YOUTH TALK 性的マイノリティと教育10●地方にこそ!重要なんです教育問題

なんとこの日。会場にはこのイベントのために青森から上京して来たという方もいらっしゃいました。「地方」にいるほど切実に感じるという教育現場の問題を自身の体験を交えて語り、福島瑞穂さんがそれに応えました。
12●地方にこそ!重要なんです教育問題
都会と比べて「地方」の共同体では人間関係が濃密で狭くなりがちな分、上下関係だとか保守的な風土が強い場合の軋轢は強いようですね。
福島さんの応えのポイント
●各地の「女性センター」や「男女共同参画条例」との連携を深めること。(性的マイノリティーの差別撤廃に関する文言を入れてもらう)
●ジェンダーの問題にセンシティブな人は、性的マイノリティの問題についてもセンシティブな場合が多い傾向にある→仲間はいっぱいいる。
●地方にいるとマスメディアやインターネットの効力が大きい。→マスメディアにどう取り上げてもらうかを模索。インターネットを使って、いい情報を届けることで救われる人がいる。
●媒体を限らずいろんな手を使ってみる。
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中村中の歌世界017●一青窈さんと歌番組で共演!「受け入れて」のエピソードに注目

デビューしてからしばらくの間は、歌番組での言動や雑誌での発言が時に不安定で尖っていたりして、ハラハラさせられるところがまた魅力でした。彼女は2枚目のシングルである『友達の詩』を発売するにあたって「性同一性障害」であることが大々的に周知されるに至ったわけですが、その時期の彼女の精神の揺れには、とても心配させられました。たぶん辛かったと思いますよ、いろいろと「大人の事情」に振り回されたでしょうし。
その当時は『友達の詩』
さてそんな中村中さんが今夜23:30~日本テレビ系で放送されるMusic Loversに出演します。メインゲストは、最近「友人の性同一性障害カミングアウト」から生まれた新曲『受け入れて』を歌っている一青窈さんということなので、この組み合わせというだけで「何かが起こりそう」な気がしてワクワクするんですけど!(←別に起こんなくてもいいんだけど。笑)。
●YouTubeより~一青 窈 ☆受け入れて☆

一青窈さんはこの詩を、「違いを受け入れられていると感じられない人」の立場になって、感情同化して書いたのでしょうね。でもこういう「自分はまだ足りない。もっと自分が『自分になったら』受け入れて欲しい」と思う気持ちって、誰の心にも少なからずあるものだし、人生の過程において何度も味わった感情なのではないかと思います。
「人と違うから阻害されている」と感じる人の痛みや苦しみを想像することって、他人に完全には出来るものではないけれど、誰もが自分の心の中を覗いてみることで、ある程度は出来るものなのではないかと感じさせられる歌です。→FC2同性愛 Blog Ranking