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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-08
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ハプニングはパフォーマンスの友~イトー・ターリさんのパフォーマンス中に地震!



 上の写真、8月22日(金)に行われたイトー・ターリさんのパフォーマンス終了後の、パフスペースの床の状態です・・・なんか、これだけ見たら怖いですねぇ~(爆)。

 今回のパフォーマンスは「ひとつの応答~金順徳さんと沖縄の友人へ~」 と題して行われました。(→公演案内はこちら参照。

 従軍慰安婦の方のイラストを映像に映したりしながら、ゴムの服を着て乳房やお腹を膨らませて破裂させたり、玉ねぎの皮をひたすら剥いて、空っぽだったり。前半部分は昨年9月に見たものと同じだったのですが、中盤から大きな釘を床にばら撒いたり、女性の下着を床に置き、米兵によって陵辱された沖縄の女性たちの事件を羅列した紙テープで留めて行ったり。かなりストレートで攻撃性のある表現に変化していたので驚きました。

 しかし僕がもっと驚いたのは、パフォーマンス中に起きた地震!!。ちょうどターリさんが玉ねぎを剥きながらのけぞって床に倒れる表現を繰り返しているときに、ゆっさゆっさと揺れ始めたではありませんか!・・・あまりにもタイミングが良かったので一瞬、「なんて凝った演出だろう」と感心してしまったりして(爆)。でも、本当にグッドタイミングで・・・良かった、うん。

 そういえば前回、僕が観たターリさんのパフォーマンスは、ワークショップの修了発表会だったということもあって観客が数名しかいなかったのですが、今回は35名は居たし終了後に行われたトークでも好評だったようで、とりあえずは成功だったと言えるでしょう。でも、「こういうテーマでやります」と宣言して行うと、それに興味を持っている人々ばかりが集まるので「反応がいい」のは当たり前のこととも言えます。

 ターリさんがトークで「これは野外でやってみたいのよ」と言っていたのですが、それこそが表現者としては当然の欲求でしょう。不特定多数の色んな人が行き交う中で、「アート」だからと畏まってお行儀良く見る人だけではない雑多な環境の中でやってみたら、このパフォーマンスはどう受け止められるのでしょう。そして、どう変化するのでしょう。ぜひ果敢に、新たな刺激を求めてチャレンジして欲しいです。パフォーマンスは、ハプニングをも表現に取り入れられる「自由さ」が最大の魅力なわけですから。FC2 同性愛Blog Ranking
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