YOUTH TALK 性的マイノリティと教育06●福島瑞穂さん~やれることから楽しくやって行きましょう

石坂わたるさんに続いては、社民党党首の福島瑞穂さんの登場です。国会の会期中にも関わらずのトーク出席。ホットでリアルタイムな問題を提出してくださいました。「今」がどういう社会状況にあるのか。シビアに認識することから始めましょう。
07●福島みずほさん01●「多様な家族バッシング」に抗するには
08●福島みずほさん02●DV被害者がバッシングを受ける凄まじい時代
次から次へと「えっ・・・!!」と驚くような事実が福島さんの口から繰り出されましたが、「やれることから楽しくやっていきましょう」という言葉をやわらかく発することが出来るところに、さすがキャリアを感じさせますね。
★福島さんは2007年の東京プライドパレードでのスピーチで「日本でPACS法、外国のように同性婚、パートナーシップの法律も、ぜひ作ろうではありませんか」と語っています。また、昨年度のYouthTalk「これからのパートナーシップ」の場では、自身の人生を賭けて追求している問題についてたくさん語っていますので、未見の方はお時間がある時にぜひ見てみてください。→FC2 同性愛Blog Ranking
スポンサーサイト
パフナイト★64●カミングアウト・レターズ03●カミングアウト=必ずしも「オープンになること」とは違う

「カミングアウト」という言葉には、どこか急進的で敷居が高く、強靭な精神を持った特別な人が行う「特別なこと」という印象が漠然とあるような気がします。しかしこの本を読んでいると、そういった印象が次第にやわらいでくる思いがしました。それにはちゃんと理由がありました。
04●カミングアウト=必ずしも「オープンになること」とは違う

限られた人にしかカミングアウトをしていない僕にとって、この本の発する「やわらかさ」は、とても「すんなりと」心に入ってくるものでした。
「○○しましょう」「○○しなければなりません」と声高に言われたり、上から見下ろすかのような物言いで何かを強制されているように感じると、素直ではない僕はつい「ちょっと待てよ」と感覚的に引いてしまいます。つまり、そういうメッセージの発し方は、時には逆効果にもなるものなのです。その辺のバランスを編者たちはわかっていて、とても自覚的に繊細に「やわらかさ」をクリエイトした本なのだということが、トークの言葉の端々から伝わって来ました。学ぶべきところがとても多いです。→FC2 同性愛Blog Ranking