パフナイト111★テレビに“虹”はどこまで映る?NHK「ハートをつなごう」ディレクターと話そう14●「じゃあ言いましょう」と名乗り出る流れに

会場からの声がじゃんじゃん続きます。冒頭で紹介した映像で遠藤まめた君が言っていたことへのレスポンスと、今後への提言が語られました。
14●「じゃあ言いましょう」と名乗り出る流れに
僕はこの意見を聴いていて、「・・・大人っていいなぁ」と思いました(←自分がまだ子どもだから。爆)。そして、「コミュニティ」ってこういう言葉が飛び交う関係性のことを言うんだろうなぁと思いました。
若者の尖り具合と、大人の柔らかさ。互いに長所を生かし合い、短所を補い合いながら交流したり協働する機会が、もっとたくさん作れるといいんですけどね。・・・ということに気付いた、今回のやりとりでした。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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LGBTの紙媒体★掲載チェック19●誰でも彼でもカミングアウトするアメリカ~週刊SPA!に日米の社会比較特集

「政治家もスターも一般人も、アメリカ人はカミングアウトが大好きだ。なにせ、この国には「全米カミングアウト・デー」なる記念日まであるという。なぜ、アメリカ人はこうもしゃべりまくるのか?在米ライターによるカミングアウト現地リポート!」
取材と文は柳田由紀子さん。最近では日本でも「カミングアウト」は、LGBTだけの用語ではなくなってきた感がありますが、この特集で触れられている「カミングアウト」も広義のもの。とはいえ、LGBTの権利獲得運動の歴史と切っても切り離せられないことにも丁寧に言及されていますし、日米を比較しての風土・社会分析が大胆になされていて面白い内容となっています。中見出しを列挙してみますね。
他に、日系人俳優でカリフォルニアで同性婚を挙行したジョージ・タケイさんやFtMトランスジェンダーで妊娠して「お母さんになったお父さん」として話題になったトーマス・ビューティさんについて触れているコラムもあります。●アメリカとはしゃべり続ける国家である
●歴史ある告白の祭典。全米カミングアウト・デーは大盛況
●アメリカ人にとって秘密を持ち続けることは居心地が悪い
●YouTubeを賑わせたカムアウト・ビデオ・コンテスト
●カミングアウトが米社会で社会的評価に繋がる理由
なお、記事の中で出てくる日米の比較は部分的には「極論過ぎる」という感もあります。日本人とアメリカ人という区分けを短絡的に強調しすぎている面がありますし「日本社会には、カミングアウトの土壌がない」と、キッパリと言い切っていたりもしますから。
しかし僕は概ね、この記事の主張には共感できる部分の方が多かったです。むしろ、とても示唆的で学ぶべきところの多い記事だと思いました。(★神経質な方には、耐えがたい記述も結構出てくるかとは思いますので御注意を。)
「スパ!」は火曜発売なのでもう店頭で手に入れるのは難しいかもしれませんが、図書館などでぜひチェックしてみてください。なおこの記事の内容については後日、さらに突っ込んで考えてみようと思っています。→FC2 同性愛 Blog Ranking