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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-08
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共生ネットでロビイング01●カミングアウト、どうせするなら国会で!01●セクマイ流 社会参加の試み



 7月27日(日)。横浜市のアートフォーラムあざみ野会議室で、“共生社会をつくる” セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク(通称「共生ネット」)の、初めての対外イベントが開催されました。

 ん?共生ネット?・・・と、まだその名を聞き慣れない方々も多いかと思われます。「共生ネット」は、今年の2月から活動を始めたばかりの、セクシュアル・マイノリティに関する「ロビイング活動」を実際に行っていくことを、活動の柱とする団体です。まずは、会が発足するまでの経緯を、代表のミナ汰さんが語っている映像から御覧ください。

01●発足の経緯
  

 早稲田のパフスペースで今年初めに開催されたパフスクール「国に意見する方法」の受講生有志が中心となって結成したわけですね。
→パフスクールブログより「国に意見する方法」終了!」2008/01/27(日)

 講師の遠藤智子さんに促され、スクールの終了後も活動は継続。 「共生ネット」としてのメーリングリストを立ち上げて賛同者を募集し、この半年の間に実際に永田町に足を運んで議員訪問を行ったり、勉強会に参加したりと活動は活発化。徐々に成果も見えはじめ、永続的な組織として活動を続ける「ビジョン」が見え始めたということで、今回のイベントが行われたのでした。

02●「どうせするなら国会」って?
  

03●政策を決める方々に「知ってもらう」ために
  

04●事務局メンバー自己紹介
  

 このイベントは「Weフォーラム2008inあざみ野~こんな生きかた、あってもいいなぁ」という、『くらしと教育をつなぐWe』の読者が集うフォーラムに参加する形で行われました。

 会場のアートフォーラムあざみ野では、午前10:00~12:30までは「分科会A」という形で5つの会が同時開催されたのですが、そのうちの一つとしての参加です。

 ちなみに同時間帯に開催されていたのは、
①障がいのある人もない人も一緒に楽しむアフリカンダンス
②デートDVについて考える
③親と子の絵本の選び方・たのしみ方
④元気の出る家庭科・・・でした。

 つまり、この並びで⑤カミングアウト、どうせするなら国会で!は開催されたというわけで・・・この混ざり具合、いい感じ(笑)。

 こうした「一般の公共施設」で開かれた形で開催した効果は、ちゃんとありました。たまたま当日、会場で知ってふらっと覗いてみたという人も数名、訪れていたからです。しかも「セクマイ」ってなんなのか、よくわからずに話を聴いたという人も居て、「新たな世界を知りました・・・」とか「今日、初めて当事者を見ました」とか感想を述べる人も居たりして。

 パフスペースのような居心地のいい場所で開催するのもいいけれど、こうして勇気を出して「世間」に出て行くことで、想定外の新たな出会いも生まれるんですね。なにより、自分たちにとっても新鮮です。そのことが確認できた、なかなか有意義なイベントだったように思います。

★「共生ネット」にご興味をお持ちの方は、まずメーリングリストに登録なさってみてはいかがでしょう。会の趣旨に賛同なさる方ならば、どなたでも登録できます。

<会の目的> 
 セクシュアル・マイノリティ全般 に対する社会の理解を促進し、当事者とその家族・友人が安心して生きられる共生社会の実現をめざす。

<活動の柱>  
 当面は国の 「共生社会」政策 にセクシュアル・マイノリティの視点を加えること、特に、人生のスタート地点にいる青少年のケア政策 については、一刻も早く具体的な取組みを進めるよう、議員や省庁などへのロビー活動を通じて国に要望 、政策提言 していく。

<ネットワークの性格>  
 課題ごとに全国各地の 多様なグループとゆるやかに連携し、国への働きかけの際にも、特定の政党に偏ることなく超党派のアプローチを取る。

 僕も7月から会の活動に参加しています。人間対人間として。政策作りに関わっている議員さんや省庁の人たちと「知り合って」行く活動。地道だけれど、着実な一歩一歩を進むことが出来るような気がします。

 イベントの映像は、次回以降に続けて紹介しますのでお楽しみに!FC2 同性愛Blog Ranking
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