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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-08
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トランスって?10●京都トランスジェンダー映画祭10●最近うれしいことがあって・・・



 10回にわたって連載してきた第1回京都トランスジェンダー映画祭の『男子であること』上映後トーク。ひびのまことさん遠藤まめたくんによる対話は今回が最終回なのですが、最後になってまめたくんが目を輝かせながら「最近うれしいことがあって・・・」と語り出しました。

11●最近うれしいことがあって・・・
  

 友人が、その子なりに考えた挙句、最終的には「自分なりのリアリティー」を大切にして、呼び名を選択してくれたことに喜びを感じる。・・・これって、すごく実感のこもった嘘のない話だなぁと思いました。「まめたって呼んでくれなきゃイヤだ!」という風に相手に押し付けないところが、すごく「まめたらしいなぁ」と感じたし。だからこそ今、いろんな場面で付き合ってて面白い存在なんだよなぁと、改めて感じたトークでした。自分のリアリティーを何よりも大事にしながら日々を過ごしているからこそ、相手のことも尊重できる。そんなことを感じました。

 実は僕、このトークを撮影するために5月31日、東京から日帰りで京都に出かけたんですよ(爆)。それほど強烈に「なにかに呼ばれている」感じがしたんですよねぇ・・・。行ってみたら本当にその通りで、すごくたくさん心に栄養と刺激をくれる映画祭でした。

 昨年から今年にかけて。自分が関わってきた活動で感じつつも、置き去りにしてきた色んな思い。それを整理するきっかけにもなったし。周囲に流されず、自分の感じる「違和」をこそ大切にし、そこから逃げずにこだわって考え続けることの面白さと大切さに、改めて気付かされた日となりました。おかげで最近、自分がこれから「何を大切にして行くべきか」も、どんどん見えて来ています。FC2同性愛 Blog Ranking


★第1回京都トランスジェンダー映画祭「男子であること」上映後トーク
01●「わからないこと」「揺らぐこと」を面白がりながら繋がろう。
02●レズビアンなのかトランスなのか、はっきりしろ!?
03●本当の意味での「ミックスの場」とは。
04●「ラスト・フレンズ」はレズビアンでもいいじゃない。
05●いわゆる「女」じゃない→「ブッチ」?「トランス」?
06●「性別なんて関係ない」なんて言いつつ、バリバリこだわってたりして。
07●恋愛の場の「女役割」を引き受けるのが非常に苦手で・・・。
08●「女であること」を無邪気に遊ぶことは出来るかもしれないけど、「男であること」を無邪気に遊ぶことのハードさよ。
09●トランスジェンダー」という看板を掲げて行う集まりの「弊害」
10●最近うれしいことがあって・・・
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭15●レインボー・リール・コンペティション グランプリと特別賞発表



 第17回東京レズビアン&ゲイ映画祭の最終日である7月21日(月)。前回紹介したレインボー・リール・コンペティションの上映後、観客による投票が行われました。

 そして休憩と観客の入れ替えを挟み、クロージング作品『カミングアウト・ウエディング』の上映前に「グランプリ」の発表が行われました。司会は、ドラァグ・クイーンのマーガレットさんと、レイチェル・ダ・ムールさん。映画祭ディレクターの宮沢英樹さんも登場し、今年の入場者数の発表なども行われました。

レインボー・リール・コンペティション03●ディレクターからのあいさつ
  

 なお、この時に発表された入場者数は暫定数であり、その後、正式には「8230人」であることが発表されています。宮沢さんの挨拶からも、今年の映画祭が「もっと大きくしよう」という拡大路線を取っていたことがわかりますね。結果としては充分にあらわれていたので達成感からでしょうか、表情も晴れ晴れしています。ボランティア・ベースで行われていて、しかも少人数であるにも関わらず、これほどの成果を出せたのは本当に凄いことだと思います。改めて、実行委員会の皆さん、おめでとうございました。

 そして、いよいよグランプリの発表が行われました。さあ、観客からの得票数が最も多かったのは?

レインボー・リール・コンペティション04●グランプリ発表
  

 「レインボー・リール・コンペティション」では、かつては映画監督や著名人を招いての審査が行われていたようですが、現在では「観客による投票」が慣例化しているようです。ただその場合、①出演者・スタッフ数が多いほど観客を動員しやすく有利になる。②東京近辺在住者の方が観客を動員しやすく有利になる・・・という側面があると思います。

 そうした弊害をフォローするためでしょうか。今年から「特別賞」が設けられ、プロの目による審査も行われました。今年は、同日上映された「シェルター/shelter」の監督であるジョナ・マーコウィッツさんが、その任にあたりました。

レインボー・リール・コンペティション05●特別賞発表
  

 これはあくまでも僕の個人的な意見ですが、「特別賞」の結果には納得です。「わたしが沈黙するとき」には確かに、映像というものの本来持つ多義性や、豊かさを感じることが出来ました。

 さて。いよいよクロージング作品『カミングアウト・ウエディング』の上映という時に、スペシャルゲストが客席から登場します!

●最終プログラム上映前にゲスト登場
  

 とても華のあるクロージングですね。次回は上映後のトークの模様を御紹介します。FC2同性愛 Blog Ranking

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