パフナイト★81●熱々☆Rainbow Arts 05●イトー・ターリさんがゾクゾクッとしたのは?

今年、はじめてRainbow Artsに参加するというイトー・ターリさん(パフォーマンス・アーティスト)。以前、『カミングアウト・レターズ』のトークショーでは母親との関係について話を聞きましたが、レズビアンであることに気付いた時のことや、表現者としての歩みについて、じっくりと話を聞いたのは(僕にとって)初めてだったので新鮮でした。
07●イトー・ターリさんがゾクゾクッとしたのは?
司会の翔子さんも映像の中で言っていますが、ターリさんの長いキャリアにおいて「表現者」であることと「レズビアンであること」が結びついたのは、だいぶ経ってからのことだというのが意外でした。でも、彼女が現在、表現し続けているパフォーマンスを見ると、やはりそこが不可分のものとして結びついているからこそ「強度」と「深み」が感じられるのではないかと、僕は思います。
自身のパーソナルな事柄を、閉ざすのではなく「アート」で開いて行く。 そこで生まれる他者との共感や反発を刺激にして、「生きる糧」に変えて行く。それをまさしく実践中のターリさんの生き方は、後に続く表現者達にきっと刺激を与え続けるでしょう。8月22日(土)にパフスペースで行われるパフォーマンス公演「ひとつの応答」 、そして23日(土)13時からRainbow Arts2008のクロージングで行われるパフォーマンス。また何を感じることになるのか本当に楽しみです。→FC2同性愛 Blog Ranking

『Rainbow Arts Exhibition 2008』
日時:2008年8月17日(日)~8月23日(土)
10:00~20:00(17日は16:00オープン、23日は17:00クローズ)
会場:全労済ホール スペース・ゼロ
※17日…16:00~19:30 オープニングパーティー(軽食あり)
23日…13:00~17:00 クロージングパーティー(軽食あり。13時より出展者によるパフォーミング・アートを上演予定)
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共生ネットでロビイング05●10年、20年というスパンで考えて。

動き出したばかりの共生ネット。半年間の活動を、はじめて公開イベントで報告したわけですが、発表の最後に代表のミナ汰さんが「今後の活動方針」を語りました。
10●10年、20年というスパンで考えて。
省庁というのは(国が続く限り)永遠に続くものだから、一度かかわりはじめた問題については、ずっと関わる必要がある・・・なるほど。
共生ネットでは今後もし人数が増えてきたら、各分野ごとにチーム分けをしたりして、組織としては、あくまでも「目的重視」で柔軟であり続けようという方針のようです。国会の議員訪問によるアピール、青少年ネット規制法案の動向監視、地方自治体の議員への働きかけの他にも、国会議員との「世界のセクマイ事情」勉強会、文科省・厚労省・法務省との意見交換会など、活動は多岐に渡ってきています。今後も「国の意思決定機関」に対して、どう効率よく働きかけられるのかの模索は続きそうです。
★少しでも興味があったり、ご自身の得意分野・関心分野が生かせそうだったりする方は、ぜひメーリングリストに登録して活動の情報を事前に収集し、出来る範囲で共生ネットの活動に参加してみてください。新たなネットワーク作りにもなりますし、年齢もセクシュアリティーも様々な人たちと出会えますよ。

あと不思議なのが、共生ネットのメンバーと居ると「自分がゲイである」ということすら忘れてしまうくらいに「自分」として居られます(←意味わかります?)。ことさら主張しなくても、ゲイもレズビアンもトランスもバイも、ノンケさんも「いろいろ居て当たり前」という雰囲気が、ごく自然に、すでにそこにあるからなんだと思うんです。こういう集団って・・・正直、なかなか無いですよ(爆)。→FC2 同性愛Blog Ranking