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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-09
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かながわレインボーセンターSHIP・Presenceキャンペーン03●あなたはどう教えますか?「同性愛・多様なセクシュアリティと教育」02●多様な性の組み合わせ



 講演や授業でセクシュアル・マイノリティーについて語るとき。まず最初に○×式の設問を投げかけるという砂川秀樹さんですが、その後、性的指向や性自認などの用語を使って、「多様な性の組み合わせ」をどう説明するのでしょう。

砂川秀樹さん講演02●多様な性の組み合わせ
  

 ただ単に、人には「身体の性」と「心の性」に、人それぞれのグラデーションがあって、「誰を好きになるか」においても、さまざまなバリエーションがあるのだという事を説明されるだけでも。「あぁ、そうか。」と、周りの人を見渡してみて納得することは出来るのではないでしょうかね。だからこういうことを知る機会は、「他者のことを理解する」という意味で、コミュニケーション・スキルの向上にも繋がりますから、多くの人にとって「有益」であるように思います。

 実は僕も、こうした捉え方があることを知ったのは今から2年前。2006年に国際基督教大学で行われた「尾辻かな子講演会」の場でした。つまり、ごく最近まで知らなかったのです。知ったことによって世の中の見方が新たに拓けて来るような気がしましたし、複雑なものを「複雑なままで」理解することの面白さを知りました。

 でも日本の現状では、あのような場に「自分から求めて」足を運ばない限り、また、自分から求めて本やネットから情報を得ようとしない限り、多くの人々は知らないままで過ごすことになります。そういう意味で「性の多様性」についての基礎知識が義務教育に含まれることの必要性を、僕は感じます。知った後、その知識を生かすのか、それとも忘れるのかはあくまでも受け手の自由。(教育とはそういうもの。)でも「知る機会」すら無い現状は、とても残念です。

 また、こうした情報に触れる機会が無いのは、若者だけではなく「大人たち」もそうです。「大人たち」にどう伝えていくのかも、まだまだ大きな課題なのではないかと思います。記事INDEX
01●SHIP活動説明~情報がいちばん伝えにくい層に届けるために
02●砂川秀樹さん講演01●導入は「知識チェック」から
03●砂川秀樹さん講演02●多様な性の組み合わせ
04●砂川秀樹さん講演03●誤解が根強いのはなぜ?
05●砂川秀樹さん講演04●問題点/課題
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