尾辻かな子さんWe're OK!103●大阪・枚方市での講演会「人間の性の多様性を認め合う社会に」<前>

2月11日(祝)。大阪の枚方市で、サークル Cielarko(チェールアルコ) の主催による講演会が開かれ、講師として尾辻かな子さんが招かれ、会場には定員いっぱいの参加者が訪れて賑わいました。この講演会はメセナ枚方・ウィルが枚方市からの委託を受けて行っている「男女共同参画社会を目指す市民企画講座」に応募した7グループの中から「斬新な企画」ということで2つの企画が選ばれたうちの一つとして、開催されました。
今回は主催者の挨拶、サークルの顧問である Jeffry T. Hesterさん(関西外国語大学教授)の挨拶、そして尾辻かな子さんの講演のダイジェスト版を御覧ください。
01●主催者(サークルCielarko)あいさつ~Jeffry T. Hesterさんあいさつ(前)
02●Jeffry T. Hesterさんあいさつ(後)
03●尾辻かな子さん講演ダイジェスト01
04●尾辻かな子さん講演ダイジェスト02
05●尾辻かな子さん講演03
サークルCielarko(チェールアルコ)にとっては初めての企画ということで、準備の時間からスタッフの方たちが「必死そのもの」の表情で動き回っていた姿が初々しくて印象的でした。
次回は、後半の模様を紹介します。ノンケの方、ゲイの方がスピーチを行い、参加者同士のディスカッションなどが行われ、観客は講演を聴くだけではなく「自らも参加する」意識を自然に持つことが出来たイベントとして、その方法には学ぶべきところがたくさんありましたよ。→FC2 同性愛Blog Ranking
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たかがテレビ043●NHK教育で化粧談義~化粧をしない女の子VS女子大生モデル

●番組情報
NHK教育「一期一会 キミにききたい!」
12日(土)22:25~放送
テーマ「化粧をしない女の子の話@女子大生モデルの生き方」
(再放送(火)24:45~)
どんな番組なのかと思ってNHKのサイト見てみたら番組のコンセプトは、こんなんでした~。
・・・「現実には知り合うことのあり得ない」っていうコンセプトに「性同一性障害」の人を持ってきたのかよオイ!と突っ込みたくなる感じもしますが、もちろんそうではないですよね~NHKさん。きっと「女子大生モデル」と「会社員の女性」という組み合わせが「現実には知り合うことのあり得ない」ものとして、引き合わせられるんですよね~(←そうだとしたら「有り得ない」というのには無理があるけど。爆)一生に一度の出会い、「一期一会」。この番組では、現実には知り合うことのあり得ない“対極”の若者2人 の出会いを追いかけていきます。
さてこの番組、結果的に「化粧賛美」の方向に向かうのか、それとも「化粧をしない女の子がいてもいいよね」という方向に向かうのかが僕としてはと~っても気になります。ふだん会社でもよく思うんですよ、同僚の女性が毎日ばっちり化粧をキメて来ている姿を見るにつけ「毎日大変じゃないの?」って。けっこう時間も手間もお金もかかるだろうに。それが好きでやってる人ももちろんいるだろうけど、本音では「なんでこんなことしなくちゃならないんだろう、女性の身体をしているばっかりに」と不満に思っている人も少なからずいるだろうから。
現にパフスペースに出入りしている人々って、けっこうスッピンの人が多かったりもしますしね(笑)。世の中に押し付けられる「女性」から解放されて自由に振る舞っている人の存在を知ると、逆に気になるようになりました。「女性」を身に纏うことを日常にしている人たちの本音が。
それにしても「化粧をしない女性」の対談相手がMtFトランスの、しかも「モデル」をしている椿姫彩菜さんだということで、ある意味番組の方向性は決定付けられてしまっているような気がしますが(笑)、まぁNHKに先鋭的な表現を求めてもしょうがありませんから気軽な気持ちで見てみます。果たして「あぁ、やっぱりNHKだなぁ」と思うことになるのか、それとも「おっ!やるじゃんNHK」と思うことになるのか。判定はいずれに!?→FC2同性愛 Blog Ranking