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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2009-01
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関西クィア映画祭、23日(金)からいよいよ開催!

 スパイスが効いてて尖ってて、ちょっとマニアック気味だったりするプログラミングの路線がすっかり定着しつつある関西クィア映画祭。いよいよ開催が1月23(金)~27(火)に迫ってまいりました!

 とはいうものの、実は僕はまだ一度も「関西クィア映画祭」の映画祭本編には行ったことがありません。神戸LGBTIQプライドマーチの協賛上映会や、京都トランスジェンダー映画祭とか、いわゆる「番外編」でしか見たことがないんですよ。でも。そういう機会に上映されるマニアック気味な作品の多くは、かなり刺激的でした。エンターテインメント性って、単に「娯楽的」だとか「皆が楽しいと思う映画」だけに当てはまる言葉では無いような気がするんですよね。

 また、関西クイア映画祭は「ゲイ/レズビアン」以外の多様な性を扱った映画の上映バランスにも、意識的に配慮されているところが特徴です。観客動員を考えるとどうしても「LGBTコミュニティでの圧倒的多数派」であるゲイ/レズビアン優先になりがちなところを、そうはならないように踏ん張っている姿勢に「気骨」を感じます。特に、トランスの多くの人たちにとっては関西に行かなければ「我々の映画祭だ」という意識を持ちにくくなっている現状がありますから、今回も貴重な機会ですね。

 そんな映画祭で上映される作品の予告編が、YouTubeに続々とアップされているので、その中から推薦作を僕の勝手なつぶやきとともにお届けします!

●「百合祭」予告編
  
 
 ただでさえ「男の世界」だとされる映画界において、しかもピンク映画の世界で「女性監督」として長い間孤軍奮闘してきた浜野佐知監督の作品。この人、レズビアンものもたくさん撮ってるんですよ。パワフルで面白いキャラクターである監督のトークもあるみたい。あぁ、平日じゃなければ見に行くのにぃ~っ!<1月23日(土)19時上映@ HEP HALL>

●彼女が夫だった頃
  

 そういえば同じようなケースは日本のテレビ界では「パパがおネエになった!」みたいな感じで夕方のニュース番組でシリーズ放送されたりもしてるんですよね。この映画は興味本位のマスコミが取材したのではなく、カムアウトした「本人」がカメラを回したとのことで、その主観から見えてくることになるだろう「周囲の世界のあり方」に注目。<1/24(土)11:30上映@HEP HALL>

●カミングアウト・ウエディング  
  

 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭ではクロージングとして上映。レズビアンであると「演じなくてはならなくなった」ヘテロ女性のドタバタを描いたコメディーで、ドラマの組み立て方や発想が面白い。主演女優も来日して盛り上がりました。<1月24日(日)19:20@HEP HALL>

01●嘘から生まれた不思議な関係
02●カミングアウトして良かったこと、悪かったこと
03●世界中のコミュニティーとつながっていきたい
04●女優以外にやって行きたいこと

●異国の肌
  

・・・これはもう!絶対にこの機会に見るべき!必見!と、力を押して推薦します。3年前にドイツ映画祭で見たのですが、なんとしてもまた見たいと懇願していた作品なので嬉しいです。地味ですが見ごたえは十分ですし、いろいろと考えさせてくれるし映像表現としても秀逸な作品です。

 イランで同性愛者であることがばれてしまい、迫害を恐れたレズビアンが、生きるために亡命して性も変えて生活します。しかし亡命先のドイツで女性を好きになり・・・。<1月25日(日)16:30@HEP HALL>

●昭和聖地巡礼~秘宝館の胎内
  

・・・なにげに、これがいちばん楽しみなんですけど~(爆)。それにしても、すごいプログラムだなぁ・・・。娯楽作からアート系、おしゃれ系からB級テイストの魅力が漂う作品まで、いろんな意味で幅があるよね(笑)。<1月26日(月)19:10@HEP HALL>FC2 同性愛 Blog Ranking
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