やっぱ愛ダホ!16●IDAHO KOBE●街頭へ・・・心が折れそう。

5月17日は、1990年にWHOの「精神疾患のリスト」から「同性愛」がやっと外された日。それを記念して「国際・反同性愛嫌悪の日」とされているわけですが、日本では2年前から街頭アクションが開始され、昨年からは「性の多様性にYES!」というメッセージを発する機会になっています。今年は全国5ヵ所で街頭アクションが行われたわけですが、僕は神戸での「レインボートライアスロン」の全てに参加(というか撮影)するという、ある意味「暴挙」をやってしまいました!(・・・疲れたけど爽快!爆)。
昨年から今年にかけて神戸に通うのはこれで5度目。1回目は昨年1月のケンゾヲさんインタビュー。2回目は5月の神戸LGBTIQプライドマーチ。3回目は7月の尾辻かな子さんの選挙戦取材。そして4回目は今年2月の勉強会とバレンタインパーティー。なんだかんだと、ここへ来るたびにいろ~んな種類の感情を味わい、濃厚で忘れられない記憶ばかりが脳裏に刻まれています。「第二の故郷」とでも呼びたくなるような親しみを感じ始めていたりもします。
五月晴れで汗ばむ陽気の三宮の駅前には、愛ダホKOBEの呼びかけ人であり、「神戸コミュニティーの活動」を運営し続けてきた功労者・ケンゾヲさんが、タクシーで拡声器や配布グッズなどの重たい荷物を運び込みます。(いつも本当に御苦労さまです。)定刻の時点で10人ほど集まった参加者は地域も年齢層も幅広く、さらにメディア取材も入る中、アクションが開始されました。
愛ダホKOBE 01●街頭へ
神戸のアクションは、これまた神戸で活動しているLGBTの家族と友人をつなぐ会との共同主催。尾辻孝子さんをはじめとしたお母様方が参加し、それだけで場の雰囲気が温かく感じられます。こういった活動の参加者は、とかく「若者ばかり」に偏りがちであり、どうしても力いっぱい先鋭的なイメージを発信してしまったりするのですが・・・年齢層が幅広いため、自然とやわらかみのあるアピールが出来るのは神戸ならではの特色でしょう。こうした光景が早く全国でも展開される日が来ることを願ってやみません。ホント、あの「お母さん」たちが居るだけで、どれだけ心強く感じられることか。
協力団体の代表としてBASE KOBEの繁内幸治さんも参加。そしてこの日は14時から、すぐ近くのジュンク堂書店で「カミングアウト・レターズへの思い」というトークイベントが開催されるということで、編者のRYOJIさんも東京から参加し、時間いっぱいまで署名集めに加わっていました。
愛ダホKOBE 02●心が折れそう。
教育現場の先生たちに「学校に性的少数者の生徒がいること」 「いじめに苦しんでいるかもしれないこと」をもっと意識してもらうための署名活動。4時間にわたって行われた署名に、果たしてどれだけの人が賛同してくれたのでしょう。そして、通行人に「無視されて心が折れそう」と言っていたRYOJIさんは、果たしてその後、署名を獲得することが出来たのでしょうか?・・・次回へ続く!→FC2 同性愛Blog Ranking
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