブログの「ブ」の字もmixiの「ミ」の字も出てこないって、どうなのよ?(笑)

 多くの人が「発信する面白さ」に気付き、日常において少なくない時間を割いて他者と交流し合っているからこそ、テレビなんて見る時間が取れなくなっているし、だからこそ今、テレビ制作者たちの商売が脅かされつつあるというのにねぇ。そのことに誰も気づいていなかったということは、インターネットによる革命の本質を真の意味で理解している人が、この番組に出演した「第一線のテレビ制作者」たちの中に、1人も居なかったということ。狭い世界で自分たちのことしか見えてないんだろうねぇ。

 ちなみに、番組の中で触れられていたデータでは、今の若者(10代後半~20代)の5人に1人(19%)は、既に生活の中でテレビを全く見なくなっているそうです。ネット普及前夜の10年前(14%)と比較すると確実に増えているのだとか。

 もう、メディアの「送り手」「受け手」という区分け自体が意味をなさないものになりつつありますし、その言葉自体、死語になりつつあるのではないでしょうか。テレビ制作者たちは、そのことをよ~く肝に銘じるべきなのではないかと思いました。そうでなきゃ若者たちにますます「つまんないもの」「必要ないもの」として足蹴にされ、スイッチすら入れてもらえませんよ。現代の若者は既に、ただおとなしく情報を「受けているだけ」の状態には、甘んじてはいられない生理を身につけているわけですから。FC2 同性愛 Blog Ranking
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