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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-08
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭11●「誓いのKiss?/Kiss the Bride」出演者・監督TALK(前半)

 主演俳優2人によるサービスショット!4つ目の映像に出てきますよ。



 2006年頃までは、たとえば三池崇監督『46億年の恋』における松田龍平と安藤政信や、韓国映画『王の男」におけるイ・ジュンギなど、作品の中で明らかに「男性が男性に惹かれる場面」を演じているにも関わらず、PRの記者会見では「自分はゲイではない」とわざわざ強調したり「あの場面は同性愛表現ではない」と言ったりしていました。パターンとしては、「母性愛」だとか「人間愛」だとかいうふうに言い換えるんですね。…同じシチュエーションの異性愛に対して、そんな言い換えをするかっつ~の(爆)。

 こういう俳優さんは、その情報を受け取る側にたくさんの「同性/両性愛者」がいるんだという想像力を持てていないんだなぁと感じて、僕はとたんに「俳優としての態度」に疑問を持ちます。結果的に、自分が苦労して演じた役柄の精神にとって「大事な部分」を否定してしまっていることに気付かないなんて、プロとして怠慢ですよ。

 ところが最近では、先日の第17回東京レズビアン&ゲイ映画祭における『後悔なんてしない』のイ・ヨンフンさんや、『誓いのKiss』の主演俳優2人のように、オープンな公の場であるにも関わらず、性的マイノリティの当事者向けのリップサービスを、ちゃんとしてくれる機会を見ることが多くなってきました。(「ブロークバック・マウンテン」のヒース・レジャーもそうでしたね。)

 こういうのを観られたとき。ちゃんとした役柄解釈をした上で演じたんだろうなぁという意味で、「俳優」という職業人としての態度を尊敬します。そんな素敵な場面が含まれた7月20日のトークショーの前半部分を御紹介します。

01●どんでん返しがおもしろい。
  

 お~っと。忘れちゃならない「作品紹介」をここで挿入。 

 『誓いのKiss? / Kiss the Bride』
 元カレから結婚式の招待状。祝福できないアナタは必見!

 サンフランシスコでゲイ雑誌の編集者をしているマットには、実は忘れられない人がいる。高校時代の元カレ、ライアンだ。そのライアンから結婚式の招待状が! どうして女と結婚なんて!? いてもたってもいられずマットはライアンを「結婚という恐るべき罠」から救い出そうと故郷に向かう。まずはライアンの婚約者アレックスに近づき、なんとか結婚を破談にしようと画策するが…。新婦・アレックス役を演じているのは何と『ビバリーヒルズ青春白書』のトリ・スペリング!監督は、2006年の当映画祭でも大好評だった『ラターデイズ』の C・ジェイ・コックス!(以上、作品説明は映画祭公式サイトより引用)

02●脱げ脱げと、いっぱい書いてあったので。
  

・・・たしかに。マット役のジェイムス・オシェアさんのマッチョな裸が「これでもか」というくらい、たっぷりと堪能できる映画ではありましたよ。(「演出上、必要だった。」とのことですが・・・監督権限ってスゴイんですねぇ。爆)

03●『ビバリーヒルズ青春白書』のトリ・スペリングを起用した理由
  

04●おふたりは、スクリーンの外でも・・・?
  

 ウィットに富んだジョークがたくさん散りばめられた楽しいトークは、次回にも続きます。

☆『誓いのKiss』監督のみのトークショーは、7月12日に新宿バルト9でも開催されています。併せて御覧ください。FC2 同性愛Blog Ranking
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