akaboshiコラム001●声を嗄らして何を売る、目を血走らせて何を買う。

ちょうど秋冬モデルの発売される時期でもあり、各メーカーがこぞって新機能・ニューデザインのパソコンを売り出している。売り子の声もかまびすしい華やかな店頭から少し離れた片隅で、ひっそりと「旧モデル」が値下げされた状態で叩き売りされているのに気が付いた。
数日前までは最新機種として華々しく売場を賑わしていた商品が、一夜にして「旧モデル」として在庫一掃処分される。しかもパソコンは「春」「夏」「秋冬」と年に3回も、大々的なモデルチェンジが行われるのだ。なんと熾烈な競争、なんと急激な世代交代の繰り返し。

僕が所有しているパソコンは、8年前に買ったデスクトップと4年前に買ったノート型。映像を扱う関係上、「最高機種」に近い性能のものを購入することにこだわってきた。しかし、今回は予算の都合もあって、そのこだわりを捨てた。「時代遅れ」の中級機種を、いつもの3分の1程の予算で購入してみたのだ。

思えば先代のパソコンを買った4年前は、まだ「YouTube」のような動画投稿サイトは存在していなかったに等しかった。当時はまさか、ここまでインターネットと映像が親和性を持つようになり、市井の人々が気軽に自作映像をネット公開する時代が来るとは「本気では想定されていない」状態で、パソコンが販売されていた。
したがって先代までのパソコンではネット動画を長時間見ているとCPUが激しく発熱し、終いには「ウィーン」と音を立ててエラーを起こしたり、ブラウザがいきなり閉じてせっかく進めていた作業が一瞬で消えてしまうこともあって、ストレスを感じることが日常化していた。

その進化の速度に驚くとともに、だからこそ「少しでも高いレベルのものを買わせよう」と、あの手この手で攻め来る広告戦略とモデルチェンジ合戦には、巻き込まれないような選択眼と強い意志を持たなければと思う。

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大切な人を傷つけてしまったかもしれない

→FC2 同性愛Blog Ranking腹が立った勢いで
剥き出しの思いを爆発させ
真綿にくるまず言ってしまった
その人の
根幹に関わる部分を
侮辱することを
心の奥深くを
斬りつけられたであろうその人は
しかし
そんな僕を柔らかく包み込んだ
かなわない
柔らかさには
どんな刃物もかなわない