第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭と、今年はどう付き合おうか。

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今年は青山スパイラルホールだけではなく、新宿バルト9でも上映があるとのことで、日程的に分散させれば全作品制覇もしやすいスケジュールになっているようですね(爆)。このイベントも東京プライドパレードと同じく、実行委員の方達はボランティアで自分の自由時間を犠牲にしながら準備に奔走しています。そのおかげで、滅多に見れない世界中のセクマイ関連映画が見られるわけで。感謝です。
さて東京の映画祭といえば、僕は3年前に初めて見に行ったのですが、当時はまだ「コミュニティー」に出入りなんてまったくしていなかったし、知り合いも居ませんでした。このブログを書き始めてはいたのですが、こういう記事を書いていた頃です。今とは路線が違いすぎます(笑)。当時は尾辻かな子さんの存在すら知らなかったですし、ゲイとかレズビアンとかバイとかトランスの人達にあまり会ったことがなかったので、偏見も、まだ自分の中にバリバリにありました(笑)。でも、いつか接点を持ちたいと思っていたのでしょう。青山スパイラルホールに初めて観に行った日のソワソワした感覚を、未だに鮮明に憶えています。「セクマイ当事者がたくさん存在している空間」に行ったのは、もしかしてあれが最初だったのかもしれません。
このブログに書き記してきた映画祭関連の記事を、年を追って発掘してみたら、そんな自分の心境や行動の変遷が、おもしろいくらいに鮮明に浮かび上がりました。もし興味がありましたら、見てみてください。
2005年
・・・一人でなんとなく観に行く。「同性愛者」を外から観察する視点で記事を書いてます。
●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に行ってみた。
●ロビー・ボルドウィン「ワンダフル・デイ」●MOVIEレビュー
●グレッグ・アラキ「ミステリアス・スキン」●MOVIEレビュー
●ジョン・グレイソン/ジャック・ルイス「プロテウス」●MOVIEレビュー
2006年
・・・パスポートを買って全作品制覇。
●第15回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の魅力
●第15回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の魅力・・・02
●第15回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の魅力・・・03
2007年
・・・上映作品 「No Border~世界のLGBTからのメッセージ」の撮影・編集を担当。しかし尾辻かな子さんの参議院選挙直前であり、会場周辺で演説をしている尾辻さんの撮影に没頭していたら・・・その作品の上映に遅刻してしまうという始末(爆)。当時は臨戦態勢の渦中だったので、リアルタイムでのブログの記録は1つだけです。(しかも、かなり「やっつけ」で書いてます。笑)
●ユルユルの中のフワフワ ~「No Border」と「デンジャラス・リビング」を観て。
・・・当日、映画祭の会場周辺で行っていたこと。
●尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ008●雨の中。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・東京ウィメンズプラザ前での演説
●尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ009●色とりどりの傘の中。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・青山通りでの演説
●尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ010●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・青山スパイラルホール前での演説
・・・なんとバラエティーに富んだ3年間でしょう(爆)。そんでもって実は今年、2006年に撮影してからずっとあたためていた映像を2月~3月にかけて編集し、長編作品として応募したのですが、選から漏れてしまいました。そりゃ~悔しくないといえば嘘になりますが、まだ作品として成熟させる余地があると思うので撮影を続行するつもりです。納得の行く形で完成させたら、いつか何処かで上映を実現させたいです。僕の人生にとって、大切な一つの過程の記録ですから。
今年の映画祭はきっとまた、パスポートを買って通いまくることでしょう。ブログに書く時間的余裕も・・・あるかな?→FC2 同性愛Blog Ranking
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パフナイト★75●竹内佐千子さんとのハレンチ・トーク終了!性は明るく語るのがいいね、やっぱり。

部屋を暗くしてスクリーンに映し出されているものは・・・なにを隠そうセックス・トーイです。「どうやって使うの?これ。」「あ、あそこがこうなるんじゃないかな~」ってな会話が繰り広げられている最中です。

司会は、初司会となった翔子さんと、自力復刊薔薇族や「Badi」の連載でお馴染みゲイ・ライターの竜超さん。ゲストには、竹内さんの担当編集者のノンケさん(女性)も加わり、ビアン、ゲイ、ノンケという立場の違いを楽しみながら行われました。客席の9割は女性だったでしょうか。竹内さんのファンが、たくさん詰め掛けてくださったようです。
最新刊 『午後のハレンチティータイム~男を知らないサチコ&百戦錬磨マイの最強エロトーク』
休憩を挟んで2時間以上。たっぷり行われたトークの最後には、会場から集めた質問に竹内さんが答え、サイン会も開催。竹内さんは、いろんな意味でサバサバとした姉御肌の性格と、繊細で鋭い感性の両面を併せ持った、魅力的な人物だと感じました。今後も、彼女の人生の歩みと密着した形で次々と発表されるだろうコミック漫画の展開が、とても楽しみです。
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