尾辻かな子さんWe're OK!112●野々上愛さんとトークin高槻04●レズビアンだと気付いたタイミング

トランスジェンダーなど「性別違和」を感じる人は、物心付いた頃から「違和」を感じ始めるという話をよく聞きますが・・・同性/両性愛者の場合、自分が「そうなのではないか」と感じるのは「生まれつき」というわけではありません。
いつ「自分はそうなんだ」と意識するのか。人によって様々だとは思いますが、尾辻さんが答えた一言に野々上愛さんは不意を衝かれたようで、大きなリアクションを取っていました。僕は尾辻さんの答えよりも、むしろ野々上さんの驚き方に驚きました(爆)。
04●レズビアンだと気付いたタイミング
同性(両性)愛者の多くは同性を好きになった時に初めて、「自分が同性(両性)愛者なんだ」と気付きます。異性愛が当然とされる世の中において、同性(両性)愛者はそこで自分が(世間で言うところの)「当然」の存在では無いことに気付き、自己の存在とはなんなのか、根底から見つめ直して構築し直すのです。
お互いに知らなかったこととか誤解とかを、笑い合える関係っていいですね。こんな風にやわらかい対話を通して偏見を解いたり、理解を深めたりして行くことこそ、これからの時代、必要になってくるのではないでしょうかね。肩肘張らずに、他者を信頼してリラックスして。→FC2 同性愛Blog Ranking
スポンサーサイト
トランスって?05●京都トランスジェンダー映画祭05●いわゆる「女」じゃない→「ブッチ」?「トランス」?

前回に続いて「レズビアンが減るのではないか」関連の話題です。
05●「女」じゃない→「ブッチ」?「トランス」?
「性同一性障害」「トランスジェンダー」の認知が進むにつれ、「レズビアン」の男性ジェンダー寄りの人、「ゲイ」の女性ジェンダー寄りの人が「トランス」だと自己認知するケースが増えました。この現象を「レズビアンが減る!」「ゲイが減る!」と捉えるのではなく、当事者たちにとって、より「しっくりと来やすい選択肢が増えた」のだと捉えて歓迎すべきなのではないかと思います。
心の性や身体の性は、その境目が「グラデーション」であることから人の数だけ種類があるのだとも言えます。「自分をどう名づけるのか」の選択肢は本来、多くあっていいのではないかと思います。→FC2 同性愛Blog Ranking