Ronとakaboshiの直撃トーク★既婚者ゲイに聞く!「同性婚する」ってどんな感じ?04●日本では同性婚よりパートナーシップ法の方が現実的!?

前回までは中村彰さんのカリフォルニアでの結婚体験談を聴いたわけですが、どうでしたか?今回からは、それを受けての議論が始まります。なかなか面白いですよ~。
07●紙きれの問題!?
注:この映像で僕が言っている「シビル・パートナー法」は、正しくは「ドメスティック・パートナー法」と言うべきところでした。混乱させてすみません。
08●同性婚よりパートナーシップ法の方が現実的!?
09●内縁のレズじゃなく
そういう意味で、同性パートナーが生きやすい世の中は、「世間のロールモデル」に合わせきれない「たくさんのヘテロの人たち」にとっても、柔軟性があって選択肢も広がる「生きやすい世の中」になる可能性が高いわけで。そこをどう戦略的にアピール出来るのか。その知恵が今後問われてくることになるわけです。
諸外国の例から学ぶことも大事ですが、日本社会には独自の様々な事情があります。まずは日本社会を卑下せずに分析をきっちりとすることから始まるような気がしています。先入観による決めつけは、往々にして目を曇らせます。
急がば廻れ。これからは地に足の着いた活動を焦らずに。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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パフナイト114★テレビに“虹”はどこまで映る?NHK「ハートをつなごう」ディレクターと話そう16●生き抜いてきたことが、ロールモデル

こちらの記事に続いて再び「ロールモデル」が話題に出てきます。11月1日に放送されたETVワイドで若者が「ロールモデルがない」と言ったことが、年上の人たちにとってはよっぽど印象的だったようです。(僕もそうだった。)
18●生き抜いてきたことが、ロールモデル
う~ん。人の人生のなにが失敗で成功なのかは、誰にも決められないことではないかと僕は思います。また、「私の生き方は失敗なのかもしれない」と感じるような(あるいは、そう言わせてしまうような)一面的なロールモデルが暗に発せられているのだとしたら、それは大いなる問題だなぁと常々思っています。
そういう意味で僕は最近、「活動家的なベクトル」という言葉で、いわゆる「90年代リブ」以降に流布した「ガチガチの活動家的な思想」の傲慢さを相対化して批判しています。たとえば「ホモ」という言葉が戦略的に「ゲイ」に置き換えられる以前と以後では、世代間の分断の不幸が起きてしまっていると思います。そうした歪みは今後、歴史的な視座から冷静に見直されるべきです。
「同性愛者ならこう生きるべきだ」などという正解なんて無いはずだと思うんですよね。そういうバイアスが発生し、現に生きている人が自分の生き方に劣等感を抱えたり、コンプレックスを感じる結果になるようなメッセージや表現が、今後もし生み出されるようなことがあったとしたら・・・。
その傲慢さに対しては厳然と異議を唱えます。→FC2 同性愛 Blog Ranking