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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-12
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Ronとakaboshiの直撃トーク★既婚者ゲイに聞く!「同性婚する」ってどんな感じ?01●本当に同性で結婚した人がいるっ!



 いやぁ~楽しかったし勉強になったぁ。ほとんどボーっと聞くだけだった僕だけど(爆)。だってさぁ・・・「結婚」のことなんて今まで興味なかったし、全くと言っていいほど考えたことすら無かったもんだから。

 11月15日にパフスペースで開催した自主企画「Ronとakaboshiの直撃トーク001」の模様を映像で紹介します。(→イベントの概要・告知はこちらこちら。)米国籍のパートナーと8月にカリフォルニアで同性結婚を挙行した中村彰さんとRonさんが友人だったことから実現したこの企画。まずはRonさんによる、イベント開催に至る経過説明から。

01●本当に同性婚!
  

02●マリッジライセンス!?
  

 いろんな偶然が重なって、結婚が「条件的に出来る」とわかった中村さんとパートナーさん。「出来るうちにしてしまおう」と早めに挙行したことは正解だったわけですね。その後、カリフォルニアでは「同性婚の禁止をめぐる住民投票(Prop8)」が可決され、同性同士の結婚は再び非合法化したわけで。

 いろいろ事態は流動的ですが、とにかく今んところ「既婚者ゲイ」である中村さんの体験談を、次回以降も聴いてみましょう~。FC2 同性愛 Blog Ranking

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パフナイト110★テレビに“虹”はどこまで映る?NHK「ハートをつなごう」ディレクターと話そう13●ロールモデルをめぐる対話と考察



 前回の映像からの続きです。11月1日に放送されたNHK教育テレビ「ETVワイド・ともに生きる~LGBT」の中で、「ロールモデルが見えない」と学生が発言した場面が放送されたことをめぐって生まれた対話と考察です。

15●ロールモデルをめぐる対話と考察
  

 僕の意見としては・・・「何にロールモデルを見出すか」というのは人それぞれ、それこそ「多様」なものだろうと思うので、それは本来、送り手側が視聴者に押し付けてはいけない種類のものではないかと思います。したがって、こうした番組の制作者がことさら「視聴者にロールモデルを提示しなくては!」と必要以上に意気込むのは、逆に危険なのではないかと思います。

 なぜなら、そういう発想で制作されると「番組で肯定的に描かれるライフスタイル=良い同性愛者像」となり、結果的に「番組で描かれないライフスタイル=悪い同性愛者像」という新たなる区別や選別・序列を生み出す危険を孕んでいるからです。それってプロパガンダでしょ?。

 だからこそ、番組で描かれる人たちの生き方が模範的で『こうあるべき生き方』なのだという形で提示しないように、クールで突き放したスタンスで取材VTRを「相対化」することこそが大切になってくるのです。特にNHKというネームバリューのあるメディアの制作者には、放送の結果として常に付きまとう「権威主義」と「絶対化の弊害」とは戦い続ける必要があるのではないでしょうか。

 番組に「答え」なんか要りません。そして、視聴者もそれを求めてはいけないと思います。こうした表現行為によって「ヒント」は提示できたとしても、「ロールモデル」なんてものは本来、提示できるものではないのではないでしょうか。異性愛者向けに日々、マスメディアから流されている「ロールモデル」のほとんどは、スポンサーの商品を売るためだったり既存の「家族像」を強化させて体制を補完するためのものです。それと同じ発想で生み出されるモノを求める必要はないのではないかと、僕は考えます。

 メディアや他者に「ロールモデルの提示」を依存せず、自立できたらいいですね。そういう思考を育くむ思想を提示する表現の登場をこそ、僕は望みます。FC2 同性愛 Blog Ranking

レインボーマーチ札幌体験記018●北海道のLGBT事情



 パレードの行進が始まる前にも行われたのですが、「プライド集会」の場では改めてじっくりと、ブース出展団体の紹介が行われました。北海道地域でどんな人たちが頑張っているのかを知ることが出来る貴重な機会になっていると思います。

10●ブース出展者からメッセージ①
・・・アムネスティ・インターナショナルジャパン札幌、WAVE札幌、世界エイズデー、LGBTの子を持つ親の会、Qwe're、バディ 
  

11●ブース出展者からメッセージ②
・・・STUDIO STAG、ピアフレンズ、レインボークルー、NPO法人レッドリボン札幌
  

 続いてフロート紹介があったのですが、なんと今年は、近年の恒例になっている「女の子フロート」が無かったとのことで、実行委員メンバーの呼びかけでフラッグを持ち、グループとして歩いたことが紹介されました。今年の実行委員には女性が1人しかいなかったということもあり、開催に至るまでには本当にさまざまな苦労があったのだろうことが窺い知ることができました。

 どこのイベントの実行委員会にしてもそうですが、盤石で強固な組織などまだ日本にはなく、ボランティア・ベースでほんの少数の中心メンバーが、負担の大きい作業を集中的にこなすことでギリギリのラインで運営されているというのが実情です。「こうしてほしい」「ああしてほしい」と参加者側から要望を出すことも大事ではありますが、それと同時に大事なのは「では実現に向けて実際に、自分の身体と時間を費やしてボランティア活動に関わる人が居るのかどうか」なんですよね。

12●SMAフロート紹介、女の子フロート説明
  

 そして、アフターイベント等のインフォメーションもありました。ゲイ向け、レズビアン向け、ミックスのクラブイベントの他に「どっきどき!バスツアー」という実行委員会主催のゲイ向けイベントも行われ、それぞれ盛況だったようです。

13●アフターイベントのインフォメーション
  

 ちなみに僕はこのあと、Hearty Cafeで行われた「LGBTの子を持つ親の会」主催のカフェに行き、弱冠売れ残っていたおにぎりを食べました。札幌で親の会をなさっているお母様がカウンターの中で接客してくださっており、その熱い思いとパワフルな語り口に圧倒されるとともに、ちょっと気押されもしました(…だんだんスレて来てるもんで。爆)。

 でも、こうした活動を通して家族的な人と人とのつながりが築かれ、無理なく続いている様子を知ることができて嬉しかったです。考えてみると、LGBTの友人や家族が繋がり合っている団体って、まだ全国に数えられるくらいしか存在していないんですよね・・・。

 その後、カフェで久しぶりに会った友人に誘われ、初対面のビアンさんらと一緒に飲みに行き、「札幌の味」を堪能しながら北海道のLGBT事情をたくさん聞くことができました。なんでも、北海道地区のレズビアンにとってはクラブイベントは年に数回しかなく、パレードのアフターパーティーが物凄く貴重な機会になっているのだとか。札幌に数軒あるレズビアン・バーの経営はなかなか安定しにくいようで、入れ替わりが激しいのだそうです。

 北海道地域でなかなか「LGBTが集まりにくい」原因は、一年のうち半分くらいは厳しい寒さに見舞われて外出が制限されるし、そもそも札幌から離れた地域の人が札幌に出て行くには、時間もお金も必要であり、そう頻繁に出来ることでは無いそうです(北海道って広いもんねぇ)。

 そうした事情を説明されるにつけ、自分が都会暮らしでいかに「LGBTの仲間に会う」という面では恵まれているのかということに気付かされました。そして、思うように出会ったり交流したり出来ない人々は都会から離れれば離れるほど大変な思いを抱え込むだろうし、そういう人が北海道だけではなく全国にたくさん居るだろうことが、今までよりも現実味を持って想像できるようになりました。旅は、新たな出会いとリアリティーを与えてくれるんですね。FC2 同性愛 Blog Ranking

パフナイト109★テレビに“虹”はどこまで映る?NHK「ハートをつなごう」ディレクターと話そう12●「福祉番組」に限界はあるの?



 前回に引き続いてRonさんからの質問です。福祉番組としては、人権問題や社会問題に関して、どこまで描けるものなのか?

14●「福祉番組」に限界はあるの?
  

 Ronさんは、この日のパフナイトで質問をした感想を、こちらに書いています。→初めてパフナイトに参加した

 これまでのNHKの番組内で「達成されたこと」と「達成されていないこと」が、こうして送り手側と受け手側で分析し合って整理されるのはとても有意義なことだなぁ(というか、滅多にない貴重な機会だなぁ)と感じます。今村ディレクターが、福祉番組で踏み込めることに限界は「ない」と言ったときの、語気の強さが印象的でした。FC2 同性愛 Blog Ranking

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