たかがテレビ063●マツコ・デラックスさん「歌がうまい王座決定戦」で準優勝!歌手デビューしちゃえばいいのに(笑)

何日か前からフジテレビの番宣で「マツコ・デラックス登場!」という触れ込みで、まるでオペラ歌手のようにどっしりとした態度で歌を歌う姿が何度も流されてたので「これは見なくちゃ」と思っていたからです。つまりCMでは番組の「いちばんの目玉」として扱われていたわけですがら、マツコさんの世間での認知度や注目度も、かなりなポジションまで来てますよね。
ゲイ・コミュニティのドラァグ・クイーン出身のタレントであるマツコ・デラックスさん。最近では正月番組にも頻繁に顔を出し、ゴールデンタイムでもよく見かけます。いわゆる「旬のタレント」として、高視聴率番組にバンバン出ています。 (東京地区では東京MXテレビ「5時に夢中!」の水曜レギュラーとして、歯に衣着せぬ発言がたくさん聞けますね。「単なる情報番組にはしたくない」というこだわりがあるらしく、よく司会者に絡んだり番組構成自体にも注文を付けたりしてて面白いです。二丁目界隈の話もよく出てきますよ。笑)
今日の番組は、トーナメント式で「歌のうまさ」が審査されて勝ち進んでいくものだったのですが、マツコさんはどんどん勝ち進み、ついには決勝まで進んで「準優勝」に輝きました。結果的に、2時間の間に4回も、マツコさんが歌う姿がゴールデンタイムの民放高視聴率番組で放送されました。
歌った曲は「悲しみが止まらない」「北ウイング」「シンデレラ・ハネムーン」など。画面を見ずに歌声だけ聞いていたら和田アキ子そっくりでした。ソウルフルでパワフルで芯の強い歌いっぷりで、正直驚きましたですよ。見た目的にも、「立ち姿」に貫禄があって、もしかして今日の番組をきっかけに歌手デビューの話、進むかもしれませんよ。ボイストレーニングを本格的に積んだら、けっこう素敵な歌手になるんじゃないかな。思わず僕にはマツコさんが紅白のトリでオペラ歌手のように熱唱している姿が妄想として浮かぶほどでしたから(笑)。 本人もトーク部分で「ディナーショーをするのが夢なの」って言ってましたから、ぜひこの路線も追及してほしい!
そして。これも、ひとつの「アクティビズム」のあり方ではないかなぁと、思いながら見てました。
なにも真面目に理論や理屈を使って「セクマイの存在をわかってくださいっ!」と頭で説明せずとも、「なんだろうあの人」と思われながらも、同じ空間に存在し、同じようなルールの中で「遊ぶ」ことで、「個」としての存在が認知されて行く。その価値はとても大きいと思います。
また、今日は同時間(20時台)のテレビ朝日「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」には、椿姫彩菜さんも出演していました。19時台には日本テレビで「おネエ★MANS」も放送されていましたし、今夜は地上波ゴールデンタイムの半分以上のチャンネルで、セクマイが大活躍していたわけですね。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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