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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-10
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パフナイト★90●10月18日は「セクシュアリティと政治'08」。尾辻かな子さん、北丸雄二さん、ミナ汰さん登場!

 いよいよ開催です。

 ニューヨーク在住ゲイ・ジャーナリストの北丸雄二さんが来日中という報を聞き、思い立ったので企画しました。 題して「セクシュアリティと政治'08」。 昨年の3月、一連の選挙3連続が始まる直前に石坂わたるさんたちが企画した「セクシュアリティと政治」の続編です。

 出来れば同じメンバーは揃えたかったのですが、なにせ急だったので石坂さんの予定が合わなかったのが残念ではありますが、あれから1年半の間に起こったいろんな出来事を今の視点から振り返り、今後を展望できる機会に出来ればと思っています。ぜひ、ぜひぜひ!お越しください。

以下、告知文です。 ↓

10月のパフナイトは緊急開催!
そろそろ選挙が行われそうな秋だから・・・ってわけでもないけれど、
たまには「政治の話」したっていいんじゃない!?というわけで

『セクシュアリティと政治'08』の開催決定!

昨年の3月、「怒涛の選挙3連続」の直前に開催され、
YouTubeで見ることのできる『セクシュアリティと政治』
http://jp.youtube.com/view_play_list?p=83B92ABAC6FCC62B

その後、いろんなことがありましたねぇ。そこで今回は…
昨年の尾辻かな子さんの「国政チャレンジ」を本人が振り返ったり、
今年になって手探りで始まった「セクマイに関するロビイング活動」で
ジワジワと出始めた成果を「共生ネット」のミナ汰さんが語ったり、
「同性婚」をめぐる話題がホットなアメリカの政治状況を
ニューヨーク在住ゲイ・ジャーナリスト北丸雄二さんが話します。

いまだ政治の世界では「居ないことに」され気味な
日本のセクシュアル・マイノリティ。
いいかげん「居ること」になるためには、どうすりゃいいの?
焦らずのんびり考えていきましょうってことで、
ぜひあなたも参加して、多角的な視野からの討論を、一緒にしませんか?

★出演者(50音順)
尾辻かな子
…前大阪府議会議員。2003年大阪府議に当時最年少で当選。2005年に東京レズビアン&ゲイパレードで現職政治家として同性愛者であることをカミングアウト。2007年7月に民主党公認で参議院選挙全国比例に立候補。2008年、絵本『タンタンタンゴはパパふたり』を翻訳。著書『カミングアウト〜自分らしさをみつける旅』(2005年)。パフナイトには4回目の登場。

北丸雄二
…作家/ジャーナリスト。毎日新聞記者、中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長を経て現在はフリーランスとしてニューヨークで著述活動。訳書『フロント・ランナー』(1990年)ほか多数。2007年〜08年上演『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、2009年2月に新宿FACEで上演される『ALTAR BOYZ』日本版の翻訳を担当。ゲイ雑誌『バディ』に「北丸雄二のWORLD INDEX」連載中。

ミナ汰
…2008年に発足した「“共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」(共生ネット)代表。パフスクール「国に意見する方法」の受講生を中心に結成された同団体で現在、LGBIT関連政策のロビイング活動を展開中。原美奈子名義での訳書『レズビアンの歴史』(1996年)『生きる勇気と癒す力』(2007年)ほか多数。

★司会
翔子
…パフナイトスタッフ。青森セクシュアルマイノリティ協会「にじいろ偏平足」と「共生ネット」のメンバーとして、セクシュアルマイノリティの「都会と地方の格差問題」に取り組んでいる。

竜超
…パフナイトスタッフ。自力復刊薔薇族副編集長。ゲイ雑誌『バディ』に「竜超のショーアップ昭和!! 」連載中。2008年9月発売DVDマガジン『Bマガジン02』に監督作「竜超の文化特捜学院」収録。

パフナイト『セクシュアリティと政治'08』
日時:10月18日(土) 18:30開場/19:00開演
会費:1000円 ※予約は不要です。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
地図はこちら。
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)

★パフスペースではセクシュアル・マイノリティ関連での使用にはレンタル料を1000円引きする「セクマイ割引」を行っています。ぜひご活用下さい!
レンタル使用料金表
パフスクールカレンダーで空き状況をチェック!

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かながわレインボーセンターSHIP・Presenceキャンペーン05●あなたはどう教えますか?「同性愛・多様なセクシュアリティと教育」04●問題点/課題



 連載してきましたこのシリーズは今回で最終回。砂川秀樹さんは大学等に呼ばれて単発で「セクシュアル・マイノリティ」に関する講義を行う機会などがあるようですが、その際に「伝える」という意味で達成できているのかどうか、問題点や課題を感じることが多いそうです。今回はその話が中心になります。10分以上ある映像ですが、聞き応えありますよ~。

砂川秀樹さん講演04●問題点/課題
  

 砂川さんが「問題点/課題」として挙げていた項目は、大事だと思うので書き出しておきます。

問題点/課題
●「知識」的な内容に終始しがち。
●女/男の二項対立的組み合わせとして提示する傾向を持ってしまう。
●セクシュアルマイノリティが明確に区分でき、名づけ可能な存在として理解させてしまう可能性がある。
●差別や抑圧を強調することによって、「暗い」人生や生活をイメージさせてしまうことも。
●自分とはまったく異なる存在と感じさせることがある。

 たとえば年間を通して授業の回数を重ねられたとしたら、こうした課題は解決できるのでしょう。一筋縄では説明できない「セクシュアル・マイノリティ」の多様性。本当は「世間そのものの多様性」なのだという風に、当事者意識を誰もが持つようになることが目標なのでしょうが、その達成のためには様々な試行錯誤が必要なんですね。

 砂川さんは専門分野の「文化人類学」方面からのアプローチで、こうしたことを折にふれ語り続けているのですが、各々が自分の得意分野を生かし、さまざまな方法で語ること「そのもの」が、すごく豊かなことだなぁと感じます。僕は最近、他の方々は一体どんな風に「セクシュアル・マイノリティ」について語っているのか。その「語りの方法」の多様性を知りたくってしょうがありません。あちこち出かけて行って学ぼうと思います。(←マニアかよ。←どう考えてもマニアじゃん。爆)

★砂川秀樹さんの講演「同性愛・多様なセクシュアリティと教育」は、8月2日(土)に、かながわ県民センターにて開催された「かながわレインボーセンターSHIP」のPresenceキャンペーンの一環として行われました。関係者のみなさま。撮影させていただき、ありがとうございました。

記事INDEX
01●SHIP活動説明~情報がいちばん伝えにくい層に届けるために
02●砂川秀樹さん講演01●導入は「知識チェック」から
03●砂川秀樹さん講演02●多様な性の組み合わせ
04●砂川秀樹さん講演03●誤解が根強いのはなぜ?
05●砂川秀樹さん講演04●問題点/課題
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