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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-06
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トランスって?04●京都トランスジェンダー映画祭04●「ラスト・フレンズ」はレズビアンでもいいじゃない。



 NHK『ハートをつなごう』の「性同一性障害」シリーズが既に5回放送されていることにも象徴されているように、21世紀になってからの日本のセクシュアル・マイノリティーの社会的な可視化は「性同一性障害(トランスジェンダー)」から先に進んだ感があります。まだ様々な制約はありますが戸籍上の性別変更が可能になるなど、法律でもその「存在」が示されています。

 思春期に性別違和を感じたり、同性/両性に恋したとき。そんな自分のことを「同性/両性愛者」と認識するのか、あるいは「性同一性障害(トランスジェンダー)」と認識するのかは、世間に流布している情報の量にも左右されるのではないか!?・・・ということは、現状では「トランス」だと感じる人が多くなっているのではないか?

 ・・・今回はそんな話。

04●「ラスト・フレンズ」はレズビアンでもいいじゃない。
  

 ひびのさんの話に出てくる「ダイク」とは「男っぽい見かけのレズビアン」を指します(「ブッチ」と言ったりもします。)実際、レズビアンの集まるコミュニティーでは、性別違和を感じた若者が「トランス」だと自己認識する可能性が増えると「レズビアンが減るのではないか」という話が、よく出たりしています。

 厳密には区別できない「性のグラデーション」。言葉によってアイデンティティーを規定することって、実はとても難しいことであり、暴力的なことでもあるんだということを感じます。大切なのは、そこで「アイデンティティーを規定」することを、自己にも他者にも必要以上に強制しない社会であることなのではないかと思います。FC2 同性愛Blog Ranking
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続・第16回エイズキャンドルパレードin京都を見てきました。(参加してないのにインタビュー撮りばかり。笑)



 前回に続いて5月17日の京都で撮影した映像をご紹介。

 PLHNET(プラネット)のはんきーさんに続いては、大阪でHIV陽性者のピアサポートを行っているブリッジおおさかの「ゆうさん」に、お話を伺いました。これらのインタビューは例によって、BASE KOBEの繁内幸治さんが、僕が現地に着くなり紹介してくださったから実現できたのですが・・・互いに初対面なのにも関わらず、いきなりカメラを通して会話しているという、ある意味モノスゴイ状況の記録にもなりました(笑)

第16回エイズキャンドルパレードin京都「ともに生きよう」
●ゆうさんインタビュー (ブリッジおおさか)
  

■ブリッジおおさかとは?公式ホームページより)

 「ブリッジおおさかとは2007年9月に大阪をベースに活動を始めた、HIV陽性者によるHIV陽性者のための非営利の相互支援グループです。性別、セクシュアリティー、国籍、居住地域に関係なくHIV陽性者がより良い毎日が送れるように目指して活動が開始されました。プログラムの参加者が受身的な参加者ではなく、参加してくる人たちもまた支援者であるという事がブリッジおおさかの基本的な考え方です。同じHIV陽性者でも個々に抱えている立場があり、それに伴う様々な事情や問題を抱えています。その違いに目を向けながら、既存の諸団体、医療機関と手を取り合いながら各々の『架け橋』になれればと考えています。」

 それにつけても、話を聞くほどに今年の第16回エイズキャンドルパレードの時間に間に合わなかったのが惜しまれます。涼しげな初夏の京都の夜風に吹かれながら、キャンドルを持ってゆっくりとパレードする情緒。沿道には多くのレッドリボンが掲げられていたそうですし、16回を数えたパレードの歴史の厚みなどを、多くの人々と共有できたでしょう。いつかまた、今度は隊列に参加しに行きたいと思ってます。

 映像にはあまり映ってないかもしれませんが、参加者たちはパレード終了後に交流し合ったり、明るく和気藹々とした雰囲気が現場にはありました。このパレードの存在を知っているけれど、まだ参加したことのない方がいましたら、毎年5月の第3土曜日に開催されていますので、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょう。FC2 同性愛Blog Ranking

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