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一青窈さんの新曲「受け入れて」は、友人の性同一性障害カミングアウトから生まれた曲



 これは遠藤まめた君のブログに書いてあったので知った情報なのですが、1月30日に発売される一青窈(ひととよう)さんの新曲『受け入れて』は、友人から性同一性障害をカミングアウトされたことがきっかけとなって生まれた曲なんだそうです。

 ジャケット写真に注目!可愛らしい熊の人形が写っているのですが、よ~く見てみると半身が男性で、半身が女性であることを表現しているかのように見えます。または人種・国籍の違いとか・・・異質なものが同居している佇まいを感じさせます。また、こちらのサイトではインタビューが掲載されているのですが、制作までの経緯を詳しく語っていますよ。

「あの…この曲、実は性同一性障害のことがきっかけになって作ったんですよ。この1年で、すごく仲の良い友達3人からカミングアウトされたんですよ。たぶん私がこの歳になって、受け入れる何かが(笑)…いろんなものを見聞きして、視野が広くなったって思ってもらえたのかもしれない」

 うん。なんかわかる。僕も、もし一青窈さんが友人だったら言えてると思う。重くもなく軽くもなく、淡々と真っ直ぐに受け取ってもらえそうな気がする。そんな雰囲気を醸し出している人のような気がします(←あくまでもパブリック・イメージで語っているのですけどね。笑)上記のサイトのインタビューでは更に突っ込んで、カミングアウトされた時の詳しい状況まで語っていますね。 

「最初は男の子に“初めて付き合ったのは男の子なんだ”って告白されたんです。普通に女の子と付き合ってる人でもあったんですけど。で、この人の元カノ…もともとは男である人と出会う機会があって、そこで彼女は、私の親友に受け入れられたことが女として生きる自信になってるって言って、ボロボロ涙を流したんですよ。その時に私は“ああ、受け入れられることでこの人はそんなにも強く生きていけるんだ”っていうのを間の当たりに見たんです。その時に思ったのは、まず親友に対しては、なんて愛の深くて広い人なんだろうっていうことと、その涙を流した子みたいに素直に生きていくのがいいなあということでした。そのあとにも、ほかの人もカミングアウトしてくれて。ひとりはオナベで、身体は女なんだけど、医学的に中身は男であるという人。あとは、昔からの友達なんだけど、自分は男の子が好きなのか女の子が好きなのか、分かんない子。でも親には言えないんですって。“そんなふうに育てたわけじゃなかったのに”とか言われたら困るって。」

 これって一青窈さんがいかに周囲の性的マイノリティー当事者たちから「言いやすそうな人」だと思われているのかが、わかるエピソードですね(笑)。すごいなぁ。誇っていいことですよコレ。人間的に信頼を持てない人とか、柔らかい思考の持ち主ではなさそうな人に対しては、当事者は絶対にカミングアウトなんて出来ないし。その辺、けっこうシビアに選択してますからね~、普段の何気ない発言や態度から「この人、言える人かな?言ってはいけない人かな?」って、無意識のうちに。

 一青窈さんは新曲を引っ提げて、しばらくの間テレビや雑誌、ラジオなどにたくさん出演するみたいです。新曲が生まれるまでのエピソードについても語る機会が多いことでしょうから注目です!これって、いわば「カミングアウトをされた側」の感覚を聞くことの出来る、いい機会なのかもしれませんよ。FC2 同性愛Blog Ranking


■TV出演予定
1/25(金)20:00~ テレビ朝日系列「MUSIC STATION」
2/1(金)24:40~25:10 NHK総合 「MUSIC JAPAN」
2/2(土)6:00~8:30 フジテレビ系列「めざましどようび」
■ラジオ出演予定
1/26(土)11:00~13:00 文化放送「吉井歌奈子 ミュージックトリップ」

一青窈『受け入れて』
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